NA6ロードスター オルタネーターベルトのリブベルト化(その1)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
最近、点火時期を診ようとすると、点火時期を固定してるのに点火角があっち行ったりこっち行ったり。
コレは…
噂のアレがいよいよ来たか(笑)
2
NAの持病の一つに、「クランクプーリーのタイミングマークがズレてくる」というのがあるらしい。クランクプーリーは一個に見えるが、実は外側と内側に分かれていて、その間にゴムが入っているという構造のようで、劣化するとその部分がはがれて内と外が別々に回るようになるそうな。
そうなるとクランクプーリーで回しているオルタ、ウォーターポンプ、コンプレッサーなんかにも影響が出るし、それよりもタイミングマークが外側についてるので、点火時期も合わせられなくなる。
無交換25年位にはなるのでwそろそろ変えどきではあるのだけれど、
どうせ変えるなら…といういつもの悪いクセで(笑)一部で話題の(?)オルタネーターベルトのリブベルト化をやってみることにした。
早速パーツ一式調達。
3
今回の買い物→
クランクプーリー B6BG-11-401
ウォーターポンププーリー B3C7-15-131
スペーサーストラップ FP01-18-363
リブベルト 4PK885
その他取付ボルト一式
クランクプーリーはNBのB6用を。いくつかバージョンがある様子。
ベルトの種類が変わるので、ウォーターポンププーリーもNBのB6用を。
この他に、某オクでNA8用のジャンクっぽいオルタネーターも調達しておいた。これはオルタを交換するのではなく(オルタはこの前OHしたばっかりなので)、リブベルト用のプーリーのドナーに使う。
まあ、何かあったときには予備に使いますが…
なので、オルタもNA8のが使えるよう、テンション調整用の部品(スペーサーストラップ)もNA8用を調達。
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準備ができたので作業開始。
まずはラジファンを外したあと、オルタをゆるめる前にインパクトでオルタプーリーを外す。
最初はオルタは降ろさないつもりだったが、スペーサーストラップを入れ替えるとネジ山がオルタ本体からスペーサーストラップに移るため、オルタ側は通し穴に加工しないといけない、ってことで結局下ろした(笑)
インパクト入れるためにわざわざショートソケット買ったのに(;_;)
5
今回軽くドキドキしてたのがコレ。
他の方の作業を見てると、センターのボルトを外した人、外さない人両方いる模様。
できれば外したくないが…と思ってとりあえず周りの10mm4本だけ外してどついてみたら見事に外れたw
ゴムハンマー最強。
6
クランクプーリーの穴もボルトの外形もちょうど38mmで同じなのね。
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クランク周りはサビサビに見えるけど、特にオイル漏れもなくまだ大丈夫そう。
新旧プーリーの裏側の形状が微妙に違うので、ボルトの所に写っているスペーサーは使わずに組んだ。
8
新旧プーリー比較。左がNA6用。
裏側はちょうど上のスペーサーがハマるくらいに凹みが作ってあるが、NB6用には無し。
ゴムが入っている部分が異なっているのがわかるだろうか?NB6用の方がゴム部分がより外周に近い。
結果としてゴム部分の長さが長くなっているので、面積あたりの負荷が少なくなっている様子。
その2に続く…
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