カングー2に乗り替えて、はや4年。
12カ月点検に行ってきました。
待ち時間ついでに試乗させていただいたのが以前から楽しみにしていたトゥインゴ・ゼンMTです。
トゥインゴ上陸時に乗ったのは、0.9LターボのDCT(ルノーではEDC?)でした。
今回は、1.0LのNAです。
トゥインゴとは関係ないですが、1.0LのNAエンジンのMT車と言えば、免許を取った頃に実家にあったマッチのマーチです。
免許取得直後に、真夏にエアコン全開でエンストしまくった苦い思い出があります。
試乗でしか経験しないMT車ですから、エンストしないように注意深くクラッチミート。すんなりと発進しました。
その後、慣れてきてラフにクラッチミートしても全くギクシャクすることなく、アイドリングのままでも問題ないぐらいにトルクを感じました。(35年前にデビューした車と比較すること自体が間違ってるかもしれませんが)
といいつつ、絶対的なトルク(とパワー)は知れています。
でも、通常、車重が重く、パワーにも欠けるカングー2に乗っていますので、そんなに不満はありません。小排気量のMT車らしく、きちっとエンジンを回して引っ張ってやれば問題はありません。
雑誌やネットのインプレッションで問題に挙げられている左足の置き場は、クラッチの左側にはスペースは皆無。クラッチの手前に、左足だけ体育座りするような形で置くしかありません。
インプレッションを読んでいたので、気になりましたが、何の予備知識なく乗っていたら、「こんなもんだろう」と気にしていなかったと思います。
しかし、実際に所有して、長距離乗る機会が多いと、多少は気になるかもしれません。足元に絶対的なスペースがない状況ですから。
乗った感じは、ターボ車より少しソフトで、より足が動くようになったような気がしました。(交互に乗り比べた訳ではないので何となくの印象ですが)
また、ターボ車に乗ったときに感じたフロント荷重の少なさは、ほとんど感じませんでした。(これも、前回のターボ車の試乗の時に感じた印象が単に”気のせい”なだけかもしれませんが)
素人ながらに、車重が軽くなっている(当然全体の車重もですが、RRですから特にリアの荷重が)ことが、そのように感じさせる要因ではないかと思いました。(車重が軽い→跳ねる感じが減少、リア荷重が減少→絶対的なフロント荷重は減少しているものの、フロントとリアのバランス的にはフロント荷重が増加)
まあ、技術的なことはよくわかりませんが、駆動方式は全然違うものの、軽いボディに非力なエンジンの組み合わせ、そして好ましい乗り心地は、初代トゥインゴを思い出させるものでした。
そして、積極的に欲しいと感じさせられるものでした。
そして、この軽さは、その後に試乗したルーテシアとの比較で改めて感じさせられることとなります。
Posted at 2017/03/13 00:05:59 | |
トラックバック(0) |
試乗(ルノー) | 日記