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イイね!
2017年12月01日

30年前に思いを馳せてみる

30年前に思いを馳せてみる 関係資料が入手できたことを機に、ニットテープヤーンの話を更新しようとしたところ、ブラウザ更新の影響か、リッチ編集が上手く作動せず、一時は全文が消失。

正しく茫然自失となりましたが、幸いキャッシュが残っていたため、無事更新完了となりました。

そんなこんなで時間を消費する内に、思い返せば今年も残すところ1ヶ月を切っていたりもする訳で。今月のネタとしては、やはり30年前に登場したタイトル画像のクルマに触れないわけにはいかないのです(笑)


これまでも、170コロナへの思い入れはちょっと特別というのは何度か書いてきたのですが、折角の機会ですから、30年前を思い返しつつで触れてみようと思います。

1987年(昭和62年)というのは、後でも列記してみますが、話題になったモデルチェンジが多くて、そんな中で年末押し迫った時期に登場したこのコロナは、一般世間的には地味という意見が多かったように記憶しています。ライバル車のように、ターボや4WD等を持たずのモデルチェンジですから、そんな評価も自然ではあったのですが。

私的には、先代からの内外装のアップグレードぶりに目を見張りまして、ちょうどカリーナEDをセダンにリデザインしたような出で立ちは、EDのデザインを高く評価しつつも、もう少し実用性が欲しいなという要求を満たすものであったのです。そんなボディが搭載するのは、ガソリン全車ツインカムですからね。

強いイメージリーダー的グレードを持たないことで、返って各グレード全般に渡って目配せが出来たかのような中級グレードの充実ぶりや、この時期のトヨタ各車の特徴となる細部に至るまでの作り込みも特筆すべき事項だったと思います。


この年は、コロナに限らずミドルサルーンにいいクルマが続出していたのですけれどね。登場順に並べてみます。




アコードCAは追加車種ですので、若干異なるという見方もできますが、各社、このクラスに向けて力の入ったクルマ作りをしていたという点は納得していただけるだろうということで。


同じトヨタではありますが、前年に登場したこのクルマ達も加えて・・・



ミドルサルーンは、実に選び甲斐のあるクラスだったと、やや遠い目線ながらに思い返したりします。その背景には、アコードを除けば、各車FF化後の第2世代ということで、純粋な技術開発よりも商品としての魅力の充実に力を注げるようになった、ということが大きいのかもしれませんね。


私は、先に書いた理由、特に小排気量モデルの充実ぶりに一票を投じたのですけれども、様々な理由から他の各車を選ぶというのも、もちろん納得できるのです。


ミドルサルーンの他に、この年登場して話題となったモデルをいくつか挙げてみます。

〇ポピュラーカー




〇ラグジュアリーカー




〇スペシャルティーカー

以上、画像の引用元:FavCars.com

他にもいくつか新型車はあるのですが、市場へのインパクトという点ではこれらだろうということで選抜。どれも人気が高く、販売台数も多かったクルマ達ですから、各車への思い入れをお持ちの方も多いのではないでしょうか。


こうして見返すと、この年はvinatge yearの一つとして、屈指の感も致します。

こうした話題となった新型車達が続々登場する中で、ハイソカーブームに端を発したマークII3兄弟の人気が根強く続いて、”マークII現象”という言葉が車業界の枠をも超えて、様々な分析がされていたのも、この年。

そんな状況にありながらも、やや地味目なミドルサルーンに強い魅力を感じていたというのが私らしい気もするのですけれどね(笑)
ブログ一覧 | 徒然昔話 | クルマ
Posted at 2017/12/01 22:11:22

