みゃんのブログ一覧

21年明けましておめでとうございます。

ブログめっちゃ久しぶりです。

年明け家族の休みが唯一揃う日が三日しかなかったので家族でスキーに行ってきました。

住んでいる地域は記録的な小雪で全く雪がないため、富良野まで遠征。
前日の夜に出発して南ふらの道の駅で一泊。
天気にも恵まれて楽しく半日満喫できました。


滑り終えた夕方にホテルの日帰り入浴で温まり極楽モード。
移動型ステイホームでプチレジャーして無事帰宅です。



さて、アミティのサブバッテリーをRENOGY製リチウムバッテリーシステムに換装してから初めての真冬の行軍だったので使用感をまとめてみました。

リチウムバッテリーを買う際、－0℃を下回ると充電が出来ないと情報を得ていたのですが、今回初めて充電出来ない状態を確認できました。
１２月上旬くらいの最低気温がマイナスになってきました　くらいでは
エンジンをかけるとすぐに走行充電できたのですが、
今回は出発が１月の深夜で気温が約マイナス１０℃
バッテリーは完全にマイナス温度で保管していたので、充電できない状態でした。
しかし放電は可能でＦＦヒーターは問題なく作動。
バッテリーモニターを観察していると走行中は充電も放電もされず０Ａのまま。
車内の電気機器は使用しながらなので、走行充電はバッテリーの充電に使われずに使用機器にだけ使われているようでした。

車中泊場所までの１時間半ほどのドライブでは結局充電は起動せず。
ＦＦヒーターを差動させたまま就寝したので、バッテリーを収納している下駄箱の扉を開けたまま就寝しました。（バッテリーを温めるため）

翌朝、エンジンをかけると無事に走行充電開始。
やはりバッテリーがマイナス温度のままだと充電は出来ない事が確認できました。
充電可能になるまで温めるには数時間ＦＦヒーターで車内を温めないとダメなのも分かりました。

では、この充電不可問題が深刻かと考えてみると・・・使い方の工夫で問題なく
運用できそうです。

我が家のキャンカーの使い方では大体前回の旅の帰路の走行充電でバッテリー１００Ａが満タンになって帰ってきます。
その後数週間出番がなく、エンジンもかけずに駐車しているのですが、
自己放電がほぼ無いので次回の出発時も満タンのままです。
前日の夜に外部電源で充電する手間は、ほぼ発生しません。
そのまま一晩電気機器を使っても（ＦＦヒーターと冷蔵庫、照明　携帯充電）
一晩で約３０Ａ弱
翌朝は６０～７０％ほど残ります。

翌朝までＦＦヒーターを作動させておけばバッテリーも温まってくれるので翌朝から走行充電が可能です。
３０Ａ程度なら１時間弱走れば満タンになるので目的地に着くころにはサブバッテリーは満タンです。

真冬のアミティの使い方は電源のないキャンプ場で連泊のようなことはなく、
長距離移動しながら車中泊のケースが多いので１～２時間程度ドライブする予定を組めば問題なさそうです。

バッテリーを収納している下駄箱に換気口でも取付すればヒーターの温風が届きやすく、夏の放熱にも役立ちそうなので検討してみます。


容量が１００Ａ１個で心配していたのですが、エンジンをかけずに同じ場所に２泊までなら我が家の使用パターンでは問題なさそうです。
それ以上の場合でも１時間程度アイドリングすれば１泊くらいの電力は充電出来そうなので、もしもの時の災害シェルターとしてもＯＫそうです。

サブバッテリーを並列設置せず、シングルで運用できると管理が非常にシンプルで簡単になりメリットが大きいです。
個体の電圧差で充電に偏りがあったりと従来のディープサイクルは難しい部分があるのですが、なにも気にせず充電器に繋ぐだけのシングルバッテリーは充電状況もハッキリ確認できて非常に分かりやすいです。
残り数％までスマホのバッテリーのように使えるので精神衛生的に非常に安心です。

１Ｃ放電が限界なので１００Ａでは１２００Ｗ程度が限界。
その点を考えると２００Ａ程度のシングルバッテリーが理想ですね。

軽量化も重いキャンカーにはメリットが大きく、車が軽くなるのはメリットしかありません。（左右の重心バランスは要確認ですが）

まとめると
北国の真冬（おそらく１～３月くらい）では、外気温のままのリチウムバッテリーは充電ができないけど、放電はＯＫ

走行充電ができるようになるには車内を数時間温める必要アリ。

その点だけを注意して事前に車内を温めるか、バッテリーを温めておけばよろしいかと。

放電はできるのでＦＦヒーターで暖は取れます。

それ以外は今の所、全く不満なく動作してくれています。

最大の問題は価格でしょうか？
エアコン装備の大型キャンカーでは２００Ａ～３００Ａと搭載したいでしょうから、まだまだ数十万の出費になると思いますが、
１００Ａを１個なら現実的な価格になってきました。
装備がシンプルなキャンカーなら十分コスト以上のメリットを享受できると思います。


リチウムバッテリーシステムを検討されている方の参考になれば幸いです。