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智海寺の奥山のブログ一覧

2017年12月16日 イイね!

検証/構成5:400X+0605+4050+SP79+R70X

電源:DIAMOND GZV4000
電源ケーブル:TPC8
ヘッドユニット:Soundmonitor CDT-400X
RCAケーブル:TCHERNOV AUDIO IC435 (略称:IC435)
アンプ:LUXMAN CM4050 (略称:4050)
SPケーブル:NanotecSysytems SP#79MK2 (略称:SP79)
自作SPターミナル⇔6mmステレオミニジャック変換器 (暫定300Ωタクマン5W巻線抵抗)
ヘッドホン:audio-technica ATH-R70X (略称:R70X)

色々と変えてみました。
まず、ヘッドホンがバランス接続対応になったので、アンプともバランス接続できるようになりました。
またヘッドユニットはCDT-400Xにしました。加えて、RCAはIC435と、以前に車内で使っていたシステムに対してスピーカーケーブルより下を入れ替えたような格好になります。

今回はアンプを色々と変えていきますが、アンプの能力の比較ですからアンプの能力を試せるような上流と下流でないといけないことから、それに準じての変更です。

ちなみにブリッジ接続は、特に理由がなければやらないつもりです。なぜならヘッドホンではドライバーに対して出力が大きすぎるため、駆動力が上がっても良い結果にならなさそうだからです。
と言いつつも今回は触りということでやってますが、この結果のため次回からはブリッジはやりません。

さて肝心な音ですが、思ったよりもCM4050の色が乗っているように思います。ちょっと高音が煌びやかな印象。
駆動力は十分にあってドライブし切れているなという感じはするのですが、スピーカーを繋いでいた時の様にやはり、高域が微妙にキラつく事とサラウンド感が残る、やっぱりCM4050という音がします。但し低域は別物で、どこまで行くのか不思議なくらい伸び、量が多いです。
この環境でR70Xをエージングしていましたが、最初からヤキ入れするようなエージングはマズかったでしょうか。

音色はこれまでのCM4050らしさを感じさせますが、ステレオ感はこれまでのHP53の比ではありません。「ココ!」というのがよくわかります。ヘッドホンですからどうしても横一直線の音場になりますが、それが直線ではなく円筒になったという感じでしょうか。響くところはこちらへ来るだけではなく、上下左右への広がりを感じさせるように鳴ってくれます。まるでスピーカーのよう、まさしく着るリスニングルームという表現ができそうな鳴り方です。
これはいつか聞いた、ADX5000のような音です。あれは全く別次元の鳴り方で、空気感の表現力とメーカーは言っていましたが、そこには至らずも猛追する空間表現力と言えるものでしょう。

最近勢いで、マイブームのIrina Rimesのアルバム「Despre Ei」をポチってしまったのですが、mp3ファイルなのでCDに焼いて400Xで再生。
「Haina Ta」では、他のアンプだと完全に埋もれて全く聞こえなかった伴奏が出現。ヘッドホンがオープン型なので外からの騒音だと思ったら伴奏でした。他のCDでも、気付かなかった伴奏が出現。mp3ファイルでもこれだけの音質なのだから、CDでどうのこうのと言っている自分が悲しくなってきました。


空間表現力が大幅に向上し、低音も出すぎるくらい出過ぎるようになった…それをブリッジ接続したら、一体どうなるのか?
その前に、まずはノーマル接続で、より音質的に有利なPC&DACで試聴。DACの出音の色付けと、駆動力が上がりすぎたせいで、モニターには似つかわしくない低音になってます。おかげで耳が変な感じです。そしてこの時点で、400XがPC&DACに対してかなり音質的に劣勢であることも判明。まあ仕方ないでしょう。

そして400Xに変更し、ブリッジ接続に変更。
(ブリッジ接続にするにはブリッジ有効回路を有効にする必要があり、PC&DAC接続時のダイレクト回路のままでは使用不能なので、400Xにしないとダメなのです)

ヘッドホンで重低音が鳴るとロクなことがありません。耳元で低音を聞いたら、振動しか来ません。
妙にムズ痒くなる耳、鼓膜どころか聴導骨をダイレクトドライブするかの如き低音に遂に白旗を揚げるに至りました。これを聞き続けたら早晩難聴になる。低音高音のバランスも無茶苦茶。一言で言えばドンシャリですね。好きな人には悪いですが、小生の苦手な「U社」のヘッドホンみたいです。人によってはLUXMANはドンシャリと言う人もいますが、この音では同意です。
あまりに非現実的な…車で言えば、TVR Cervera SPEED12みたいなもんでしょうか。アホみたいに加速は凄いが、加速が強すぎ。どうやって曲げる。日常で使えたもんじゃない。でも好きな人はどうぞという感じです。


しかしこのヘッドホンR70X、インピーダンスは470Ωもあるんですが、それでもノーマル50W*2でこんなに鳴るんですね。どれだけドライブ力あるねんと感じます。それが、シングルエンドとバランスという接続方法の差によるものなのか、アンプの性能なのかはわかりませんが、やっぱりパワーがありますね。
それを受けて鳴っているR70Xのポテンシャルの高さにも吃驚です。すっかりHP53のポジションと入れ替わってしまいました。

実はこうして書いている今、既にアンプが変わっています。その結果も踏まえてですが、CM4050はやはり音質もドライブ能力も高い。でも微妙に独特な音があり、それがほんのちょっと合いませんね。
それでもやっぱりLUXMANです。これまで気付きもしなかった音が出てきたりします。完全に埋もれていた音を引き出してくる。もう驚きでしかありません。何とかしてこれを活かしたいところですが、そのためには他で上手く立ち回るしかないでしょうか。

しかしそれを、性能全体で軽く上回るROTELアンプRA06…これは一体何なんでしょうか…不満が特にありません。
一足先に、最終的なヘッドホンアンプはもうこれで落ち着いていいと感じてます。これにDACをRA5000ANVで繋いだら、もうそれでいいです。

さて次は、アンプをR407に替えてみようと思います。エンクロージャー入りの670GTiでは最も相性が良かったアンプですが、ヘッドホンではどんな音を出してくれるのでしょうか。楽しみです。
Posted at 2017/12/16 16:56:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「最短記録 BRAXスピーカーに耐え切れず 1週間経たずにJBLに交換  ボーカルが張り上がって耳が痛くなるんだから余程なのだろう」
何シテル?   05/18 12:32
智海寺の奥山です。2014年4月からMH21S(NAマニュアル)乗っています。主にオーディオばかり素人作業で自己満足グレードアップ中です。 基本的に整備は...
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