ツクモeX.computer RM7J-C64T/CP1をNVMe m.2SSD起動にする

今年(2022年)4月上旬に川口市でいろいろ引き取ったブツの中のひとつのPC、ツクモeX.computer RM7J-C64T/CP1。
2012年モノ、10年落ちが主力の拙宅としては2015年9月下旬発表、i5-6500(Skylake)搭載、Win10Home 64bit仕様という新しいPCです。
但しHDD起動なので、Win10起動まで分単位で時間がかかってしまいますので、そのままでは実用に難がありました。
時間が無かったので放置してあったのを、Win10にログイン出来るようになったので5か月振りに作業開始。
今までのPCはHDDをSATA SSDに換装して使っていますが、今回はデスクトップPCだとSATA SSDより高速起動するらしいNVMe m.2SSDに換装することにします。

まずNVMe m.2SSDを、WEB検索したりFaceBookのコミュニティで質問したりして勉強しました。
まずSATA SSDとNVMe m.2SSDを比較します。
￥面では、NVMe m.2SSDは(マザボードに直接接続できる場合を除いて)PCIeアダプタ+放熱板の費用が上乗せされます。
大容量になるほどSATA SSDが有利になりますが、私の場合はWin OSプラスアルファ程度で充分なので容量は128GBytes程度ですから、m.2SSDでもそれほど価格差は開きません。
速度面では、搭載マザボードMSIH110 PRO-VHが
SATA I/Fが6Gbps
PCIe I/FがGen3(8Gbps)、x16スロットなら31.51Gbps

なのでPCIeが有利(但し￥の安いm.2SSDはそんなに速くない)。
250GBytesだと高速なNVMe m.2SSDがあるのですが128GBytesだと選択肢が限られるので速度は抑制される、等々。
最終的にNVMe m.2SSDは、Transcend社の128GBytesの「TS128GMTE110S」、PCIeアダプタはGlotrends社の「PA09-HS」の3m/m厚放熱板付き、を購入しました。
TS128GMTE110Sの128GBytes仕様はシーケンシャルアクセス550MBytesなので、
550(MBytes/sec) x 8(bits) x 0.8(歩留まり)=4,400(Mbps) x0.8= 4.4(Gbps)x0.8=3.52Gbps≒3.5Gbps...あれ？
SSDだと420(Bytes) x8(bits)=3.36Gbps..あまり変わらないかな。

その後にYouTubeのにわか研究室さんの
古いPCでNVMe接続のM.2 SSDを使う方法①（解説編）
古いPCでNVMe接続のM.2 SSDを使う方法②（Core2 PCで実践編）
古いPCでNVMe接続のM.2 SSDを使う方法③（第三世代Core i7で実践編）
古いPCでNVMe接続のM.2 SSDを使う方法④（応用編）
のYouTubeでいろいろ勉強したのですが、
・マザボードがBIOSではなくUEFIだった
・起動モードがレガシィモード以外にUEFIモードも選択可能

だったので、予想より簡単に換装できました。
手持ちの2009年製BIOSのPCや、2012年製のUEFIのPCだと、これより手間がかかるように思います。

で、起動は、確かに速くなりました。
デスクトップPCのHDD換装は、SATA SSDよりはNVMe m.2のほうが良さそうです。
あと、秋葉原のオリオスペックで買った2.5Gbps NICのNB-INT-I225-Sが、電源再投入後に「認識するがLANケーブル接続を認識しない」状態になってしまいましたが、こちらを参考にしてここからインテルのドライバをダウンロードして、その実行ファイルを起動したところ、障害を回避できました。

あと不思議なのは2台の組み付けてあったHDD。
OS起動用のDT01ABA100Vは中身が見られるのですが、もう1台のDT01ACA100
はOSでは認識するのですが中身が見られません。
取り出してUSBアダプタで繋いでみたけどやっぱり見られないので、活用方法が分からず途方に暮れています。