フットランプ取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
この前ルームランプを増設したので、ついでにフットランプも取り付けました。
作業中の写真はまたもやあまりありません、すみません。
電源は天井ルームランプの線(左Aピラー内)から供給しています。
なおフットランプに使うLEDテープは、アストロプロダクツ製の1mの白色タイプを使用しています。
それを4分割して25cmずつにして使っています。
大まかなパーツとしては以下の物を使います。
コネクタが各種必要です。
全部ギボシでやってもいいのですが、ハーネスコネクタを取り付けた方がずっと分かり易く、誤接続を防ぎ易いと思います。
更に線の太さとか、誤接続を防ぐためにも、コネクタは互換性の無い物を数種類用意してください(ここで書いてる大、小、ピン数違い同士は互換性がないと思ってください)
・3P大コネクタ♂をルームランプ線のB+、GND、DOORのそれぞれに繋ぐ。
・リレー(コネクタを以下の通り回路図に従う様につける)
一次側の+端子を3P大コネクタ♀[B+]と2P大コネクタ♂[+]に繋ぐ。
(僕は2P大コネクタの+端子の中に2本分線をかしめてやりました)
一次側の-端子にはギボシ♀をつけておく。
二次側のCOM端子を2P大コネクタ♂[-]に繋ぐ。
二次側のNC端子を3P大コネクタ♀[DOOR]に繋ぐ。
二次側のNO端子を3P大コネクタ♀[GND]に繋ぐ。
・[2Pコネクタ大♀]==ケーブル1m程==[2Pコネクタ大♂]←リレー/助手席中継ケーブル
・[2Pコネクタ大♀]==LEDテープ==[2Pコネクタ小♂]←助手席用
・[2Pコネクタ小♀]==ケーブル1m程==[2Pコネクタ小♂]←助手席/運転席中継ケーブル
・[2Pコネクタ小♀]==LEDテープ==[2Pコネクタ小♂]←運転席用
・[2Pコネクタ小♀]==ケーブル3m弱程==LEDテープ==ケーブル50cm程==LEDテープ←後部座席用。
後部座席用はケーブルの一部をバイアステープで保護します(後述)
他に、リレーの一次側のマイナス端子からセンターコンソールに取り付け予定のスイッチに向かって引っ張る為の線一本を用意し、一方にギボシ♂をつけておいてください(細めの奴で十分です)。
もう一つ、スイッチを経由した後の線として、短めの線にクワ型端子をつけておいてください。
スイッチを押すとリレーのマイナスがアースに落ちる、という考えでOKです。
具体的なことは後述します。
2
こちらが回路図です。
回路図を描く為のエディタ、急遽フリーウェアで尚且つMac版を見つけたので、それで作りました。
なお元々は手書きで汚く書いたものでしたが、説明用にぴっちりした物を後で作ることになりました^^;
(2015年7月8日再編集)
回路図差し替えました。
ヒューズをちゃんと追加し、説明を少し補足しました。
(2015年7月15日再編集)
線の色が間違ってました、直しました。
3
リレーはエーモンの【1586】コンパクトリレー(10A)を使います。
これが小さくて使い易い上に、1c接点タイプです。
回路図を見れば分かるかも知れませんが、1c接点タイプでないと使えません。
他の物でもいいですし、当然リレー単体を買ってきて小型のユニバーサル基板に組み込んで封印しても構いませんけど、イージーにやりたいならこれで良いでしょう。
Aピラー内部でリレーの部分のみを組んだ後、ちっちゃいので、Aピラーの下に落としこんでしまうこともできます。
4
リレーのマイナス線につけたギボシ♀に、細めの線にギボシ♂をつけて継いで引き回して、センターコンソールのここ(左下のスイッチがそれ)に持って来て、スイッチを取り付けます(スイッチホールがある所ならばどこでも構いませんが)。
スイッチを通した後の線は、適当な場所(僕はハンドブレーキのボルトにしました)にアースしておいてください。
