昭和52年春、それは突然やってきた…
「スーパーカーブーム!!!」
私が小学校に入学する前後、世間は空前の「スーパーカーブーム」でした。
他のちびっ子同様、私もブームにどっぷりハマり、それはその後の人生に多大な影響を及ぼしました。
ブームの花形は何と言っても「スーパーカーショー」でした。
私も当時大阪・万博公園で開催された「ワールドカーフェスタ'77」に連れて行ってもらいました。
「きらめく太陽・あふれる愛…?」
ランボルギーニ・ウラッコとミウラ
ロータス・ヨーロッパとデトマソ・パンテーラ
おまたせしました。ポルシェ930ターボです。914は帰りのバスの中から偶然遭遇したもの。
当日展示の周りは凄い人垣で、7歳の私は兄に肩車をしてもらってようやく憧れのスーパーカー達とのご対面を果たしました。
そのせいか正直柵の向こうにあったスーパーカーよりも、エントランスに展示してあった「ギャラン・ラムダ」の方が記憶に残っています…。
日常の活動(!)としては、カメラを持って「スーパーカー探検」にいそしむ兄のお伴が最大の楽しみでした。以下はその成果の一部です。
「おっ!ポルシェ924!」
「あっ!ポルシェ911!!」
「なんと!フォード・カプリ!!!」
…なんでフォード・カプリが?って一瞬考えましたが、「サーキットの狼」の土方の愛車でしたね。
ところで当時私は「サーキットの狼」よりもこちら↓にはまりました。
「ひみつ指令 マシン刑事999!!!」
カウンタックよりも512BBよりも速い、最高時速315キロのポルシェ934をあやつり大活躍する「マシン刑事」は当時私の最高にカッコいいヒーローでした。
銀玉鉄砲と学研トランシーバーを駆使して、友達と16インチの自転車で「マシン刑事ごっこ」に明け暮れた日々が昨日のように想い出されます…。
時は過ぎ大人になった私は、残念ながら夢であった「ポルシェ934をあやつり大活躍するマシン刑事」にはなれませんでしたが、立派にその意思を受け継ぎ、「ポルシェ911をあやつり大苦戦するにわかレーサー」になりました。
罪深き者、汝の名は… 『スーパーカーブーム』
Posted at 2014/02/16 09:01:56 | |
トラックバック(0) | クルマ