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安藤二七美の"ホンダ Z" [ホンダ Z]

整備手帳

作業日:2018年12月7日

ホンダPA1型Zも今日からエッジRS

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
京都から(また今回も)北陸まわりで東京に着いたら、オイル交換です。
===
縦置きミッドシップ4WDという、それだけ聞いたらどんなグループBモンスターかと驚く、変態レイアウト。
そのおかげで、オイル交換する時の最大の難関は、荷物の全おろし。
まだ1枚目の画像ですが、ここまで来れば、オイル交換は終わったも同然です。
===
あ。
後部座席を取り付けるのは、車検の時だけ。
普段は、取り外したままです。
「2人乗りかよ」「不便でしょ」「使えない」とか、とにかく2人乗りは散々な言われようだけど、利点もあるのよ。
(余計なヤツを乗せなくて済む)
2
ホンダPA1型Zの場合、オイルが減っていくのはお約束。
注意すべきは、レベルゲージの上限の○印と、下限の○印ととの間の、許容範囲が狭いこと。
「めんどくさいから今日はパス」とか思ってると、下限を下回ってしまう。
でも、さすがに慣れてきて、エンジン音が変わってくると「そろそろ減ってきたな」と判断できるようになってきました。
===
【1】3000km毎に交換しましょう
【2】近所しか乗らない人は油温が十分に上がらない冬の間にエンジンから発生した良くない物質がオイルの中に溜まっていくので、春になったら交換しましょう
【3】いつもと同じ乗り方で、いつもと同じ油温で、いつもより油圧が下がってきたら、オイルが劣化して粘度が下がってきたということ。つまり、オイル交換のサインです。
【Z】上記のどれよりも先に、レベルゲージの下限まで減ってるかもよ
3
東北の被災地での撮影と、ハイタッチDrive略してハイドラのダム巡り用に買ったのが、2014年12月。
もうすぐというか、今月で丸4年になるんだけど、考えてみたら今まで1回も、自分でオイル交換したことなかったわ。
===
中古で買ってきた時点で、オイルがどんどん減っていく仔だったから、延々とつぎ足しつぎ足しだったし。
お約束の「Oリング」だけかと思っていたら、(東京に帰る途中の東北道で)蒸気機関車みたいに大量の白煙を吹いてエンジンブロー。
エンジンを修理していただいて以来、オイル交換はその修理屋さんか、あるいは(東北の被災地での撮影スタート前夜の)福島県いわき市のオートバックスか、(撮影ゴールした夜の)青森県八戸市のオートバックスか、だったし。
そんなわけで……
考えてみれば、オイルを抜くためのドレーンボルトの場所も、ボルトの頭のサイズも、取扱説明書に書いてあるオイルの量さえも知らないのでした。
(自慢することじゃない)
===
それにしても、予想以上にまっ黒だなぁ。
4
オイル交換の時のオイルエレメント(オイルフィルター)については、人それぞれ、いろいろな流儀というか、こだわりというか、誰を師匠に選ぶかでもだいぶ違ってくるみたい。
古いオイルがたっぷり、オイルエレメントの中に残ってるわけで……
私は、オイル交換する時は「必ず」同時に交換しています。
(短期間で次々と交換していく代わりに、500円以下とか400円とかの、とても安いものを使ってる)
5
ドレーンからの「最後の1滴」、そしてオイルエレメントの取り付け部からの「最後の1滴」も待ってる間に、お勉強。
===
ふむふむ。
この仔、3リットルも入るのか……
(知らなかった)
===
でも、エンジンブローする前の、オイルがどんどん減っていってた時期は、1リットル以上「つぎ足し」たこともあった、気がする。
やっぱり「つぎ足し」というレベルじゃなかったんだなぁ。
(ホンダPA1型Zに限らず、ホンダ車にも限らないけど、オイルの警告灯が光った時点で手遅れなことが多いよね)
(何回か、オイルの警告灯が光ってからつぎ足してました)
→ エンジンブロー
===
オイルは、今回からカストロールの「エッジRS」10W-50。
低温側は「0W」でも「5W」でもなく「10W」だから、これからの季節はきちんと暖機しなくちゃなぁ。
……と思っていたけど、せいぜい氷点下2度か3度までしか下がらない東京では、そこまで気にしなくていいみたいです。
6
オイルエレメントの取り付け部に、指で新しいオイルを塗りましょう。
……って、よく言うけどさ。
オイルジョッキの先端部を持って、慎重にオイルエレメントの中に「ほんの少しだけ」オイルを注ぎ込む。
その時にうまいこと、ゴムのパッキンより内側、全体にオイルをかけてやると、指が汚れません。
