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静岡ツーリングの前に元GP500クラスのチーフメカニックだった藤本氏が開かれているナツキファクトリー でスプロケ交換をお願いしました。




お店はたこ焼屋さんと合体した、お腹も満たせるバイク屋さんです。
大阪府堺市北区北花田町4-89-38
TEL:072-240-7777



藤本氏は92年から最速NSR500を両手で、あやす様に面倒見られレースに参戦するのはもとより、ライダーの安全を最優先に仕事をされていました。

その、藤本氏にスプロケ交換をしてもらいます。

R1をお願いする初めての機会です、また翌日からツーリングと言う事も伝えてあったのでそれなりにチェックもしていただきました。

サンスターではラインナップにあった18丁ですがクランクケースとギリギリで純正のガイドは付きません。



ガイドが付かないとカバーが付かなかったので、サクサクと旋盤作業が始まり、インナーが作られました。

この辺の見極めの速さは凡人ではない出来事でした。

アスクルシャフトの段付きが気になるとの事で、サクとペーパー掛けされました。



チェーン掛けからまさに儀式、「このクラスは300やから」と真剣な扱い。



スプロケナット、アスクルナットはトルクレンチで規定トルクで締められます。



こうして藤本氏にバイクを預けるのは四半世紀（25年）ぶりなんですよね。

藤本氏が堺でお店を開かれた事と、私がR1で現役でいる事が再会のきっかけでした。


これからもよろしく　ナツちゃん。

コンビニに朝飯調達に行くと肌寒い、メッシュジャケットで行くので
十分日が昇ってから出発する事にして、チェーンルブを吹いていたら
タイヤが油だらけになっていて、今度はタイヤを丹念に脱脂して準備完了。

Netで再度ルート確認をしていたら、東名阪の集中工事が本日から開始されています。
新名神～東名阪～伊勢湾岸～東名～新東名ルートから名神～東名～新東名ルートへ変更です。
この時点で箱根周りは取りやめました。

私のツーリング仕様、良く見えるコンタクトを装着します。


新しく来たワイズギヤ　メッシュジャケット。



10：54出発です。
スプロケを変えてメーターがあてにならないのでGPSをトップブリッジに貼り付けました。



多賀SA　12：45　走行1：45　110K

名神ルートだと滋賀県の横断距離が長く感じます。
滋賀と名古屋をショートカットする新名神だと50K短縮できますがね。
と、遅く出たので、昼飯抜きです。


上郷SA　13：36　走行2：43　220K

18丁のファイナルでGPSとメーターがピッタリ合っています。
高いギヤ―比での6速キープでの高速走行は全く問題ありません、
燃費は15K/Lといつもと変わりません、エコランしても意味ないのか、R1は。

ここで、出会ったツバメです。
今度、生まれ変わったらツバメになろう、にぎやかな所で巣作りしてるし
オスメス仲良さそうだし。


新東名　浜松SA　14：53　走行3：30　302K


念願の新東名です、そして静岡入りです。
少し遠回りですが、新東名を走ります。
この新東名、緑の深い中を造られていて爽やかですが、この日は風が強く高架道とトンネル出口は特に注意です。
ここのSA、ショッピングモールみたいで入り口をくぐると、なんかワクワクします。

このSAで見たハーレーと紛れていた謎の直四バイクです。


駿河沼津SA　15：45　走行4：53　418K





これも巨大なSAです、アミューズメントパークにきた雰囲気です。
東京から旧東名～新東名周回ルートがあるのも納得です。


高速出口迄10K程ですが、目的地は南に彼方に見える伊豆半島の西端。
しかも下道、めまいがした瞬間です。



高速を降りR1号で一服、市街地用に気合入れ直しです。
昇り方向に走れば箱根七曲です。

夕方の沼津市内はかなりの混雑、ここでハイギヤ―のクラッチワークが堪えます。


県道17　西浦木　17：12　走行6：19　449K

ここで大粒の雨が降り出し、雷が鳴っています。
かもすれば旅館の夕飯の時間なので、宿に道の確認と所要時間を聞きます。
後、雨は痛いほどの本降りで山越えルート、1速でも半クラが必要な低速走行が疲れを倍増させます。



旅館到着　17：52　走行7：00　469K

大雨の中20Kを41分かかりました。

雨の中傘を差出し迎えてくれた仲居さん「ご苦労様でした」の次に「静岡はヤマハですからね」の言葉、イケてるやんか静岡。

部屋の窓からの駿河湾、地響きを立てる大雨と落雷、天気予報では晴れのはずだったんですが。

とにかく疲れた。

と無事で何より。



走行ログ

週明けの静岡ツーリングに向けた仕上げのセットアップ、ファイナル変更です。

現在のフロントスプロケットは純正17丁から16丁に変更しており、純正比0.94の加速型ファイナルで、低中速でも扱いやすく強烈な加速も味わえ、ホームコースの湾岸でも300ｋ出る事よりもそこまでの過程が大事なのでピッタリの設定でしたが、往復900ｋ超の高速道巡航ではエンジン回転も高くなり燃費悪化から給油回数も増える為、初選定の18丁を選んでみましたが、6速100ｋ巡航から登りもこなせ、追越も可能なのか卓上で検討してみます。

