ヘッドガスケットオイル漏れからのヘッドOH×2

以前パワーチェック（https://minkara.carview.co.jp/userid/1629643/car/1212485/5954221/note.aspx）した際、ショップの方から車両下のオイル溜まりを指摘されて以来、ずっと気になっていたエンジンオイル漏れ。
どうやらエンジン後部（バルクヘッド側）のヘッドとブロックの間からちょびちょび漏っている様子。

頻度としてはさほどでもなく、定常円旋回一周で一滴くらい（笑
ガスケットはメタルなんだけど…もう寿命かな…？

先立つものもないし、とりあえずヘッドボルト交換して増し締めか？と思ったのですが、純正部品の値段もここんとこうなぎ登り（とはいえ出るだけありがたいですけど）なのでどうするか…と何となくネットを見ていると、アメリカアマゾンで社外品の強化ヘッドボルト（スタッドボルト）が純正品と同じ値段で買える！（円高バンザイ）
ので即ポチ。半月くらいで到着。

さて、ボルト交換して増し締めするだけならヘッドを降ろさなくても、カムすら外さず交換できたんですが、せっかくならヘッド開けてみようか…と思い（今思えばこれが悪夢の始まり）、ヘッドを下ろすことに。

この時、それなりにクリーニングしてから組んだのですが、一番マズかったのは、メタルガスケット表面にあったコーティング層が剥がれてしまっていたこと。
仕方ないので、すっかりキレイに剥がして組んだのですが、組み上げて圧縮を測ってみたら10kg/cm2も出ていない気筒ばかり。
流石にこのまま走るわけにはゆかない…

とはいえ、休日もないのであまり引っ張るわけにもいかず、取り急ぎ近所のストレートでヘッドガスケットに使える液体ガスケットを買ってきて再度組み直し。

新品のスタッドで組みます。
再組み立て後、圧縮は13kg/cm2前後まで回復しましたが、バラシ前は15kg/cm2前後あったことを考えると不満の残る作業になってしまいました。
冷却水にもオイルが混ざるようになってしまいました。ガスケットまわりでどこか吹き抜けているのでしょう。
また、作業後はやたら水温が上がるようになってしまいました。おそらく、液体ガスケットが水穴をふさぐか何かで悪さをしているのでしょう。
すぐには作業できないので、しばらく様子を見るしかないですが…
なんとも後味の悪い作業となってしまいました。
やはりメタルといっても、ガスケット再利用はやめたほうが良さそうです。