オイルエレメントを真横に取り付けるタイプだと、この手は使えないけど。
911ワゴンRは垂直だし、この通り、ホンダPA1型Zも斜め。
オイルエレメントの中にある程度までオイルを入れてから、取り付けてます。
7
くり返しになるけど、オイルは、今回からカストロールの「エッジRS」です。
===
春からずっと、911ワゴンRで使用。
非力なFMエアロに撮影機材とか満載で、あっちこっちの山道を登ったり、登ったり、また登ったり。
それなりに色々な負荷がかかってる状況で、油温計と油圧計も見ながら使ってきて、これなら大丈夫そうだな、ということで。
(ホンダPA1型ZとホンダBEATを少しでも延命させるための「つぶれ役」911ワゴンRで、まず最初に試す)
===
ホンダPA1型Zは「ミッドシップ方式」といって、後部座席の下というか、後輪の上に重量物(エンジン)が載っている。
だから、カーブが連続する区間での操縦性は素晴らしいんだけど、その代わり、冷却系には余裕がないみたい。
特に、(3気筒エンジンといって)シリンダーが3つ並んでるうちのまん中、中央の2番シリンダーは、局所的なオーバーヒートを起こしやすいらしい。
なので、マジメにオイル交換してこなかった個体を引いてしまうと、オイルの量を見るたびに減ってるし、プラグを見るとオイルがべっとり。
2番ピストンのトラブルによる白煙やら何やらは「お約束」だそうです。
===
……と、いうわけで。
冷却系に余裕がなくて、局所的にちょこちょこオーバーヒートしてる可能性があるなら、ホンダPA1型Zこそ「エッジ」じゃなくて「エッジRS」かもね。
少なくとも、今までの「DC-Turbo」よりは良いのでは?
……と思ったわけさ。
8
この仔では初めてだった、とは言っても、要するにただのオイル交換。
書くことは、あんまりないんだけどね。
===
3月下旬に青森県八戸市でオイル交換して、東京まで帰ってきて、それから4月に京都まで走って、12月まで眠らせていただけ。
それにしては、まっ黒に汚れていたなぁ、というのと。
あとは、オイルを入れ終わって、レベルゲージで量を確認した時に、ふと気になったこと。
背景の黒いオイルキャップとか、奥の青いジョウゴのボケ具合に、目が行くかも?……と思って、STFレンズでも撮ってみたのと。
まぁ、そんなところですわ。
ところが……
STFレンズは、最短撮影距離57cmということで、これ以上は近寄れないのでした。
===
こういう時は、やっぱり、マクロプラナーの出番ですな。
(マクロ=接写という意味)
こういう小さい部品を撮るなら、マクロプラナーの50mmだけでなく、100mmも持ってたほうがいいのかもね。
(50mmと同様、やっぱり100mmも中古価格がさっぱり落ちてなくて、8万円から12万円ぐらいするけど)
===
最短撮影距離さえほとんど意識することなく、日常のほぼあらゆるシーンで「手軽に撮れる」という、iPhoneならではの良さと。
背景のボケのキレイさでは1つの究極とされてる「STFレンズ」が使えるという、SONYのミラーレス一眼ならではの良さと。
それから、主題のレベルゲージだけを明るめに、背景を暗めに、といった微調整ができるのも、ミラーレス一眼(あるいは一眼レフ)ならでは。
さらに……
背景の暗さと主題の明るさと、主題の輪郭の部分のシャープさ、背景のボケ加減を、もっと突き詰めると、立体的に浮かび上がって見えたりもする。
ぱっと思いついて「撮ろう!」という瞬間に、そんなに難しいことまで厳密に考えなくてもいい。
とりあえず撮ってみれば、けっこうな確率で主題が浮かび上がって見えちゃったりするのは、カールツァイスというレンズの良さの1つ。
……だったりします。
(今回はカールツァイスではなく、SONYのSTFレンズだけど)
===
そういう話を聞いてからiPhoneで撮ったほうを見ると、背景のエンジンとかが明るくて、全体的にゴチャゴチャした印象。
→ 主題の(レベルゲージ上の)オイルが、ちょっとわかりにくいでしょ?
(背景が暗くボケてると、目が自然と、レベルゲージ先端部のオイルに向かいませんか?)
まぁ、そういう余計なことを何も知らずに、iPhoneで撮った写真だけを見れば、オイル交換の記録写真としては十分だろうけど。
===
そんなわけで、冬になったので京都から東京に持ってきて、オイル交換も完了です。
高温側が「50」のエッジRSを使うことで、エンジンを大事に長く使えるといいんだけどなぁ。
===
ホンダPA1型Z
2018年12月7日(金曜)18万1816km
オイル交換、今回からエッジRS

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