うーん。
このシガーアダプタのデザインは、何とかならないものか。
-というのが、そもそもの始まり。
この不格好なシガーアダプタを外すには
バッテリで動くカーナビに替えないとならない。
買い替えたとて、日々の充電の問題もある。
ううむ。
…あ。
スマホでいいじゃん。
ということで、試しに愛用のiPhone5sにカーナビを入れてみた。
むう。
ちょっと画面が小さいな。
最近老眼が進んでるし。
そんな折、
「iPhone7・7Plus発表! 発売開始は9月16日-Yahoo!ニュース」
おおっ、天啓。
ということで、カーナビを取り外して
機種変したiPhone7 Plusにその代りをさせようって魂胆と相成りまして。
となると、スマホホルダーが必要だ。
赤瀬川原平じゃないけど、買い物するにあたって
この「必要だ」というのが嬉しい。
無駄遣いかも、っていう罪悪感がちょっと薄れる。
さて、ホルダーは数あれど凡百のものじゃ、味気ない。
レア感に溢れ、琴線に触れるガジェットはないものか。
ふふ、こういう買い物は愉しいなあ。
ネットを徘徊していろいろと吟味いたしまして、決定したのがこれ。
ZOOMエンジニアリングという会社の
アルミ製のスマホホルダーでございます。
この会社は、どうやら、ロードスターの改造パーツを
造ってるところらしい。
届いてみると、アルミ削り出し感があって
うん、無骨でいいじゃない。
カプチーノの狭いエアコンの吹き出し口にも
難なく取り付けられました。
このホルダーは、片側がバネ仕掛けになっていて
スマホはすこし押し下げて取り付ける。
さて、積年の鬱情を晴らす時が来た。
不格好なACアダプタを取り外して、シガーライターに戻す。
このシガーライターの意匠が、昔のカメラのグッタペルカみたいで
とても良いのだ(使わないけど)。
ボンネットに貼ってあった、カーナビの台座を固定するためのゴム板は
パーツ&ブレーキクリーナー(シールはがし剤の代り)を掛けながら
ゆっくり、そーっと剥がした。
このゴム板は4年前、スプラウトを買ったとき既にあった。
こうしてダッシュボードの地肌が見えるのは、何年ぶりのことなのか。
残った貼り跡は、液体コンパウンドで磨いたり、
直尺(金物の物差し)や爪でこそいだりした。
仕上げに、アーマオールで整える。
入手した新しいiPhoneをセットする。
うん。
完璧。
いいじゃない。
これぞ、ACアダプタを使わずナビゲーションしてもらう
Parfect way。
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♪ Parfect way Scritti Politti
スクリッティ・ポリッティのこの曲は、いまから30年前のものだけれど、ちいとも古びれない。
時代が進んでいない証左なのかしらん。
Posted at 2016/10/30 09:22:48 | |
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