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Raccoの愛車 [トヨタ クラウンセダン]

整備手帳

作業日:2020年10月30日

ドアミラーの鏡体交換グレードアップ

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 1時間以内
1
◆ドアミラーの鏡面交換◆

※うちのGXS12のドアミラーは 標準装着品(GXS12純正)ではなく、フェンダーミラーからの換装の際に探してきた TSS13Yコンフォート用(電動格納機構無し)を流用しています。鏡体取付部分の構造が同じならば コンもクラコンもクラセダも同様に交換可能です。(たぶん同じ、確認後追記します)

【共通形状の車種探し】
GXS12(10系クラウンセダン)のドアミラーASSYは、他車種に共通品番は(たしか)無い。車両に固定する三角形部分Aピラー側が切り立った角度であることも理由と思う。(クラウンコンフォート前期型電格仕様…前側カバーに横ラインが入った筐体は150系クラウンセダンと共通だったかな、ただし三角形部分取付構造が異なるかも&中後期型/クラウンセダンとはフロントドア内の接続カプラ形状が異なる→要は要加工)

ミラー鏡体だけに限定すれば、同品番が存在する。
20系セルシオ、160系アリスト、170系クラウン/マジェスタ、ブレビスなど。
同品番車種の同品番を探すのは、補修用or改造ベース用として安く入手したい時。
グレードアップ目的の時は、同品番車種の別品番に注目。機能が付加されていれば それがカスタムの対象。メジャー車種揃いだと、社外アクセサリー(松印のミラー用フィルムなど)の対応リストからも辿れるから、捗る助かる。

【今回は鏡だけ】
鏡体が同じなら、筐体(三角形部分を除くASSY本体)も同じ可能性がある。ウインカーミラーやミラーヒーター流用の夢が広がる。だが、筐体と三角形部分との接合部(電動格納用モーター部)が複雑かつ強固な構造になっていて、簡単にはバラせない。防水処理された配線が絡んでいるのもやっかい。
車体に付いている状態ではわかりにくいが、ドアミラーASSYは 単体で手に持つとずっしりと重い。金属部品を使用した車体結合部は特に頑丈なつくりをしている。
三角形部分を移植できるのなら ヒーターあたりは便利装備なので導入したいが、自分には難易度が高そう。(固着してるだけかもしれないから 今度Dで聞いてみよう)

今回は、鏡体のみの交換。
鏡だけなら 以前にプログレで同品の交換作業をした。新品鏡体のツメ折っちゃったんだけどね^^;
2
【鏡体裏側の構造】

写真:左側ミラー用

上下計4カ所で筐体側プレートに固定する。
上側…L字状のフック 2カ所
下側…挟むタイプのツメ 2カ所
※下側ツメは、プレート側の横棒1本を 鏡体側のツメ2本で挟んでつかむ形状

右側(取付時には外側)にある大きめの突起2つは、嵌合用ではない。筐体側の同位置突起に沿わせて安定を増す役目のようにみえる。(プログレ前期型への取付では、干渉するため丸ごとカット)

今回取り付ける鏡体は、他車種のヒーター付タイプ。左上(取付時の位置は内側上側)にある小さな角型カプラはその配線用。付近にあるちっこい横棒みたいなのは配線固定ガイド。

10系クラウンセダンにヒーターが装備されるのはフェンダーミラー車のみで、ドアミラー車にはオプション設定もなく ミラー筐体内に配線は来ていない。ヒーター機能は使用しないので、ハーネステープでふさいでおいた。
3
【鏡体の取外し】

写真:左側ミラー

<1>
鏡面の角度を、室内スイッチからの操作で目一杯上向きにする
鏡体下部を 手前へと(左右にひねらずに真っ直ぐに)引いて、筐体側プレートにはまっている下側ツメ2カ所を外す

※あらかじめ下側ツメ固定部を目視しておけば、破損させにくい引き方がわかると思う。
※内張りはがしやマイナスドライバーでテコるか、下部に指を入れてハンドパワーで引くかは、その人次第。前者を勧める修理書に従い 使ったドライバーを滑らせ あちこち傷つけてしまうのが目に浮かぶ…そんな自分は後者。

<2> (1の状態で外れない場合)
鏡面の角度を、室内スイッチからの操作で下向きにする
※鏡体から手を離した際に地面に落下させないよう注意
鏡体裏側の上側フック2カ所を筐体側プレートから抜く