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この記事へのコメント

2017年12月1日 22:52
どうもはじめまして。


「この当時は色んな車種があって、エンジンバリエーションも沢山あったし、サイズもやたらに3ナンバーじゃないし、良かったなあ…」と思うばかりです。



この上の画像を見ても、現在、コロナは「プレミオ」になってしまってるし、あとのクルマは「カペラ⇒アテンザ」、「アコード」はHV専用車に、「ブルーバード⇒シルフィ」、「ギャラン」は国内から消滅、それ以外のジャンルでもそのまま名前が残ってるのは「カムリ」、「カローラ」、「クラウン」、「シビック」程度なんですよね…


しかも名前が残ってるのはいいとしても、カムリはアコード同様にやたらにデカイHV専用車になったり、シビックも復活したものの、タイプRなんぞは400万円オーバーの高額車… 日本市場が冷え切ってるとはいえ、やたらに海外メインになってしまってるのは残念でならないですね…
コメントへの返答
2017年12月2日 8:11
はじめまして
コメントをありがとうございます

色々な意味で、クルマ達が今よりも近くに存在した時代かもしれませんね。

日本車は、一部を除くとブランド価値を守るよりは、新たな価値観を提供することで市場を刺激し続けるという選択をしてきたのだと思います。それを30年も積み重ねた結果、書かれているような状況となってしまいました。私もブランド価値を大事にしてほしいと思う一方で、そのこと自体への判断は難しいとも思います。

クルマは、切迫した省エネ等の一大変革でも起こらない限り、より大きく重くという方向で進んでしまうんですよね。今回取り上げたコロナは、FF化に際してそうした流れに逆らう形でベストサイズを求めたのですが、時が経つにつれライバル車との関係が苦しくなったと当時語られていたりします。170はそうした状況への対応でもあったんですよね。

この国には、5ナンバーという基準で長い時間をかけて構築したインフラが今でも数多く存在しますから、そろそろ上限に達しつつある(あるいははみ出しつつある)のは確かです。そこと世界基準の両立は、とても重い課題ですね。
2017年12月2日 20:53
こんばんは

本当に、長文が消えてしまうのは辛いと言うか”えっ?”って思考が止まってしまいますね。
私も良くあります・・・。


T170は飛び道具無しで勝負に出た印象が強いです。
ギャランやブルーバードはこれでもかの先進技術オンパレードでしたがが、コロナもガソリン車はすべてツインカムとかだったりするのにあんまり売りにしていなかったような気がします。
そこがまたコロナらしい気もするんですが。
当時の流行りの台形?メータークラスターのデザインや造形では一番好きでした。
当時の私はアコード押しだった(今でも一番好きなアコードです)のですが、ライバルに比べてちょっと古い感がありました。
たった二年で高校生が感じる程ですから技術の進歩が早かったんだと思います。

本当に、この時の新型車は印象深いモノが多いです。
自分が興味を持ち始めて間がなかったのもありますが、今では考えられないほどミドルサルーンに力作が多いです。

今見てもワクワク感が蘇ります(笑)。
コメントへの返答
2017年12月3日 9:45
おはようございます

長文には大体調べ物が加わっていたりしますからね。コメントをいただいている過去物の編集は、より慎重にやらねばと強く感じる機会となりました。

T170は、カムリ・セリカ・カローラ等が近くに併存する中でどう勝負に出るか、とても難しかったのでしょうね。ギャランやブルーバードが取り入れた先進技術は、トヨタだと他車が先になっていたりしますし。
その代わりか、量販グレードの商品力勝負ならビハインドは殆どなかったように思います。書かれている台形メータークラスター、この時期に採用する車種が続きましたが、この種では一番凝った造形で私も好ましく感じたポイントの一つでした。トヨタ的には、他社に似てしまったという反省があり、2代目ED&初代エクシブのインパネへの反映となったようです。
3代目アコードは、この中では登場年次が早く、これらの起爆剤的存在だったように思います。間違いだらけ~では、タッチの柔らかさ?が高く評価されていましたね。

