自作エコグリル

最近プリウスオーナーのみん友さんのブログで、ハイブリッドカーの冬場の燃費改善として、フロントグリルを塞いでエンジンルームの冷えを防ぐ事が、寒冷地では常識的に流行している事を知り、『スマートエコグリル』なる商品がある事も知りました。

しかし、価格が高い　え～　(￣ο￣)

多くの方は自作で塞ぐ手立てを考えているようですが、夏場には外した方が逆に良い訳で、手っ取り早くやるならグリルに外付。
しかし、これは見栄え的に難しい。かと言ってグリル内に取付ければ、季節に合せてフロントグリルを外しての作業・・・これは面倒だ。

ならば『スマートエコグリル』と同じ様に、形状記憶合金で温度によって開閉する床下換気口はどうかと考えましたが、グリルに合うようなサイズは無く、ならば造るまでヨとなった訳です。

先ずは設計から。

他の方々が段プラを利用しているのを見て、ならば俺も倣おうと考えました。

昨年、自宅の窓を段プラを使用して二重サッシ化を企て、その際に出た端材を利用する事にしました。

構想的には自宅の窓と同じように、組立式食器棚のガラス引戸に使用する樹脂レールを使い、ガラスの変わりに段プラで引戸にするというものです。

採寸するのにバンパーを外すのも面倒なので、外側からグリル内側周囲を手で確認し、障害物は特に無い様なので、外側からの採寸で製作しました。

開口は素材が柔らかい為すぐ折れますので、やや小さめにしています。

段プラ加工チェックです。

左半分が全閉状態で、右半分が全開状態です。

段プラはグリルが平面的に見てアールが掛っている（カーブしている）為、馴染みやすいように筋が縦になるように使いました。

段プラをラッピングしました。
見る角度で表情が変わるカメレオンブルーのカーボンシートです。

見た目の化粧の他に、段プラの補強と、中空板の空気を閉じ込めて、断熱・保温効果を持たせる事を意図しています。

これは外側のパネルですが、六角形に切り抜いた効果として、四角よりも切抜き加工のボロが出ない点と、切抜き部の巻き込みの際もボロが出難いという、思い掛けないものがありました(^_^)

フロントバンパーを外して、裏側から見た状態です。

グリルを外すのも面倒そうだったので、このままで取付けしました。
周囲には特に取付けに障害となるような物はありません。

光モールのガラス戸レール3上（３mm厚のガラス用の上側レール）を、ドライヤーで加熱しながらグリル形状に合せて曲げていきます。

曲げ具合は時々グリルにあてがって確認しました。
５cm程度ずつ地道に両手で曲げていくと綺麗に曲ります。
あまり曲げ過ぎると、レールがつぶれてしまいます。

こんな感じに曲げました。
曲り過ぎたら加熱して戻します。

レールも同じシートでラッピングしました。
正面から下側とレール内まで巻き込み、後で剥離しないようにしてあります。

続きはその２で・・・(⌒ー⌒)ノ~~~