CUSCO touring A  

最初にお断りしておきますが、私は色んなクルマを乗り継ぎ、今の仕事の上でもさまざまなクルマに触れる機会があり、運転を生業としておりますが、クルマのメカニズムに対しては素人です
よって、以下の文章はあくまで素人の「感覚」に基づいた「感想」ですので、実際の機構、機能の実態とは違うことを書いていることもあろうかと思います
そのあたりをお含み頂いた上でお読み下さい

【総評】
結論から先に言うと、このショックアブソーバの交換だけでは、S4(A型カヤバ脚)の硬い乗り心地を劇的に改善するには至らず

純正カヤバショックと比べると、段差等での突き上げの角は丸く、脚はよく動く印象
減衰を最弱にすると純正よりも減衰は弱いと思われ、バネがいつまでも跳ねて不快なので、乗り心地を追求するにしても前30～35、後35～38くらいがいいかと
(減衰は40段調整で1が一番硬く40が一番柔らかい)
逆に一番硬くしてもそれなりに動く感じで、決してガチガチにはならない
純正に比べて動き始めがスムーズで減衰力が滑らかに立ち上がる感じ

この値段でこれだけちゃんと動いて、減衰も調整できるなら、ショック単体としては評価していいと思う


結局、S4のあのガツンガツンした乗り心地は、やはり硬いバネが動いてくれないのが一番の原因のような気がします
飛ばせばちゃんとしなる脚なので、ようするに高負荷に焦点を合わせ過ぎてるのかと
まあトルク40キロ、300馬力のクルマだからこれで当たり前なのかもしれませんが、私の普段使いにはやはり不快なので、次はバネを変更してみることにします


【満足している点】
しっかりした作りでコストパフォーマンス高い

【不満な点】
e-con2がないと減衰調整が面倒
その値段と工賃まで入れると、いいお値段
耐久性は未知数



※値段はe-con2と全ての取り付け工賃も含む