10年前の9月
俺には忘れられない事がある。
今月で10年が経つんやな・・・
今月の5日が10年目の命日だったって事で、
当時から仲の良かった
鍋島君と共に、彼の自宅を訪問してきました。
彼が亡くなった翌月に生まれた男の子は、もう小学校4年生になった。
野球が大好きだった彼のDNAを受け継いだのか、
少年野球部で一生懸命に汗流して頑張っている姿・・・
見たかっただろうな。
彼が自宅で一番大切にしていた自宅のガレージ
そこに置かれてある棚、スナップオンのツールボックスやOIL缶
愛機のZ1、愛車だった日産のZ(Z31)が、
当時のまんまの配列で置かれている。
その様子は、まるで時間が止まっているかのよう。
Z1を見ると、共に走ったあの峠道・あの海岸線を思い出す。
ガレージのパーツ庫を見れば、微香なオイルの臭いが蘇る。
カチッカチッと自慢のsnap onツールの音が微かに蘇る。
奥の丸いテーブルに、折れかけた脚のチェアーに腰掛け、
奥様の手作りバーガーと珈琲を片手に、良くバイク談義したなぁ。
たま~にアンプ繋いでエレキギター弾いたり・・・・
そういえば、俺の当時の愛機ZEPHYRも、ココで良く弄ってたっけ。
Z(Z31)を見ると、当時良く走りにいったあの道を思い出す。
大雨が降ると、必ずと言って良い程「雨漏り」のするTバールーフ
俺が助手席に座るたびに、お前ぁ「携帯バケツ持参やで(笑)」って言ってたな~
んで、雨降るたびにGパンがビショビショになってな・・
そんな記憶ばかりが蘇る。
そんな「思い出」や「夢」の詰ったガレージは、
10年の歳月が経った今も、ご家族の方がキレイな状態で保存しているそうだ。
Z1のエンジンを掛けるためだけに免許を取り、
Zに息を吹きかけるだめだけに、AT限定解除に挑戦したり・・・
家族みんなが、彼の「宝箱」を維持し続けている様を見ていると、
なんだか胸が痛くなる。
飲酒運転な輩によって無残にも絶たされた生命
新聞・TV等多くのメディアにも公表され、一時期は話題にもなり
罰則強化も相まって、当時よりは減っただろう「飲酒運転」ですが、
未だ尚撲滅出来ていないのが現状・・・
秋の交通安全週間が始まる今、
このような被害者を増やさない為にも、もっと取締り強化に従事して欲しい。
と願います。
Posted at 2010/09/20 12:18:51 | |
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