これで外せます。

鏡面角度を調整するのは、外しやすくするための準備。手でバリバリ動かさず、面倒でも室内の電動スイッチで調整。理由は後述。
4
【筐体側の構造】

写真:左側ミラー

鏡体を支える、白色半透明の樹脂プレート。
アクチュエーターとして、室内スイッチ操作で上下左右に動く。
プレートの左と下に透けて見えている白ポチは、電動角度調整用の樹脂製白色ネジ。細長い形状で、奥へと挿し込まれている。
左白ポチ:左右調整用
下白ポチ:上下調整用
(2本ともに 小さな突起を内側にした向きでプレートにはめ込まれている)

交換作業中、必要以上に鏡面を動かすと 電動角度調整機構がうまく動かなくなることがある。2本のビス部が空回りしていないか確認する。
元に戻らないようなら、真ん中赤色部分のビス&バネを外してプレートを外し、樹脂製調整ビスをいったんプレートから取り外してねじ込み、プレートをかぶせる形で元に戻す。
ボールジョイント状接合のはめ込み部は プレートとの一体成型。無理な力をかけると白濁化する。あまり強度がなさそうなので 破損に注意。
5
【鏡体の取付】

写真:右側ミラー

取外しと逆の手順。

◇注意点◇
最後の最後、下部2カ所のツメの嵌め込み。
位置が合っていない状態で無理に押し込むと、ツメを破損させてしまう。ツメは補修困難、固定できずに泣くハメになる。
家に着くまでが遠足。便器に腰を下ろすまでがお漏らし我慢。最後の最後まで気を緩めてはいけない。下着は安いが、鏡は高い。

鏡面を目一杯上側に調整した状態であれば、大きく空いた隙間から 受け側の筐体内プレートに指先を少し挿し込めるはず。ツメの位置を目視して、鏡面を押さえつつ 受けのプレートも押さえる。え?ハンバーガーを食べる時みたいにムニュッと上下からつかむ感じで?キムタクみたいに小指立てて? そう、まさにそれ!うまい表現するねぇ!小指は立てない方がいいけど。好きなのはテリヤキバーガー味? うまい棒だねぇ!
6
【バリバリ音の正体】

写真:右側ミラー

手でバリバリ動かさない方が良いとしたのは、樹脂製白色ネジが螺旋状にくるくる回ることによって 鏡体プレートを引いたり押し出したりして角度調整する機構になっているから。

手で動かした時のバリバリ音は、このらせん状のねじ山を飛び越す時の摩擦音。一般的な金属ネジの嵌合よりもクリアランスが多めに取られているので 強く力を掛けるとねじ山を飛び越してしまうのだ。
負荷がかかった際にあえて力を逃すための設計だとすれば、すぐにバカになることはないと思う。でも、バカになった時点で電動調整できなくなるとわかってしまうと、手動でバリバリ動かすのは控えたくなるねぇ。ズボンのジッパー全開で丸一日外出、でも一度気付いてしまうと 帰りの駅から家まで歩く数分間でさえも恥ずかしいからねぇ。見知らぬ女性の水玉柄(白地に水色・コットン100%)を目撃してしまった時、あえて本人に教えてあげなかったのは正しい判断だったのか 今でも心に残っている。

ミラーASSYのサプライヤーは、今は知らんが 以前は村上開明堂(murakami)か東海理化。マツダ ランティス時代、メーカー勤務の友人女性に「電動格納を手で開閉させたら壊れちゃう?」と聞いたら「大丈夫だよぉ♪」と教えてくれた。つくってる子が言うならと安心して毎日ポキポキしてたら壊れた。物事に絶対は無いね…。
7
【個体差?】

写真:右側ミラー

ツメが折れやしないか いつもヒヤヒヤする脱着作業。今回は、なぜか右側はあっけなくポロリと外れた。交換するミラーを付けた時も、はまる感触が弱々しい。
珍しく早起きして「一番乗り〜!」と出社したら創立記念日で門が閉まってた時みたいな気分。仕事しなくて済んだけど張り合いねーなー、みたいな。

よく見たら、受け側プレートの下側が 内向きにたわんで湾曲している。そのせいで 鏡体との接触面が平行にならず、ツメの角度が合わずに緩い嵌合になっているのだろう。
あ、そういやこれ、うちのミラーじゃなかった 元教習車のだ。どう頑張ればこんなに曲げられるのか、教えてくれ 教官。
8
【新旧比較】

奥:外したミラー鏡体裏側
手前:付けたミラー鏡体裏側

裏側から見た違いは ヒーターの有無ぐらいで、他はほぼ同じ

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