先週の金曜日、新車を引取りに地元千葉に帰省した時の話し…。
公立高校の入試試験結果発表を、明日2/19(木)に控えた息子が、モジモジしながら私に言って曰く…。
息子:「こないだ、もしも志望校に合格したら…、何でも好きな物を買ってやる!って言ったよね?まだあの約束は有効だよね??ちゃんと覚えてる!?」
なにっ!?(@_@)??
イキナリそんな事を言われて、やや狼狽えてしまったのだが、誰がそんな気前の良い事を言ったのよ?(゜o゜)
私に向かって少し言い辛そうに、そして真顔で話している所をみると、多分私が言ったと言う事なのだろう…。
正月に帰省した時に、酒に酔ってそんな事を言ってしまったんだろーか?
やっちまったなぁ…。(@_@)
「男たる者、一度口に出した事をひっくり返す様なみっともない真似は絶対にするな!」
と、常々息子に言っている手前、自身に記憶が無いにしても、シラバックレる事は出来まい(-_-;)
こうなったら、一応聞くだけは聞いてやらないと(←聞くだけかよ!?)、父親としての威厳が保てまい(笑)
私:「何が欲しいんだ?自家用ジェットか?それともクルーザーか?」
口では大きく出たものの、新車の支払いもママならぬ私には、そんな余裕がある訳がない!
無い袖は振れないんである。
どうにか、息子を納得させた上でこの無茶な約束を何とか回避する手立てを考えねば!
かと言って、息子が公立高校に合格せず滑り止めで受けた私立高校に行く事になれば、この先3年間の長きにわたり、私の小遣いは間違いなく減額される事は目に見えているのである(-_-;)
「合格したらスマホが欲しい。iPhoneがいいな!未だにガラケーを使っているのは、クラスで俺くらいのもんだよ。」
何だとぉ!スマホが欲しいだぁ??(ー_ー;)
笑わせるな!
iPhoneを“イホネ”って読んだの誰だっけなぁ(爆)
生意気な事を言いやがる!
中学生の分際で、ガラケーを持たせて貰っているだけで感謝しなさいっての!
俺が中学・高校の時には、そんなもんには全く興味無かったぞ!(←そんなもん無いんだから当たり前(笑))
俺の時代には、好きな女の子にはたっぷりと時間を掛けて“自筆”で手紙を書いたもんだ!
電話だって家の電話からその子の家に、恐る恐る電話を掛けて、相手のお父さんが出ちゃったりしたらそのまま切っちゃったりして…。(笑)
お母さんが出たら、礼儀正しく「○○と申しますが、○○さんいらっしゃいますか?」って、ごく普通の友達って振りしてな・・・。
懐かしいねぇ~。
良い時代だったなぁ・・・。
あの娘今頃何してるのかな?
「ねぇ、聞いてる?」
息子の野太い声で、甘酸っぱいノスタルジックな世界から呼び戻された。
「聞いてるよバーロ!(-_-メ)」
酒に酔ってデカい事言っちゃったよなぁ、スマホの端末だけでも数万円の出費だし、
端末だけ買い与えるだけって訳にも行かず、通話料金はもとよりパケット代なんかも出してやるとなると、俺の小遣い減額はどうしても避けられないよなぁ…。
ま、公立に受かってくれさえすれば、月謝の差額で何とかなるか?
合格したらしたで、制服やら鞄やら、靴やら、ジャージやら・・・・・。
あぁ、もう考えるのやめよう。
私:「分かった分かった、公立に受かったらiPhone買ってやる。合格したらだからな!落ちたら何もないぞ!」
息子:「おぅ!分かってるよ!落ちたらガラケーのままで我慢するよ!」
(゜o゜)あっ!
良い事思いついた!(^m^)ムフ
私:「受かったらスマホ買ってやるけどさ、落ちたらどうすんの?」
息子:「だから、スマホは諦めるってば!」
私:「いやいや、そう言う意味じゃない。受かったら俺がお前にスマホを買ってやる。で、落ちたら何にも買わない。
ここまで良いか?」
息子:「うん、いいよ」
私:「落ちたら、お前は俺に何を買ってくれるの??」
息子:「・・・・・。」
私:「ドライブレコーダーがいいな!(^O^)v」
息子:「何言ってんのか分かんねーよ!(-_-;)」
私:「何で分かんねーんだよ!?
受かったら俺がお前にスマホを買う!
落ちたらお前が俺にドラレコを買う!
これが対等な取引ってもんだろ!?(^O^)v」
息子:「アンタそれでも親か!?人でなしぃ!子供か!?٩(๑`^´๑)۶」
むはははは〜!
息子よ!人生っちゃ厳しいものなのだよ!
息子:「もういいよ!爺ちゃんと婆ちゃんに頼むから!( `д´) ケッ!」
明日(2/19)午前10時。
息子の進路と私の小遣いのゆくえが決まる…。