お山のきつねどんのブログ一覧

AT→MT載せ替えのJZX100によくあるエンスト病に悩まされた、一つの事例として書き残しておきます。
追加パーツが原因となっていることもあるという例です。


車の状態は、
・110系MT載せ替え後。
・MT用ECU載せ替え済。コンデンサ交換の痕跡あり。
・スピードリミッタ解除装置がついていた。
・ミッションの車速センサー～ECUの配線処理はされていた。
・むき出しエアクリ（遮熱板付き）、トラストのマフラー。

購入当時は交差点で停止したときによくエンストしてましたが、これはプラグ交換と定番のスロットル・ISCV洗浄で治りました。

ただ、それ以降も特定の条件で確実に再現する回転数低下、エンストに悩まされてました。
下り坂などで3000rpmを超える回転でのエンブレをしばらくかけた後、クラッチを切ると極端に回転数が落ち、場合によりエンストしていました。
一旦こうなると、エンジンを再始動しても十秒くらいは元のアイドリング回転数に戻りません。

100系ではアイドリングを調節するISCVのトラブルが定番で、これにとらわれていました。
メーターが正しければ、この車もう18万キロです。ISCVを洗浄しても症状は再現したので、もう洗ってもどうにもならない固着があるに違いない。
ということで、新品交換しました。単品で８マンと阿鼻叫喚の高額部品です。



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結果としては、MT-ECU手前につけられた古いスピードリミッター解除装置が原因でした。

ネットを徘徊して、MT用ECUで車速信号をキャッチできていないと全く同様な症状が出現するという記事を発見。
車速信号がないとECUは走行中も常に停止状態と認識してしまうようです。エンブレをかけると、停止中と勘違いしているECUが「アクセルオフなのに高回転で回っているのはヤバい」と保護機構を働かせるらしいです。

自分のチェイサーはMT載せ替え後の配線処理はすんでいましたが、ECU手前の車速信号の線に「HKS SLD」なるリミッタ解除装置がはさんでありました。
取っ払ってからは前述の特定の条件下でもエンスト病は再発していません。おそらく壊れて車速パルスを遮断してたんでしょう…


追記：
エンスト再発もなく、インナーサイレンサーを付けた状態でアイドリングが750rpmでとても安定してます。購入時は900-1100rpmだったことを考えると奇跡と思えるほどで、やっぱり色々変えたのは無駄になってない気がしてます。

うーん、この偏減り…


流石ツアラーV、リアはすぐ流れだす。
けどその後のコントロールがまだできない…