この年は、各メーカーが本気で国内マーケットを取りに来ていたことを感じさせます。トヨタ・ホンダの安定に加えて、日産・三菱の復調となれば力作が続くのも納得です。バブル期特有の浮ついた感じも少ないですよね。
2017年12月2日 20:56
今晩は、前記事にコメントさせていただきました猫なべです。またコメントさせてください。今回の記事も当時の様々な思い出を蘇らせてくれました。ご指摘の通り、この1987年というのは日本の自動車史の中でvinatge yearの一つといえると思います。ただふと思うのは、第1次オイルショックと排ガス規制がもしなければ、1977年前後がこれにあたったのではと思うのです。勿論、歴史にタラレバは禁句ですが、二つのショックによる失われた10年というのが、存在する気がしてなりません。
 次に、170系コロナですが、今見ると大変バランスの良い良質なファミリーセダンと思いますが、当時の私にはまったく魅力的には見えませんでした。そこで思うのは、直感的な車の魅力というのはバランスではないのではということです。車に限らず商品というものは、ある突出した部分が魅力に見えることが多々あります。だとすると、バランスの良い車というのは、トートロジーですが全体が良い訳で突出した部分が無いというのが、訴求力に欠けるように見えるのかと思います。ですので、バランスの良いところに何かひとつスパイスを効かせるというのも商品企画上の策のひとつかと思ったりも致します。
 最後に上の方のコメントへの返信で述べられている「5ナンバーという基準」ですが、現在1.8m幅の愛車を運転していて同感な点多々あるのですが、一方で、またタラレバなのですが、5ナンバー基準が1.7mでなく、せめて1.8mであってくれたらと最近では思うようになりました。これは、対側突という点でのドア厚等を考えると1.7mだと車内幅が若干狭く感じるので、この10CMの差は大きいと感じるからです。わが国の国土の狭隘さは理解していますが、もし現5ナンバー幅より若干広い車幅を前提にインフラ整備が進んでいたらと思えてなりません。
コメントへの返答
2017年12月3日 11:48
前に書いたことがあるのですが、コメントから導かれる部分もありますので、お気楽にお寄せいただければ幸いです。

第1次オイルショックと排ガス規制の部分ですが、共に大きな山であっただけに、もう少し早期というのは同感です。もっとも、この2つが日本車を躍進させたのも事実なんですよね。景気変動同様に、あの時期があるからこその部分もあるように感じたりです。

170コロナへの評価は、正しく書かれているような内容が当時の主流だったように記憶しています。突出したイメージリーダーを存在させて吸引するという手法は、本来トヨタが得意としてきた技だったのですが、この時はブルーバードやギャランが上手く訴求した感が強いです。この時の両車が今でも高く評価される理由の一つでもあります。
ただ、ファミリーセダンという分野においてはウェルバランスも大事で、ターゲットを絞って煮詰めたが故の良さもあると思うのです。クルマ趣味人からすると、ちょっと外れた視点なのかもしれませんが、そんな話を特別仕様車の回でやっていたりします。

