2013年01月12日
拝啓 安部さん。 電力について
福島で原発によって余儀なく避難生活を送っている人達と東京電力の対応について
2013年現在の総避難者数:9万9200人
一世帯あたり4人家族という構成比で考えても24,800世帯
一家族への支払金額5,000万円としてその総額は1,240億円
東京電力の総資産 15兆1,492億6,300万円 (単独※連結ではない)
いかがでしょうか。
いくら国営企業から民間企業になった会社とはいえ東京電力の持つこの総資産15兆円と言う金額。
日本の税収に占める所得税の比率は総額は約15%で金額は13兆5千億円。
1年間に国民全体が徴収される金額以上の資産を東京電力は保有しています。
彼らの資産を売り払い、東京電力と国は、現在も余儀なく非難をしている方々へ、生活の基盤となる代替え地の提案と家屋の建築費の負担を可及的速やかに行い、
従前の暮らしを取り戻せるように
取り計らうべきではないのか?
金で全てが解決するわけではないが、起こった事に対して現在、それを補うための金があるのだから
至急行なうべきではないのか?
そうしてこれ程の資産を保有する企業が、原発止めるなら『電力の料金を値上げします』と言う事に対して、「国家は厳しい財政状況が続いているのだから値上げなら電力の自由化を加速し、配電業務は国家が行う」と言うべきである。
拝啓 安部総理。
配電業務は国が行い。儲けを国庫にいれなさい。
そうして民間委託によって安い電力供給の為の競争を行なわせ質良く、安い電力を供給できる企業を興しなさい。21世紀は電力競争になる。ブラジルでも中国でもインドでもロシアでも電力は不足する。
地下資源が無くても供給できる電力の模索は競争原理が働かないと早期には実現しない。
負を正に変える時、始めてここに利益が生じる。
一刻も早く原発をやめる為には、東京電力1社による寡占状況を解消するしか道はない。
「値上げしたい」と言っている東京電力が15兆円も資産を貯めている事実を国民が知ったら、
穏やかな日本国民でも、怒りますよ。安部さん。
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Posted at
2013/01/12 16:56:23
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