小太刀の神様。

ども、羽道です。

久松郁実
胸すごい
　久松郁実
　　　始球式（5-7-5で）





ちょいコアな剣道話を含むので
なるべくわかりやすく書きますが
わからん方はスルーして下さい




さて、羽道さん先週の土曜は四段の審査でした。
なんかね、掴みかけてた物があったのですが
結果をみれば自己評価は五分と五分
周りは「アレなら受かるよ」、といい
相手は知り合いの知り合いだったので
あとから話を聞いたら
「あんな強い人が四段受けるなんて反則だよ」
とボヤいてたそうな
都道府県でも評価の基準は変わるそうですが
千葉では「勝負の歩合」、つまり有効打突（一本）を
取れるかどうかにウェイトが置かれてます
しかしその言葉の本当の意味合いに気付くのに
どれだけ苦労したか(;´д｀)ﾄﾎﾎ…
合格かどうかを五分五分とした理由は
明確にこれ！って言う
有効打突が取れなかった事にあったのですが




まあ合格しました。


そらもう大喜びですよね
とは言え、女の子でも若くもないので
バカ騒ぎはしない様抑えましたが(笑)

しかし足元不覚になってたのは事実
あまりの興奮に他の人の小太刀（短い木刀）を
蹴っ飛ばしでしまいました
最初はWhat happened?（何が起きた？）と
頭の中を英語が過りましたが
すぐその正体が小太刀であるとわかると同時に
持ち主が声をかけてきました
どうやらこの後の
剣道形（簡単に言えば斬り合いのお手本を決められた通り行う演武みたいなもの）
の稽古をしてたようで
使わない小太刀をおいたままにしてた様です
「すみません、大丈夫ですか？」
しかし不思議と「こんな所に置いとくなよ！」という気持ちにはならず
むしろ人の大事な小太刀を蹴っ飛ばした事の罪悪感で
「いやいやこちらこそ、蹴っ飛ばしてすみません」と謝罪
しばらくすると左足の人差し指が腫れ上がり正座ができない状況
ピンチ、羽道さん！！

それでも痛む足を堪えて審査に望む
その結果は…

剣道形の審査　不合格


四段くらいだと
よっぽどの事がない限り落ちないと言われてるのに
不合格

この話の流れなら
「間違えた所を小太刀の神様が救ってくれたんだ」って
美談で〆るもんだけど

小太刀の神様と現実はそんなに甘くない

とは言え実は気楽なもので
今度の審査は剣道形だけの受審でイイし
費用も諭吉ではなく2漱石で済むので
今度の審査までみっちり形の稽古をしていく次第です(笑)