5ナンバーの話、規格を決めた当時には国産乗用車保護の観点がありましたから、純粋にサイズとして妥当だったのかという話はありますね。当時は衝突安全の概念も殆どありませんでしたし、おそらくタクシー用途で横3人乗れればくらいですよね。それでも排気量やホイールベースは途中で拡大されたのに対して、サイズ自体は変わらなかったのは、それだけ影響度が大きいということが理解されていたが故かもしれません。本来は、小型乗用車の車幅を論ずるべきだったのかもしれませんが、敷居を下げる形での開放となってしまった影響が今になって表れているといったところでしょうか。
2017年12月2日 23:11
こんばんは。お久しぶりです。造詣深いブログ、楽しく拝見しました。
私も、「年も押し迫ったこの時期に何故?」と思ったものでした。当時の番組などでは、全車DOHCエンジンであることと、5ドアをSFとしてきたことを取り上げていました。GTグレードこそありましたが、全くと言って良いほど触れられていませんでしたね。しかし、以前書かれたブログにあるよう、売れ筋グレードが順当に代替されて、大きなマーケットを作っていたのですから、自動車雑誌等で作られたイメージと、実売の結果は違うのだな、と、この年齢になって感じたものでした。
コメントへの返答
2017年12月3日 14:28
こんにちは
忙しいと言いつつ、好きなクルマのことは書かねばなんですよね(笑)
このコロナの登場時期については、先に登場したブルーバードやギャランへの対抗で発表を早めたと推測されていますね。カリーナと極力時期をずらしたかったという説もありますが。
EDが上級訴求で成功したことにあやかってのSFですよね。先代の5ドアは玄人からの評価が高かったが一般的な評価は今一つということで、相当苦労されたようです。今視点でみると、先日発表されたクラウンコンセプトの源流にも映るのが実に感慨深くもあります(笑)
モデルライフを通して目立つことこそありませんでしたが、1.8~1.5で消去法のクルマ選びをすると大抵最後まで残るクルマでした。この残ることが実は大変だったりするんですよね。
2017年12月3日 19:15
再コメ失礼いたします。
上記でもう一点思うところが残っておりましたのでコメントします。
それは、最初の方のコメントされている「ブランド」の問題です。高山の(秋)山さん様のご指摘、まさに正鵠を得ておられると思うのです。私自身も伝統の名前の消滅は悲しく思っております。ただ、最近、「じゃあ車のブランド、伝統の名前とは何なのか?」という疑問が生じてしまったのです。それは、スカイラインとフーガなのです。まず、初めに私は愛車歴でもお分かり頂けるかと思いますが、基本FR好きでスカイライン党です。この前提で議論展開致しますので、ご不快の方ありましたらどうかご容赦ください。現行スカイラインはFRの上級セダンとしてグッドバランスの良い車だと思います。V35以降では最も良いと思いますが、この車は「スカイライン」では無いと思います。別名の方が良いとさえ考えます。つまり、「スカイライン」は名前は残ったが伝統は消えたと言いたいのです。他方、フーガですが、これはポジション的には旧セドリック・グロリアであることには何方も異論はないかと思います。こちらは初代はY34セドグロの後継車として、大幅な正常進化、その後フルチェンジを経て現行型という風にとらえています。こちらもゼロクラウンの影になってしまったような不運があると思いますが、ウエルバランスの高級セダンだと思います。むしろ、「セドグロ」は名前は消えたが伝統は残ったように思え、これは上記スカイラインとは逆のパターンだと思うのです。長々と書いてきましたが、結論としては、「単に名前が残ったからブランドが残ったとは言えないのでは。」ということです。サニー、ブルーバード、ローレル等特に日産系のブランドの消滅は多いですが、問題なのはその実を継ぐ車両が無いことの方ではないのかと思う昨今です。シビックもそうです。現行型に初代シビックの精神というかエスプリは感じられないと思います。突詰めれば、これは「伝統とは何か」というかなり重い問題なのかもしれません。以上、多分に私見偏見に満ちておりますので、御笑覧いただけますと幸いです。
コメントへの返答
2017年12月4日 22:10
自分の書き方として、見解の分かれそうな内容を否定的に断ずることは避けているだけに、正直返答には戸惑いがありました。

