青森までの楽しみ

福島も国見を過ぎるとすぐに村田JCTだ。
山形道との分岐となるが、この辺りに来ると東西南北どこを切っても東北地方だ。（当たり前w）

夏休みの前半は、この分岐を山形道に逸れ、あつみ温泉まで行ってきた。
あつみ温泉にある「かしわや旅館」は老舗の宿で、リピート率の高い良い旅館である。
夏休みの山形は当家の定番で、綺麗な海と観光客の比較的少ないリゾート性の高い観光地だと思うので、満足している。

さて、閑話休題。
福島を超えると、我が故郷である宮城である。
子供の頃、東北道は岩槻インターが起点だったが、あれから４０年も経つと環状の新参高速道路も増え、利便性も増してきたなぁと感じる。と、一方ではアクセスの良さからか渋滞も増してきたようにも思える。

個人的には、高速道路料金は現在の２倍程度に引き上げても良いのではないかと思う。
本当に急いでいるクルマがいつも快適に走行出来るようになればいいかなと。
付随する問題は当然あるだろう、例えば物流コストが上がる等かな。
しかしながら、今のデフレからの脱却に布石を打てるかもしれない。
「良いものを安く」なんてモノの価値も分からない連中の我儘も大抵にしろと言いたい。
良いモノは高い。それだけの付加価値はとっていいのだ。
なんでも安いモノが是である必要は全くない。負のスパイラルにより、結局は自分のクビを絞めてることに早く気付くべきだ。

あ、また理屈っぽくなってしまった…


なんの話しだっけ？


そうそう、宮城は我が故郷。
仙台は大都会だが、自分の故郷はさらに北西部の山の中。
秋田、岩手に近い辺りか。

マツジラの鳴き声が、時雨のように降り注ぐ。なんとも懐かしい…
赤茶色の体に透き通った翅。北の夏の風物詩。
しかし、今は夜中。松尾芭蕉の気分にはなれない。σ(^_^;)

仙台を過ぎると本当に寂しい往来となる。
ここから、広い岩手を抜けるのは退屈とまではいかないが、夜も更けてくるので異次元を走行してるようにも感じる。
誠に変なものであるが、これがまた楽しい。
こんな時は、カーオーディオのスイッチはオフ！
ひたすら、ＶＧサウンドを聴きながら走るのが乙というものである。
せっかくの快調なエンジンノートを聴かないのは愚の骨頂である。


しかーしこのとき、予想だにしないトラブルが発生！
いやいや〜どんなトラブルかは次回！


つづく！