ドラフト会議２０２３

今日、プロ野球のドラフト会議が開催されました。今、録画したドラフト会議の映像を視ているのですが、阿部慎之助新監督、日本ハムと指名が重複した中央大の西舘勇陽投手の交渉権を、くじで見事に引き当てましたね。新監督になって初めての大仕事、お疲れ様です。尚、巨人は本指名は５人までで終了し、その中に高校生がいないのは、２００９年以来とのこと。

今週土曜日に日本シリーズで対戦する阪神とオリックスは、一本釣りで交渉権を獲得しましたね。阪神は青山大の下村海翔投手を、オリックスは上田西高の横山聖哉内野手を指名して、交渉権獲得となりました。２チームともそれぞれのリーグで、ぶっちぎりの成績でリーグ優勝しましたが、今年のドラフト会議も、他の球団が競合をしている間、さらっとやり遂げたという感じがしますね。特に阪神あたりはしてやったりという顔を岡田監督以下、会議に参加していた関係者の表情から見て取れました。

広島は楽天と競合した、青山大の常廣羽也斗投手の交渉権を獲得しました。くじに当たった時の叫びとガッツポーズといい、その後のインタビューで、「緊張しました。ＣＳで菊池（選手）にスクイズのサインを出した時以上に、緊張しました」という発言といい、もう面白いなあと思いました。そしてそのクジを当てた勢いで、すぐに常廣投手に会いに行くというフットワークの軽さ。これも凄いですねえ。

ソフトバンクは、大阪桐蔭の前田悠伍投手を楽天と日本ハムと競合したのち、クジで交渉権を獲得。仕事を終えて帰ったあと、テレビで前田投手がインタビューに答えていましたが、ソフトバンクはいい選手を引き当てたと思います。

中日は、２度目の１位指名で、ロッテと競合した草加勝投手を、クジで引き当てたのですが...大丈夫かなというのが私の感想。ちゃんと戦力になるように育ててくださいね。

ロッテは、３度１位指名をして、いずれもクジで外したのち、４度目の指名で明大の上田希由翔（きゅうと）内野手との交渉権を獲得。いやはや、本当にご苦労様です。

その他の球団も含めて、12球団の１位指名は、以下のとおりになりました↓。



ここから球団と交渉してプロ野球選手としての第一歩を進むわけですが、一人でも多く、プロの世界で活躍する選手が出てくれるといいですね。