アクセルコントロール・ロッドリファイン
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
アクセルコントロール・ロッド
および周辺ASSY。
2
単にジョイント機能だけでなく
エンジン振動と直結同期のキャブとの振動吸収も兼ねている機構です。
アクセルのつき(レスポンス・遊び)もここがガタが
でると大きくなります。
私の車は購入後、一回OHしています。
とはいっても約30年前ですので
今回再度やります。
バラバラに解体します。
標準部品構成はここまで多くありません。
前回のメンテナンスでブッシュ、ワッシャーを
数点追加してあります。
3
スピンドルレバー・ブラケットの形状補正
前回外す際にチョット変形させてしまっていた
のを修正。(昔は限られた工具しか持ってなく、
かなりこじって外したため)
といっても95度を90度に直したり
耳のしなりを平らにした程度ですが・・・・
ここの純正スペーサーはこれです。
プラ製、内側にリチウムグリース塗って組みます。
4
スピンドルレバー・ブラケットにブッシュを入れた
ところ。反対側にも入っています。
コントロールロッドは部品取り剥ぎ取り品と
比べ、どちらがいいかと思いましたが、
結局今までついていた物をそのまま復帰とする。
それでも摩耗しているところは摩耗しています。
5
組み付けのコッターピンはすべて新品交換
前回同様、長さは意図的に純正の倍の長さに
してます。
その組み付け状況
標準の長さのコッターピンだとウェスで拭った時
にエンド部が必ずひっかかるのが嫌なので・・
エンドを丸くこのようにセットするとウェスの
ひっかかりもなくなり、ワッシャーの踊りも抑制できます。
こんな所ウェスで拭く人いるの?と
言われそうですが・・・いるんです。(笑)
その反対側も同様に・・・
6
ここの調整
アクセルの遊びを小さくしたいからといって
完全リジット化はご法度。
先のとおり、ここの部分の衝撃・振動吸収機能は重要。
回転・首ふり・前後微動をこなすためにある程度
のクリアランスは残さなければならないです。
仕上がったアクセルコントロール・ロッド
当初はクロームメッキ化を予定していましたが
地金仕上げに変更。CRC 6-66を適時
吹いて防錆することに(いつまで続くかな・・・)
画像最上部につくブッシュは非オリジナル
実は内径8ミリ燃料ホースを輪切りにしたもの
耐油なのでグリースにも溶けず結構いけます。
7
このロッド間を繋ぐアクセルロッドも全て新品交換
まだ十分使えそうですが
半世紀以上アクセルの伝達を担ってきたもの
お疲れ様でした。
球根受けのロット部 4つすべて同一に見えます
がそうではありません。
第一アクセルロット(長い方)の片側1個のみ
逆ねじ仕様です。(品番も違います)
Lマークが刻印されています。
8
アクセルコントロール・ロッドベース部の取り付け
特殊工具使用でも結構頭にきます。
特に下側の1本は必ずスクリューを1回は下に
落としてしまいます。
だいぶロッド回りもキレイになりました。
これはビフォー
こちらはアフター
→バルクヘッド周辺関連
最終・組み付けに続きます。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク