週末に温泉巡りを目的としたダム活ツアーに出かけました。
目的地は山形県、秋田県で温泉道中にあるダムに目星を付けて回ってきました(´・ω・)ゞ
先ずは新潟県からR113で山形方面へ。
巡航できる気持ち良い道を走っていくと立地するのが、
横川ダム
堤高72.5Mの重力式コンクリートダムです。
ダムカード○
竣工が2008年と新しく、コンクリートも白いですね。
時期的に何処のダムも渇水で少し寂しい感じがします…
この横川ダムは下流の大石ダムの建設後、更なる治水対策が必要と判断されて建造された経緯があるので比較に両方訪れて見るとよいかもです。
因みに大石ダムの方が少し大きいようです。
続いてR113を進み訪れたのが、
白川ダム
堤高66Mのロックフィル式ダムです。
ダムカード○
近い位置にありますが、コチラは最上川水系の模様。
竣工が1981年なのでアチコチから草が生えていたりと経年を感じます。
開かれたダムを目指して様々なイベントを行っているそうで、年間観光客は35万人ほど訪れる模様。
次に県道を長井市方面へ進み、
長井ダム
堤高125.5Mの重力式コンクリートダムです。
ダムカード○
竣工が2011年と新しいダムでコンクリートも白いですね。
このダムは既に完成している菅野ダムの治水、発電の強化を目的として立案され建造された経緯があります。
建設地は菅野ダム(堤高44.5M)の直下下流。
このダムの完成により菅野ダムは長井ダム湖に完全に水没してしまいました(´;ω;`)
この奥に見ることの出来ない菅野ダムが…
更に奥には木地山ダムがあるのですが、10キロ程度の酷道を進まないといけないようなので断念しました。
ダム活したらお次はスカイライン。
山形県と言えば蔵王エコーラインが有名なので頂上まで一気に上り、
御釜拝見!景色も最高!
草津白根山の湯釜は近づくことも出来ないので緑色の火山湖に見入っておりました。
景色見た後は蔵王温泉へ下り
風情ある温泉街でひとっ風呂。
良い湯でした(*´ー`)
2日目。
この日もダム活再開で、温泉街から向うは
蔵王ダム
堤高66Mの中空重力式コンクリートダムです。
ダムカード×(平日のみ)
中空重力式は重力式コンクリートダムの亜種で、名の通り内部が空洞になっているのが特徴です。
コンクリートが高価な時代に経費を抑えるために導入されたのですが、今では技術面からかえって経費が掛かるようになり建造されておらず、現存しているのも13基しかないレアダムです。
が、水量が無いのと、立ち入り禁止区域が多く見学はさほど出来ませんでした…
次はR13で秋田県へ北上。そこから横手市でR107に逸れていくと立地するのが
大松川ダム
堤高65Mの重力式コンクリートダムです。
ダムカード○(画像を取るか、配布専用用紙を持って最寄の道の駅などで入手)
こちらも1998年竣工と新しく、コンクリートが白いですね。
ダム上流部に公園が整備されたりとアウトドア向きのダムの模様。
ダム湖は「みたけ湖」で上流の御嶽山から命名。
長野県のは「おんたけ」ですから漢字が一緒なのにややこしいですね。
次はR105を北上し、田沢湖を案内してくれない不親切なナビのせいで先に
玉川ダム
堤高100Mの重力式コンクリートダムです。
ダムカード○
ダム湖百選の宝仙湖
下流に公園が整備されており、「RCD」の文字が主張。
RCD工法とは、超硬練コンクリートを層状に仕上げていく手法のことで、工期短縮、経済性の向上、安全性の向上が図れる技術のことだそうです。
このダムがお初採用の模様で、先の大松川ダムもこの工法で建造されているそうです。
また玉川ダムの目的の一つとして、上流にある日本最強の酸性温泉である玉川温泉の酸性水中和施設も挙げられます。
玉川温泉はp.h1.1で、胃酸や塩酸と同程度なのでこの水質では生物が生息できないので下流へ流す前に中和しているのだそうです。
この後は玉川温泉で宿泊し、日本最強の酸性温泉で肌をいじめてやりました(・∀・)
この下流には鎧畑ダムが直ぐ近くにあるのですが、行く道は大変そうなのと夕暮れが迫っていた為、管理所のおっちゃんが特別に鎧畑ダムカードもくれました。
ありがとう!おっちゃん!
3日目は帰るだけでしたが、折角ココまで来たならと、
十和田湖をで十和田神社で参拝。
東北で恐山と並ぶパワースポットの恩恵を受けてきました。
ダムを求めてまた何処へでも行きたいものです。
Posted at 2019/09/30 09:41:22 | |
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ダム | 日記