そんなことを感じつつの私見ということで。
先ずスカイラインについて。
現行はGT-R・RS等の系譜とは異なると思う一方で、3代目以降R31のパサージュまで続いたXタイプやその廉価版Lタイプの系譜と捉えればよいのではないかと思っています。イメージリーダーとは異なりますが、この系譜こそが最多量販だったはずでもあり。また初代まで遡ると、そのコンセプトはV35以降に再現された感もあります。従って、伝統が消えたという結論には違和感を禁じ得ません。
次にフーガですが、ご指摘の通り、セドリック・グロリアの後継だと私も思っています。前者は少し前に生産の止まったタクシーキャブでの使用、後者はスカイラインと共に残すことで旧プリンス色が強くなること、を嫌ったのかなと推測するところです。
最後にシビックですが、スカイラインとは逆で、初代ではなく「スポーツ」や「ミラクル」の世代に系譜を見出せばよいのではないでしょうか。「スポーツ」の時にも、名が体を表していないという論があったことを懐かしく思い出したりもします。
名が残れば、何かしらの伝統や精神を見出すことも可能ですが、名を消してしまえばそれもままなりません。ブランドを消すというのは、伝統や精神の否定の比ではない断絶だと思うのです。自分のクルマの購入には設計者の考え方への共感が含まれますので、尚更そんな思いが強くなります。
2017年12月4日 22:40
ご配慮有り難うございます。私、所謂江戸っ子気質なので、遠慮ないご意見の方が有り難いのです。なぜなら、同じ考えだけでしたら、ご意見うかがう意味合いが薄くなりますから。雑誌の受け売りではない独自の考えが検討できること素晴らしいと思います。ただお気遣いさせて仕舞いました点御詫びいたします。
スカイラインの件、眼から鱗です。1点気づいたのは、私の感覚では、GTX、GTLでもスポーツGTなんです。ラクシャリー系は、本来の4気筒GL系という見方なので、これですと、R32でラクシャリーは衰退、よって35以降は違うという理屈です。ついでにGTR はイメージリーダーで別物とみなしております。もしかすると、私の方が名前ブランドを重視していないのかも知れませんね。あと、文字での表現は、細かいニアンスの表現伝達が難しいです。生意気言いますが、どうかお気を悪くされませんよう、今後とも宜しくお願いいたします。
コメントへの返答
2017年12月5日 20:28
ブログの記載からはかなり離れてしまった内容を問題提起し、それに対する意見を求めるのであれば、トラックバックの利用がより適当かと思います。
書かれている「文字での表現は、細かいニアンスの表現伝達が難しい」は、私自身ここを始めるにあたり肝に銘じたことでもあります。その齟齬から生じた事象をいくつも見てきましたので、殊更慎重にならざるを得ません。公開は限定していませんし、アクセスもそれなりにありますので、受け取られ方も様々あるだろうなという思いは常にあります。
折角の場ですから、上手に利用していきたいですね。
2017年12月5日 23:37
更新失敗お察しします。
この手の投稿は本当に神経を使います。
超大作なら特にです。

さて、1987年って最近だったはずなのですが・・・・
同時期に発売された車を並べてみると、シビック以外は
トランクリッドがある車ばかりですね。

その本流の3BOXスタイルの売れ筋ミドルセダンは
どれも個性的で見てるだけでわくわくしますね。
もちろん自分ならAE92セダン一択なのですが、
それを除くとギャランが良いなぁと思ってます。

T170コロナはお世話になった方が愛用していて私も
よく助手席に乗せて貰っていましたが、快適ないい車でした。
Rrシートの背もたれが妙なカーブを描いていること以外は
至極マジメでバランスの取れた車だったと感じています。
外から眺めてもいつまでも眺めていられる端正な顔つき、
控えめだけど引け目を感じさせない内外装、
ハイソカーで大もうけしても調子に乗り過ぎないで
しっかり飯の種を育て上げるトヨタの底力ですね。
コメントへの返答
2017年12月6日 20:28
これまで全く問題のない操作だったことで油断しました。
しばらく真っ白な灰になりましたが、回復方法が見つかったのが幸運でした。
より慎重に作業を行わねばですね。

1987年は80年代初頭の2ボックスブームが一段落して、トランク付に回帰していた時期ですね。時代がアウトドアよりフォーマルを欲していたのかな、なんて思います。

当時は没個性的とも評されたミドルセダン群ですが、今視点だと十分個性的で魅力を強く感じます。そんな中でもギャランは特に個の主張が強かったクルマですね。VR-4に注目が集まりましたが、中間グレードに旨味が詰まっていたかもしれません。