3種類の6速でのファイナル比較

現在の16丁では
メーター299時GPS260k　13,750rpm 最高速GPS275k　GPS100k時 5000rpm

純正の17丁では
メーター299時GPS276k　13,750rpm 最高速GPS291k　 GPS100k時 4725rpm

変更予定の18丁では
メーター299時GPS292k　13,750rpm 最高速GPS309k　 GPS100k時 4450rpm




上記のグラフから、GPS100k時 4450rpmでは45PS程度発生しており、トルクの谷間を過ぎたあたりで100ｋからの過程には問題なさそうです。


次に燃調マップを見てみます。

4500rpmでアクセルちょん開けの60％開度を見ます。
この開度エリアではＰｏｗｅｒ Commanderの補正がかかっており、アクセルと電子スロットル
がリニアに連動するエリアであることが読み取れます。

以上から発進のクラッチミート～中速迄多少気を使えば問題なく使えそうですね、18丁。

と、最後に各ギヤ―の保守スピードを記してみます。
6速GPS309ｋから算出

1st 154ｋ　 38/15 (2.533)
2nd 190ｋ　 33/16 (2.063)
3rd 220ｋ　 37/21 (1.762)
4th 257ｋ　 35/23 (1.522)
5th 287ｋ　 30/22 (1.364)
6th 309ｋ　 33/26 (1.269)

1速で最高速の半分を叩き出す、公道の乗り物としては驚異ですねこのギヤー比。
そして、経験したくはない309Kです。

デイトナが来たのでタンスに仕舞うTag Heuer カレラです。
一年ちょっと使い、多々幸せを招いてくれた時計です。




赤い針とやや幅広のインデックスを配したブラックの文字盤は、クラシックなレーシングカーのダッシュボードからインスピレーションを受けました。
と、メーカーPR通り車好きには、たまらないフェイスです。

希望小売価格￥414,750
とステンレス時計としては許せる限界の
価格。・・・・・・・・・・・・・・私のは平行品ですがね。
日本タグ・ホイヤー カスタマー・サービスセンターでは正規品も平行品も同様に扱ってくれるので、遠慮なく平行通販品を選びました。
新作や限定品は正規品でないと手に入りませんが、新しく発売されるたびTagらしくなくなっていくので、やはり私はカレラ クロノグラフ タキメーター Cal.16 レーシング以外目に入りませんでした。

ケース(縦)：49.60mm
ケース(横)：44.00mm（リューズも含む）
直径:41.00mm
厚さ：15.85mm
重量：176.60g

と、大きく重い時計です。
普段はYシャツの袖に収まらず、定位置は袖と手の甲に近い位置です。
ステンレスボディー＆ベルトは硬度が高く、ラフな使い方をしましたが無傷です。
ドーム型クリスタルガラスは横からの視認性もよく、文字盤の奥行きを演出してくれます。
またこのモデルは背面もクリスタルガラスで精巧な動きが見れる楽しみもあります。
パワーリザーブは48時間程度で土日休みだと月曜には必ず止まっています。
精度はスイス製名ブランドのお約束で狂っていきます。
リセールスバリューは50％程で、Tag Heuer もブランド品と言えるでしょうね。
昨年からのCMや日本国内で直営店の相次ぐオープンで、Tag Heuer 人気も急上昇の様ですね。


子供達と連絡がつけば高２の長男に使ってもらいたいのでタンスに仕舞います。

今月で退社する会社の厚生制度で10万円分の指定旅館や旅行などで使えるポイント制度があるが、以前検索してもたいして行きたい所も無かったのでフルポンイント廃棄するつもりでしたが、昨晩見つけました。
一泊一名10万円の宿。

自己負担は0円で10万円の宿に泊まれる訳です。
と、リフレッシュに欠かせないデリヘル店もサーチ済みです。

場所は静岡、往復900k弱と程よい距離で、新東名コースも走れるので楽しい旅になりそうです。

この旅に合せてR1の整備と仕様変更をしました。

グリップ


頸椎ヘルニアの影響を引きずっていて左の手首から指の力が弱く感覚も鈍いので太い握りのプログリップがしっくりきていなかったのでハイスロKITに付いていたSUPER BIKE グリップに交換しました。

バックステップ


太腿もメタボで長時間の乗車で必ず足がつるので10㎜ダウンさせました。

OIL交換


RED FOXの性能持続性が良く、劣化感が感じられないので交換を放置していたのですが、さすがに交換です。
もちろんSUNOCO RED FOX 15W-50の継続使用です。


ギヤー比
フロントスプロケを純正17丁から16丁に変更していましたが、GPSでは275Kと最高速も低く、100K巡航時も回転も高く燃費も悪く長距離に向けて17丁と18丁をオーダーしました。

楽しみですR1での旅。