友人Ｔの２号車のスズキ・エブリィバン(EBD-DA64V)のイグニッションコイル交換

購入から今日に至るまでいろいろと整備をやってきた、友人Tのエブリイバン。

一通りの整備の仕上げとして、イグニッションコイルを交換します。

イグニッションコイルは結構高額な部品なのでいろいろと考えました。

①一番芸はないけど、確実な純正品の購入（8910円/本）
②胡散臭い社外品で勝負（3000円/本程度）
③信頼のNGK製の社外品で交換（6000円/本程度）

まだ現車のコイルがだめになってない段階で、①～③の選択がイマイチだったので、中古品を物色。
しかしながらK6Aエンジン用の程度の良い中古品が全く出回っていなかったので、程度の良いR06Aエンジン（現行型）のコイルを購入していろいろやってみました。

画像は、純正（三菱電機製）のコイルで左はK6Aエンジン用、右はR06Aエンジン用です。

左側は熊本県からやってきた中古部品です。走行距離不明。送料込み1310円。
右は岡山県からやってきた走行距離5000kmの中古品。送料込み4200円です。

双方のコイルの違いは、さきっちょのゴムの径です。
右側がK6A用、左側がR06A用です。
さきっちょのゴムを入れ替えて、程度の良いR06A用のをK6A用に作りかえます。

ゴムの中に、コイル本体とプラグを接続させるバネが入っています。バネが変な方向向かないように注意して取り付けます。

※注意※
純正のコイルには三菱電機製とデンソー製の２種類があります。三菱とデンソーではさきっちょのゴムの形状がまるで違うので作りかえはできません。

コイルが出来上がったので交換作業を行います。

交換作業はかなり簡単で、8ｍｍボルトを4本外して蓋を外し、コイルの10ｍｍボルトを外し、コネクターを外し、コイルを引っこ抜くだけです。

コイルの新旧の比較です。
左側が11.8万キロがんばったコイル（デンソー製でした）。
右側がニコイチしたコイルです。

交換翌日に本格的に試運転をした結果、
①エンジンの微振動が明らかに減った
②トルク感が増した
③加速がよくなった
といった結果となりました。

コイル一本2000円弱で、これだけの効果と予防整備ができたので大満足の結果となりました。

走行距離：118987KM