一番どり 新青山ビル店 @February 18th, 2011

そのデザイン会社のお方の話によると青山一丁目近辺は22時で閉まっちゃうような飲食店が多いだとか。六本木の近くなので、そっちに行ってしまうんだそうです。確かに表参道も赤坂見附も近いし、ね。で風も強い中でいろいろ歩きまして、新青山ビル(青山ツインタワー)へ。
地下には銀座ライオンもありましたが、呑むんだったら焼き鳥のほうがいいので、一番どり 新青山ビル店へ。店内はほぼ満席、但し6席くらいのカウンター席が空いていたのでそちらへ。店の作りが不思議なことになっていますが、少し前までは蕎麦屋さんだったとか？でもとにかくすごい混み具合です。この手の店がこの近辺に無いからかも知れません。なにせ閉店間際に「宴たけなわではございますが」なんて声が聞こえたくらいですから。私は青山一丁目というと林真理子が「おしゃれな場所として探して住んだ街」という印象があるので、この、新橋で聞くようなセリフには不思議な印象を持ちました。
私は本日もホッピーを頼みました。ここはお通しが生キャベツでして、それをかじりながら呑んでいるうちに「串盛6本セット」が到着。順番に来るのかと思ったのですが、一気に来ました。焼きは炭では無いようですがまあまあイケます。そしてホッピーも進みまして。メニューに無かった「中身だけ(焼酎)」も頼んで、どんどん出来上がっていきます。主なネタは「マーケティング」。このお方はデザイン会社のひとですがマーケティング畑のお方でして、某飲料会社の例を出していろいろと教えてくれました。詳細は書けないので覚えているトピックだけでも書き連ねます。

・売り方は「自販機売り」と「手売り(この言葉、知りませんでした)」の2種類
・過去にソバ屋さんに出していたのは「デザート」という意味合いだった
・テリトリ制を敷き、他地域への出店を禁じた
・各種販売促進手法をマニュアル化して販社に伝えた
・本来なら大量に捌ける店を重点的に攻めるのだが、個人商店に対して「利益を上げるように一緒に考えよう」とコンサルティングも提案した。また他社の自販機も掃除するように指導(商店の商売がうまく回るように)
・品出しもしてあげて、他社の在庫が増えていたらキャンペーンの可能性があるので、それを潰すために、仕切り価格の一時的値下げを提案する。他社はそこまで調査する人員の余裕がない
・コンビニでの「まとめ買いキャンペーン」はエージェントなどが提案することが多い。上位3社くらいはそれに乗るがそれ以外は乗れる資金的な余裕がない

そのうちに食べ物ラストオーダの時刻となり「締めそば」なるものをお互いに頼みまして、そんなので仕上げて23:00頃退出したのでありました。このお方、明日はマーケティングセミナの講師をなさるんだそうですが、本日は遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
帰りは大江戸線。一瞬、健康ドリンクバー揚田.あきに寄ろうかと思ったのですが、終電まで1時間くらいしかないので今回は見送ることにしました。

一番どり 新青山ビル店 （居酒屋 / 青山一丁目駅、乃木坂駅、外苑前駅）

夜総合点★★☆☆☆ 2.5