432Zとスカイライン2000GT-R

432Zとスカイライン2000GT-R と聞いて、
ピンと来る人は多いですよね、共通点は
そのエンジンS20、

66年に日産がプリンスを吸収合併してから2年後の68年8月、3代目スカイライン（C10系）は“ニッサン”の名を冠して登場した。しかし、サーフィンラインと呼ばれるボディサイドのストリークや、強いエッジのついたウエストラインなど、その彫刻的なデザインは旧プリンス色の濃いものだった、69年2月には直6DOHC24バルブというセミレーシングユニットを搭載、後にツーリングカーレースの王座に君臨するGT-Rの登場である。後にGT-Rはハードトップのみとなる。
合併当初はその存続さえ危ぶまれたスカイラインだったが、“スカＧ伝説”と「愛のスカイライン」というコピーを掲げたプロモーションの成果によって、ブルーバードを凌ぐほどの人気車種に成長した。

種　類 ：ガソリン　4サイクル
冷却方式 ：水冷
シリンダー配置 ：直列
気筒数 ：6
バルブ形式 ：DOHC
排気量(cc) ：1989
最高出力(PS/rpm) ：160／7000
最大トルク(kgm/rpm) ：18.0／5600
燃料供給装置 ：キャブレター
キャブレター数 ：3

フェアレディZ　432

国産スポーツカーのパイオニアとして知られる先代フェアレディ（SP310／SR311）に代わり、69年11月にデビューしたモデル。フレーム付きの古典的なオープンスポーツから、ロングノーズ、ショートデッキのクローズドボディにレーシングプロトタイプR380のそれをデチューンしたスカイラインGT-Rと共通のS20搭載のZ432の3車種。ちなみに432とは、1気筒あたり4バルブ、ソレックス・キャブレター3基、ツインカム（カムシャフトが2本）というエンジンのスペックを象徴し名付けられた。また、FRPパネルなどでボディを軽量化したレーシングベース車両のZ432Rも、少数が市販された。

種　類 ：ガソリン　4サイクル
冷却方式 ：水冷
シリンダー配置 ：直列
気筒数 ：6
バルブ形式 ：DOHC
排気量(cc) ：1989
最高出力(PS/rpm) ：160／7000
最大トルク(kgm/rpm) ：18.0／5600
燃料供給装置 ：キャブレター
キャブレター数 ：3
ですが、何故かｽｶｲﾗｲﾝでは出なかった、謎の？振動が起きたらしいですね、ZとS20の相性は悪かったなんて話も有りますね、オイルパンの位置もｽｶｲﾗｲﾝとZじゃ違うんですよねぇ、ストレーナーの延長とか、少し改造が必要でポッンとエンジンが載る訳じゃなかったんですよね、L型もですが。
そこで、Zじゃ早々に対米輸出専用だった2400ccエンジン（L24）を積む240Zが登場、トップモデルの240Z-GはFRP製のノーズピースとオーバーフェンダー、アクリルのライトカバーを装着し独自のスタイルをもっていた。だが、オイルショックによるアンチ高性能車ムードにあって、73年中にはZ432と240Zが消滅しちゃたんですよね。

ｽｶｲﾗｲﾝとZ、何だか日産のスポーツカーの裏と表の関係って感じもしますね。