T170は、基礎となったT150・160が欧州での戦いも見据えた秀逸な企画でしたから、ハイソカーからの影響は受けつつも、抑えるべきところはきちんとしているという成り立ちですね。「控えめだけど引け目を感じさせない」というのは、実はとても難しくて、過不足に至ってしまったクルマも多い中、上手く消化した数少ない例だと思うところです。
ご指摘のリヤシートは、T150の時に車高の低さに起因するリヤのヘッドクリアランスの不足が欧州から指摘されたものの、T170の時点ではキャビン周りに手を付けられなかったため、辻褄合わせとなった部分のようです。T190ではパッケージングを再構築して、抜本的対策に至っています。スタイリングを優先した2代目マークIIを思い出させる作りで個人的には短所もまた嬉しの部分なんですよね。
2017年12月6日 22:23
今の愛車が87年製と言うこともあり、87年は殊更意識してしまいますね。
自分のなかでは87年以降が最近の車と言う意識で(笑)

セドグロからSTD/DXが無くなったり、クラウンが3ナンバーボディを得たり、シビックが大衆車のヒエラルキーから脱して1700一杯の横幅になったり、新しい基準も生まれる一方、後から考えると87年辺りのフルモデルチェンジが最後だったかな?と思わせるものも。

思い付くのは同一車種でのセダン/ハードトップ/クーペの造り分けでしょうかね?
まずセダンベースのクーペはここに登場しているカペラが最後じゃ無いですかね?
また、230セドグロから日本じゃ当たり前に同一車種でもセダンと4ドアハードトップを設定してきましたが、この年のセドグロ、クラウン、ブルーバード(次のFMCでも造り分けますが、チョイと意味が違う)、次年のマークⅡがこれまた最後のような。

さて挙げられているミドルクラスセダンで個人的にはやはりE3ギャラン。2年後自分の愛車となるわけで、VR4の体感ゼロ加速の衝撃は今でも忘れられません。当時はすべてに於いて新しいと思っていましたが、ラリコンを付けるのにスピードメーターはまだ全ケーブルでしたから相当な古さですよね(笑)
コメントへの返答
2017年12月7日 22:01
これは年代に限らずですが、自分のクルマが基準になりますね。旧車界に「ハチマル」という枠が出来たのはそんな昔ではないということもあり(笑)

やはりプラザ合意から始まる一気の円高が、クルマ界隈の大きな変革のきっかけなのだと思います。サイズや装備等、様々な点の上級移行傾向が顕著になったのが、この時期ですね。その一方で、時代に合わず消えていったものもあるということで。

セダンベースのクーペは、スペシャルティーカーに統合されて減っていた時期ですね。そんな時期に登場したのがカペラC2ですが、セダンベースと括るのはちょっと惜しい感があったりです。これ、ボディパネル類はもちろん、ホイールベースも変えていたりします。
90年代には、北米仕様との共用が可能なこともあって、一時的なブームが訪れていますね。

4ドアハードについてですが、セダンとボディパーツを共用しつつのモデルはU12ブルーバードが最後だと思います。ピラードを選択したトヨタは、差別性の観点からか早期からセダンとデザインを分ける形で作りますが、ピラーレスの日産は対照的にセダンとの共用がこの頃まで続きました。少量多品種生産で作り分けが容易となった関係もありそうですが。

VR-4は、スペックからして凄そうなクルマでした(笑)。三菱復活の狼煙でもあり。メーターケーブルはそれこそ最後の世代で、もう少し後には一気に切り替えが進みますね。
2017年12月10日 15:25
お久しぶりです(^^)

この時期はこれほど話題性のある車が出ていたのですね。改めていい時代だったと感じます。その中で確かにこのコロナは地味な印象ではありますね。ちょうど私がトヨタを苦手としていた頃ですが、逆にparl-siroさんがこの時期のトヨタの4ドアをよく紹介されるのを見て、地味なデザインの奥深さ、トヨタの戦略などを今さらながら感じるようになりました。

