今晩は・・・😊
・・・左の画像は、「Caterham ・・・再生1。」で、ご紹介致しました、My7の、「排気側カムシャフト」の、破損部分の物です・・・😣
・・・My7、及ぶ限りの、「Upgrade」を実施して参りましたが、この度、「まさかの」アクシデントにより、現在、「入院中」です・・・。
・・・今までもそうでしたが、こうした、「不測の事態」を経験する事で、車の、「完成度」は、上がって行きますので、コレもまた、「Upgrade」に於ける、「通過点」なのかも知れません・・・😌
・・・と言う訳で、今回の、「雑感」は、Caterhamの「エンジンチューニング」について、思い付いた事を少しばかり・・・。
・・・上の画像は、以前にも上げましたが、今回の、「破損カムシャフト」の、「破断面」の物です・・・。
・・・このカムシャフトは、「特殊鋳造」によって製造されていますが、よく見ると、鋳造工程で必然的に発生する、「ス」の目が、「粗い」のが、お分かりになると思います。
・・・My7に使用しているのは、Kent Cams製のコンペティションカムシャフトですが、コレは、R500用ノーマルカムシャフトに当たります。
設定パワーバンドは、「3500-8000rpm」ですので、「ストリートチューン」としては、実用上、「BEST」なカムと言えるでしょう。
・・・カムシャフトによっては、「鍛造」の物もあるようですが、一般的な、「社外品」のカムシャフトの場合は、「鋳造」の物が多いようです。
・・・まあ、実際の回転数自体、カムの場合は、クランクの「2分の1」ですから、「鋳造クランク」で問題がない以上、「鍛造カムシャフト」を使用する事は、少ないかも知れませんね・・・。
・・・コチラは、「Piper Cams」製のDuratec用カムシャフト・・・。
・・・Kent Camsと比較すると、Duratec用でも、若干、特性の異なるカムをラインナップしています。
・・・ですが、Kent CamsでもPiper Camsでも、Duratec用のカムシャフトの場合、「パワーバンド」は、概ね、「2500-7500rpm」クラスから、「4500-9000rpm」クラスまでが、メインとなっています。
・・・その中で、「ストリートチューン」に最適な物は、My7に使用している、「R500用純正品」だろう・・・というのが、現在の、「結論」なのですが、機会が有れば、もう1ランク上の、「3750-8250rpm」や、更に上の「4000-8500rpm」等も試してみたいですね・・・🤤
・・・ただその際には、再度、「Mapping」を行う必要がありますので、当分実施する積りはありませんが・・・😅
・・・ですが、いずれのブランドのカムシャフトを使用する場合でも、ほぼ、「Max.9000rpm」と言うのが、Duratec用チューニングカムシャフトの、「常識」となっているようです・・・。
2,3L等は、「ロングストローク化」に伴い、2Lよりも「低め」のレヴが設定されていますね・・・。
・・・ですが、Caterhamには、また違ったアプローチでパフォーマンスUPを狙う方法もあります・・・。
・・・それは、以前、Caterhamからもリリースされたことがありますが、「Motorcycle用エンジン」を使用する方法です・・・。
・・・一般的な所では、スズキ、カワサキ、等のSS用エンジンをベースに、Caterham用にモディファイを行って、搭載する・・・という物です・・・。
・・・自分の知人の中にも、「数名」実施している方々がいらっしゃいます・・・が、「安直な」載せ替えですと、ナンバー取得は別にしても、「耐久性」、「トルク」等の面で、「不満」が生じる場合も、しばしばあるとの事・・・。
・・・ですが、「キチンと」組み上げた場合には、驚異的なパフォーマンスを発揮する事も有るようです・・・。
・・・上の画像は、SBDがリリースする、「CATERHAM, 1400CC HAYABUSA」エンジン搭載の7・・・。
・・・ボンネットセンターにエアクリーナーが顔を覗かせています・・・。
・・・上の画像は、その「エンジンルーム」の様子・・・。
・・・5000rpm以下などは、まるで使い物になりませんが、Max.10000rpmオーバーまで回り、且つ、圧倒的な「軽さ」を備えていますので、素晴らしい「戦績」を残しています・・・。
・・・同様の発想で製作された、別のブランドの物では・・・
・・・コチラに至っては、ハヤブサベースのフルチューンヘッドを搭載しつつ、クランクケースは7075材から削り出し、Max.10800rpm、エンジン重量73kg未満・・・と言うのですから、ビックリですね・・・😲
・・・そして、「極めつけ」は・・・
・・・コチラ・・・
・・・先に挙げました、「ハヤブサベース」ヘッドを使用しつつ・・・
・・・上の様な、特製クランクケースを使用して、90度のV型8気筒、2,5Lから3,5Lまでをリリースしています・・・。
・・・驚くべきは、そのスペック・・・
エンジン単体重量96㎏で、Max.520hp/10000rpm(NA)・・・と言うのですから、「ブッたまげました」・・・😱
・・・実は、My7で、先のUpgradeの際、「現存する最強のエンジン」を模索中に、「第一位」にランキングされていたのは、このエンジンなのです・・・。
・・・諸事情により、「搭載」は、「断念」致しましたが、とにかく「凄まじい」エンジンである事は、間違いありません・・・。
・・・現実的には、特に、「ストリートユース」を考慮すると、「不適格」な部分が、余りにも多い為、今後も搭載する予定はありませんが、この様な、「驚異的」なエンジンの存在を知っていると、DuratecベースでUpgradeして行く場合には、「ヤリ過ぎ」なんていう物はないな・・・と言う気にさせられました🤣
・・・その結果、My7では、クランク、シリンダー、ヘッド・・・等々、全てに手を入れる事になった訳ですが、それにより、「十分」満足できる、「パフォーマンス」を達成できました・・・が、今回の「トラブル」の為、その「愉しみ」も、暫し、「おあずけ」を食らっている状態です・・・😫
・・・いずれにせよ、新品パーツを多用していた事もあり、「秋頃に一度、見せて下さい」・・・と、主治医先生からは言われておりましたので、タイミングとしては不本意ながら、この機会に、「プロの診断」を
受けておこう・・・と、前向きに考えております・・・。
・・・以上、「7不在」によって発症した、持病の、「思い付き症候群」・・・の一端ですが、最近、みん友さん方の中にも、「戦闘的モディファイ」をご検討中の方々がおられる事を知って、話のタネに、投稿させて頂きました・・・。
・・・と言う訳で、皆様、「充実したカーライフ」を送られますよう・・・😉
・・・では、また近々・・・。
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Posted at
2018/10/15 19:30:00