シフトノブのメッキ剥がし→研磨

元々メッキのシフトノブですが、年代物すぎてこの通り実際は傷やくすみが目立ちました。
味わいというのもありますが、Sタイプには合わないと思い、剥がすことにしました。

あと、固すぎて回らないからといってゴムを挟んでからクランプで回したときにうっかり傷をつけてしまったのもきっかけ。

先ずは自分でつけた傷を削りとり、下の部品のメッキも削りました。

本体はアルミ、下の部品は鉄でした。
磁石で判断しました。

色の変わってる層はおそらくニッケル。

メッキよりこれを剥がすのがかなり時間かかりました。

M8 1.25の頭の無いネジを買って来て適当な長さに切断し、電動ドリルドライバーに取り付けて耐水ペーパーを当てながら回して削りました。

ペーパーは120→180→240→400→800→1200

ここまでにしました。

鏡面までやりたくなる気持ちを抑える。

この感じが良いと思う。

メッキより格段に良くなった。

番手を1200番までにするとこうなるよという動画や画像はあまり無いので、参考にしてください。

アルミシフトノブを鏡面まで研磨する動画は映えますが、実際高級感としてはどうなのか？好みですかね。

部品の繋ぎ目もより自然になるように、削って細くしました。

EタイプシフトノブにXタイプの部品を加工したものの組み合わせなので、初めは繋ぎ目部分が僅かに膨らみがありました。

120で荒削りしてより自然なラインに。

意外とアルミと鉄でも色合いに差がありませんでした。

これ以上研磨すると多分差が出そうなので、ここでやめるのが良いと思う。

エンブレム周りの劣化は直せないけど、十分な蘇り。60年近く？逆にメッキで保護してくれてありがとうって感じですね。

触り心地も気持ち良いです！