2018年07月26日
2週間前、父が会社で倒れました。
発見時、意識がなく呼び掛けにも応じられない状態で倒れていたようです。
会社へ連絡があり、状況を全く把握出来ぬまま病院へ。
熱中症だろうか?
ひどくなければいいな。
それくらいに思っていました。
私の会社から病院が近かった事もあり、搬入間もなく到着出来ました。
カーテンの隙間から緊急措置をされる父の腕が見えましたが、肌色ではなく紫色でした。
医者から「くも膜下出血」だと告げられ、意識もなく自発呼吸もない状態だと告げられました。
大きな脳動脈瘤が破れたようです。
相当、状態が悪いらしく ステージ5 だと。
なんとか手術出来るようにとカーテン越しが、ただならぬ空気で慌ただしく動いていました。
一刻を争う状況のため、早々に複数枚の同意書にサインをしました。
急性水頭症になっており、脳に圧力が掛かった状態のため、頭に穴を開けてチューブから血と水を抜くとの事。
あと 生命の危機 と体が判断し、アドレナリンを多量放出した事により肺が水浸しのようです。
状態が悪いため、手術出来るかどうか。
出来ても手術中に死んでしまう可能性。
例え手術が上手くいっても植物状態のままの可能性。
自発呼吸がなければ呼吸器を使う為に切開する。
何一つ希望が見いだせる言葉はなかったです。
「何で!?」
目の前の現実を理解し飲み込めない!
こんなハズじゃない!
どうか嘘が夢であってくれ!!
でも、嘘でも夢でもなかった。
ただただ自分の無力さを痛感する時間が、やたら長く、冷たく過ぎていくだけでした。
何時間経っただろうか。
手術が出来る事になりました。
ただ、破れた脳動脈瘤が大きく場所も悪いようで、クリップ術では難しいとの事。
カテーテルで行う コイル塞栓術 で手術する事になりました。
しかし 術中死亡もありえる という説明が頭を離れない。
でも、「ステージ5で手術出来るだけでも奇跡」なのだと皆で励まし合う。
何とか命だけは奪わないでくれ!
こんな良い人を死なせないでくれ!
父との思い出が頭を駆け回る。
俺は父に何を返せたのか?
何も返せてない。
何一つ返せてない!
何に変えても生きていてほしい。
結果どんな状況でも、ただただ生きていてほしい!
手術は成功しました。
父の強さを再確認しました。
あの日から2週間・・・
くも膜下出血後の2週間 魔の2週間を乗り切りました!
今現在、記憶が戻っておりません。
左半身にマヒが残りました。
言葉も出ません。
出来ない事だらけです。
ですが、
目は開き、声も出ます!
飲み込む事が出来ます!
リハビリで立つことが出来ました!
出来る事も沢山あり、日に日に良くなっています!
こんな事があり2週間、みんカラに顔を出せませんでした。
暑い日が続きます。
皆さんも無理をせず、頑張って下さい!
体調管理をして下さい。
私も灼熱の中、明日も頑張ります(^_^)ノ
Posted at 2018/07/27 00:49:07 | |
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