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HVもPHVも見た目は同じプリウスだが、その中身は大きく異なる。
PHVのJC08モード燃費61.0km/Lをどう理解すればいいのか、考えてみた。
トヨタ プリウス
G(CVT_1.8)
6点
トヨタ プリウスPHV
G(CVT_1.8)
6点
基本的にPHVは、ノーマルプリウスに外部から充電が可能になり、約20kmのEV走行が可能になっただけです。複合燃費61.0kmはほとんどフィクションですので無視した方がよいでしょう。それで価格差は88万円です。PHVはCEV補助金が45万円出ますが、ノーマルプリも今ならエコカー補助金が10万円出ますので、補助金込みの価格差は53万円になります。PHVにはさらに充電設備の工事費が加わりますし、6年保有義務もあり途中で手放したら違約金が発生します。経済的には、燃料費の差額で初期費用をペイするのはまず不可能でしょう。ただ、そういうことを言い出したら、ハイブリッドとガソリン車にも同様のことが言えるので不毛な議論だと思います。重要なのは、一般ユーザーから見て、プリウスPHVの価格320万円をどういう風に感じるかではないでしょうか?私は、初代プリウスを215万円や3代目プリウスを205万円で販売した時のようなトヨタの気概みたいなものがPHVの価格には感じられません。非常に残念な価格設定だと思います。PHVも所詮大衆エコカーですから、割高感があってはまず売れないでしょう。売れ行きがイマイチなのはユーザーも高いと感じているからではないでしょうか?PHVをプリウスという形で販売するなら、価格は250万円前後が絶対条件だと思います。
因みに、私は30型前期からPHVに乗りかえですが、どちらに乗っても、燃費では優秀ですが少なからず不満もあります。従って、どちらも6点です。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
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プリウスPHV | 日記
Posted at
2012/06/21 18:06:18