私はこの中ではギャランがとても好きでした。VR-4のインパクトも凄かったけど、標準モデルも素晴らしいデキだったと思います。うちの会社役員二名が乗っていて、出張でよく運転しましたがNVHどれもが素晴らしいと思いました。

ラグジュアリーだと、クラウンよりもセドグロですね~。大好きでした。
コメントへの返答
2017年12月10日 18:43
ご無沙汰をしており、すみません

各社の主力級が次々登場していた構図ですよね。国内市場の確保のために総力戦をやっているようでもあり、本当にイイ時代でした。各車、歴代でも好きなクルマが揃っていたりですし。
当時のトヨタはシェアを伸ばしたことでやや守りに入っていた感もありますが、国内市場を理解した上で、商品力とか完成度を高めていた点に手抜きはなかったように映るんですよね。

ギャランは、売れ線をあえて狙わずに個を主張しましたから、高く評価される方が多いのも理解できます。標準モデルの良さは、FFシグマの時の地道な改良が結実した気もしますね。

クラウンとセドグロも、私的に共に歴代筆頭ですので、軍配は本当に悩みます。キャラクターが明確に違いますので、どちらが合うかなんでしょうね。
2017年12月14日 21:02
ご無沙汰しておりました。

87年、今振り返ってもいい時代でしたよね。U12とギャランが一気にスポーツ四駆攻勢に入ったと思えば、Y31は高級車にパーソナル感を求め、T170は「平凡なようで、実は非凡なファミリーカー」として戦列に加わったというのが、すごく深いです。まさにこの年のヒット曲だった「人生いろいろ」が思い浮かぶような年だったように感じています。

出来ることなら、この時代に生きてC33を新車で買いたいとしみじみ思います(笑)
コメントへの返答
2017年12月15日 6:09
こちらこそ、ご無沙汰をしており、すみません

新技術そのものを訴求した時期は過ぎて、クルマのキャラクターに新技術を寄与させる時期だったのかもしれませんね。5ナンバーという基準が効いて、この後よりも抑えが効いている感もアリ。
今視点だと十分個性的に映るのですが、当時の評価はそうでもなかったように記憶するのが、また興味深い点です。

C33だと、ここから約一年後ですね。ライバル車との関係を絡めつつで、先々取り上げるかもしれません。
2018年7月12日 14:16
当時ひしひしと感じていたことですが、87~90年くらいの年は、国産車が1年ごとに大きく進化するような年代であったと思います。
マイナーチェンジ前と後では、パワーをはじめデザインが全く異なっていたこともありました。
3ナンバーの自動車税がまでは、車体は5ナンバー枠のままで、良質な車が作られていたと思います。
当時は「何の変哲もないファミリーカー」と思っていた車でも、今見ると、どの車も「いいなあ」と感じますから不思議です。

「力作が続くのも納得で、バブル期特有の浮ついた感じも少ない。5ナンバーという基準が効いて、この後よりも抑えが効いている感がある」・・・と書かれているのは「そうか、これか!」と思いました。
コメントへの返答
2018年7月12日 20:53
前にも書いているのですが、次の進化が確実で、本当にクルマを楽しめていた時代だと思います。
少し前の円高を契機に、国内市場は各メーカーの総力戦の様相を呈していましたから、次々出てくるクルマも力作ばかりでした。
今思い返すと、小型車枠があったからこその部分はあるんですよね。枠内で極めるというか。枠がなくなったことで、余裕を持ったというよりも無秩序的な、抑えが効かなくなった感の方を強く感じますし。

今は、特にセダンだと存続の危機寸前の状況に至っていますから、各社が力作を問うことができたあの時代って、郷愁を覚えずにはいられなかったりです。

プロフィール

「日毎に暖かくなる季節の中で http://cvw.jp/b/1984303/47641110/
何シテル?   04/07 21:25
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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