今日、マンガの単行本を3冊買いました。いずれも重野なおき先生の作品です。
1冊目は「信長の忍び」18巻です。この18巻では織田信長側から見た荒木村重の反乱、その最中にあった竹中半兵衛の最期、明智光秀の丹波攻め、御館の乱後の武田家、そして主人公千鳥の故郷である伊賀の国と織田家の衝突である天正伊賀の乱が描かれています。天正伊賀の乱は、現在連載中の本編でも続いていますが、どのような結末になるか注目したいですね。そして明智光秀の心境も・・・。
2冊目は「軍師官兵衛伝」第5巻です。この第5巻では賤ケ岳の戦いの結末、謎の僧侶・天海の登場、官兵衛の息子・長政と蜂須賀小六の娘糸姫との結婚、小牧・長久手の戦い前にあった、(建造中の)大阪城攻防戦、小牧・長久手の戦い、新たな敵・長曾我部元親の登場が描かれています。この5巻で柴田勝家とその妻お市は自害するのですが、戦国時代の悲劇のヒロインであるお市の最期はグッとくるものがあります。そして、天海。その正体は・・・どうなんでしょうねえ。長政と糸姫の結婚が描かれましたが、この二人ののちのちまで描くとなると・・・ちょっとねえ。そしてこの二人が結婚となると、蜂須賀小六の・・・。
3冊目は「真田魂」第3巻です。この3巻では徳川家との戦いである第一次上田合戦、真田昌幸の嫡男・信幸と本田忠勝の娘・稲姫との婚姻(しかもこの時信幸には清音という正室がいます)、そして避けられない状態になった北条家との戦い。そんな中人質生活を送る、真田信繁は・・・という内容になっています。尚、この3巻では豊臣秀吉の側室・茶々(のちの淀君)と最初の子供・棄が出ていますが、茶々の顔が亡き母のお市にそっくりですねえ。
作者の重野先生も「軍師官兵衛伝」第5巻の巻末でコメントしていますが、「軍師官兵衛伝」は西の情勢、「真田魂」は東の情勢を描いています。そしてこの2つのマンガでの秀吉も結構好きです。あと重野先生は、時代劇コミック雑誌・コミック乱ツインズで「殺っちゃえ!!宇喜多さん」の連載をしていますが、こちらの方も結構好きで、単行本になるのを心待ちにしております。
Posted at 2021/07/31 23:59:51 | |
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