昨日、エクスのショックアブを交換しました。今使用しているサスペンションコンプレッサーは、2本しかない。
しかし、エクスのバネは、受け皿からオフセットして付いているので、締めていく際に角度がきつくなり、ずれていくんですよ。ずれると危険なので、ハンマーで位置を微調整しながら悪戦苦闘して均等に締めるんですけど、限界があります。
あ~、もう一本あったらな~
と、後悔するも、わざわざ1本だけ買いに行くには面倒臭い(笑)
しかも、同じものでないと、意味ないし。
最初、番線(太い針金)とかで締めようと思ったけど、使い捨てになるし、バネ自体に傷が付く。そこから錆びるの嫌だしな~。何かないかな~と考えていると、足元にこないだ来た荷物の梱包用のベルト発見!(片づけてないってことですよね・・・苦笑)
業務用のバンドマシンで締めるやつでなくて、手で締めるやつ。
つまり・・・
人力コンプレッサー!(笑)
道具で締めきれていない、一番端っこの方にバンドを回し、体重掛けてバネを縮めて、手で絞める。タイミングよくやると、ぐっぐっと締まっていく。いいぞ♪良い調子で縮んでいきますね。
このあとショックにセットして、トップナットをかけると、楽勝に締めることができる位縮んでました♪
バネレートが、多分5~7キロ位ですかね?
重量車で、バネレートの数字が高い車には使えないですね。
因みに現代の車は平均して、バネレート高いです。それも平均して、太くして巻き数も少なめ。その方がコスト安いから。乗り心地自体は、マウントのゴムとショックの減衰力でカバー。
だから、高いサスペンションセットは、押し並べて細いバネで、巻き数が多い。あと太さがバリアブルレートとか、違う太さのもの混在させて使うか。その方が、きめ細やかな路面追従性が得やすいから。
果たして交換した後のエクスの乗り心地は?
と、路上に出て走ってみると・・・
良い!
当たり前だけど、良き時代のフランス車独特の乗り心地が復活しました♪
このね~。タイヤ、シャーシ、サス、シートのそれぞれの柔らかさがミックスして、なんとも言えない柔らかさ!2CVほどではないにしても、これなら生卵を乗せて走っても、割れないでしょうね。
今回は純正セットを使用したので、福沢さんにして4人程旅立ってしまいましたが、それに勝る満足感が得られたので、良しとします♪
これで、この車の残った欠点は、水温対策だな(´・ω・`)
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整備 | 日記
Posted at
2012/06/24 05:13:14