スイッチもエーモン製の【1633】純正風プッシュスイッチ(トヨタ用)を使いました。
130系ヴィッツは適用機種にありませんが、使うことが可能です。
穴にぴったりと入ります。
ただこのスイッチを使う場合、裏がリード線断ち切りなので、裏に適当な大きさの2Pコネクタをつけることをお勧めします、というかつけないと作業にならないでしょう。
コネクタを制作して引っ張り出し、パネルに取り付けたスイッチの線に差し込み、パネルを取り付けるという手順になりますので。
なおこの部分ですが、分解する場合にはまずこのスイッチのパネル全体をハンドブレーキの穴に指を突っ込み取り外し、スイッチが付いていれば裏のハーネスを引き抜き取り外します。
その後、後部座席用カップホルダーの底板のフェルトを外すと中にボルトがあるので、ボックスレンチで回してボルトを外します。
その後、後ろから全体を持ち上げる様にすれば外せます。
上に物が乗っていたり、シガータップをつけてたり、非常脱出用ハンマーをネジ止めしていたりする場合は、全て外してやってください(うちのはそれがくっついてるので)。
なお、LEDテープの中継ケーブルもここを通すので、組み上げるのは運転席と助手席の両方のLEDテープに結線をしてからにしてください。(後述)
5
話が前後しますが、後部座席用のLEDテープは、コネクタがあると邪魔なのでコネクタをつけずに一本で作りますが、線の周りをバイアステープで保護しておくと見苦しくありません。
そんな訳で、こうやって線の周りにバイアステープを縫い付ける訳ですが、線を間違って縫ってしまうと、断線や漏電の原因になるので、丁寧にバイアステープの部分だけ縫います。
(LEDテープ)=バイアステープ(50cm)=(LEDテープ)=バイアステープ(50cm弱程)=(ただの線)=====コネクタ
という感じで作ります。
LEDテープの間の線の長さは50cm程、LEDテープからコネクタの間の線は2m半から3mぐらいを見積もってください。
その長い方で、後部座席から運転席右側へ引き回します。
6
リアシート下部の左側に、終端側のLEDテープを貼り、右側にもう一つの方を貼ります。
LEDテープの裏に、マジックテープのフック(固い方)のみを両面テープで貼ると、内装の布地に引っ掛ってくっつくのでそうすると良いでしょう。
なお、前側ではなくて後ろ側から照らすので、座面の下の部分に貼ってください。
右側前後のステップパネル部分と、Bピラーの下部分を外し、その中を線を通します。
コネクタは運転席の座席の横ぐらいに出て来る様にしてください。
出て来たら次に運転席用LEDテープを同じ様に座席下の布地の内装に取り付けます。
そして、中継ケーブルを運転席と助手席の間に通します。
通し終わったらここで初めて、センターコンソールを組み戻しても大丈夫です。
その後助手席用のLEDテープを取り付けます。
Aピラーの所から、リレーと助手席の中継ケーブルを落とし込み、左側のステップ部分の下を通して(一度外して線を通してください)、助手席左側から出しておきます。
全部が出来たら全てのハーネスコネクタを接続してください。
繋ぎ忘れると点灯せずに焦りますので注意してください。
なお、コネクタは邪魔にならない所で繋いでくださいね。
7
できあがると、運転席はこんな感じです。
8
後部座席はこんな感じ。
なお、センターコンソールにつけたスイッチですが、OFFの状態だとドアやドアロックに連動して点滅します(ルームランプと同じ動作です)。
ONにすると常時点灯になります。
一部説明が冗長で分かりにくい所があったかも知れませんが申し訳ありません。
部品の説明がとにかくどうしようか悩んだもので。
接続方法は皆さんにお任せしますけど、僕はあくまでメンテナンス性や誤接続の予防の為に、ハーネスコネクタを多種多様多数に使ったのでそういう書き方になりました。
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