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『青い自動車』、『小型クーペのスージー』

この物語を知っている人は少ないんだろうな。

1952年のディズニーのアニメーション短編映画である。

70年も前であり、私も映画自体は観た記憶はない。
絵本で見た記憶のみで大好きな絵本で何度も何度も読み返し大切にしていた記憶がある。
私がクルマ好きになった原点がこの絵本だったのだと思う。

最近この本の記憶が蘇ってきた。


今年は定年を迎え大型トレーラー人生を引退。
今までとは違う生活環境に変化したので、
所有するクルマも趣味嗜好の強いものから実用的で経済性に優れたもの重視に替える年となった。

ルノートゥインゴをスズキソリオに買い替え。
BMW320ｄも新車から10年近く経ち経年劣化による不具合故障も目に付くようになり買い替えることに。

次はコンパクトで経済的、さらに年寄りのペダル踏み間違え暴走事故をよく耳にすることから原点復帰のマニュアル車が第一条件。

現行で買えるマニュアル車で経済的なスズキスイフトやＭＡＺＤＡ２が候補になり、とりあえずマツダディーラーに行ってみた。

そこで出会ったのがこの『青いデミオ』である。

修理で金が掛かるのでは買い替える意味がないので中古には興味がなかったのだが、なんだかとても惹かれてしまった。
金額的にも新車より断然お得な価格でＢＭＷの下取り価格で交換可能で年式もずっと新しくなり保証も3年間付くとなれば・・・ほぼ衝動買いであった(笑)。

今まで何台も所有してきたクルマの中で初めての『青』である。

パブリカ1200SRから始まり
セリカ1600GTV、セリカダブルエックス、クラウン×3台、マークⅡ×2台、ヴェロッサ、ティアナ、セルシオ、レクサスIS350、BMW750iL、Z4、320d。
通勤快速車としてはヴィッツ、ルノートゥインゴ。

今回最後（たぶん）にしようと選択したこの『青い自動車』のデミオが幼少の記憶を蘇えさせるきっかけになったんだと思う。

スージーのように小型クーペではないけれど、デザイン的には自分の中ではクーペの部類のデミオ。

幼少の頃に想いを寄せたスージーとデミオが重なる。

納車は来月半ば頃になるそうだ。
セリカ以来のマニュアル車。

仕事で乗ってきた大型トラックや大型バスはマニュアルではあったが、乗用車のマニュアル車は久しぶりであんなに小さなペダル踏み間違えないかとちょっと不安(笑)

車体サイズは小さく室内は広い。
取り回しが楽で、ばあちゃんやニャンコたちの病院への送迎車として最適です。

追加コーディングしてもらいました。
９年ほど前まだ新車だった頃にライコウ彦根店でコーディングしてもらったけど、
当時にはまだ無かったコーディングメニューの存在を知り、
今では横浜店がオープンしてることもありそちらのが近いので横浜店に行ってきました。


本日の追加コーディング

フォグライトのコーナリングライト有効化
後退時のドアハンドル照明点灯
アンビエントライト照度のメーター照度調整との連動解除
エンジン停止後ドアオープンでiDrive電源オフ
デイライト時の眉毛部分消灯


前回からの変更

ウエルカムライトの点灯パターン変更
　　（フォグライト点灯からウインカー点灯に）
後退時の助手席ミラー下降角度変更
　　（浅くに変更）
デイライトの発光輝度変更
　　（30％を50％に）

2月2日でみんカラを始めて17年が経ちます！
最近すっかりご無沙汰ですが、クルマは変われど本人は相変わらずです。

定年まであと一年を切り、定年後の仕事の準備として今年からWワーク始めました。

これからも、よろしくお願いします！

パリジェンヌ（トゥインゴ）と付き合うようになって５か月。
一緒になって良かったと思える今日この頃。

トゥインゴルコックスポルティフだけど、この子は女性（パリジェンヌ）だと思う。
ラ・パリジェンヌという限定車もあったけど、
自分のルコックスポルティフも『パリジェンヌ』と呼びたい。

初めてのフランス車（トゥインゴ）、BMW320ｄツーリングが国産車かと思えるほどの味わいがある。

トゥインゴが3台は買えるＢＭＷと比べるのも如何かと思うけど、
欠点（あえての言葉）のオンパレードなのに、全く嫌ではない。
『安いから仕方がない』という気持ちからだというのも否定できないが、
それだけじゃない独特な魅力（魔力）がある。

慣らし運転が終わって徐々にアクセルを深く踏み込む機会が増えてきて、
なんと楽しい子なんだろうと思う。

6速ＤＣＴ（ルノーはＥＤＣというが）の微妙なたるさ加減。
納車前にモータージャーナリストの試乗記事を読み漁ったが、
変速ショックでかいとかシングルクラッチ並みに遅いとか。

最初はそう思ったけどだんだんチェンジが上手くなってる気がするのは、
学習機能の成果なのかな？

で、たまにすごくショックが出る時もあるので、
私が『失敗したな』と言うと
トゥインゴが『貴方のアクセルワークが下手なのよ』
と言ってる気がする。

燃費重視のエコランすれば、それなりに静かに走り、変速もゆっくりだ。
燃費気にせずガンガン踏んでちょっと飛ばせばそれなりの反応と音に変わる。
『もっともっと踏んでいいわよ。遠慮なくどうぞ』と言ってくる。
酷評されることが多いＥＤＣも電光石火の如くスムーズに切り替わり、
ブレーキもガッと踏むと早めにシフトダウンし高回転をキープする。
意思があるの？って思ってしまう。

元気がいいのでその気になってハイペースでガンガン飛ばしてみると、まるでニュルブルクリンクを疾走してるかの気分を法定速度内程度の速度で味わえる不思議なクルマ。

そう、絶対的には速くない。
しかし、どんくささを感じさせない。
低い速度で走っていても、気持ちよく飛ばしてる時のような楽しさ爽快感がある。

誰が乗ってもどんな乗り方しても同じように走る国産車と違い、
乗り手の扱いにによって動きも音さえも変わってくる感じ。

この、乗り手による変貌は国産車では味わえないし、ドイツ車のそれよりずっと味わい深いと思う。

以前、シトロエンのセールスさんが、『Ｃ６のお客様のクルマを乗る機会があるけど、オーナーの乗り方によって全く違うクルマになってる』と言ってた事を思い出したが、わかるような気がした。

さて、私のパリジェンヌはどんな『オンナ』に育っていくのだろう。