CG及びCGAエンジンのファンベルトの交換をする時に戸惑うオルタ側のテンション調整の解説
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
実際FFの場合ファンは回してないし
今はVベルトでもね~し…ナンで言えばいいのやら
のベルトの交換です。
日産のCG型はオルタ側のテンションを張ってる場所が
かなり分かりづらく、躊躇されてる方もいらっしゃるので
徹底的に解明?笑
逆側(パワステ&ウォボン側)は、下に潜れば
かなり分かり易いので割合。
(そもそもオルタ&エアコン側を外さないと↑も外せない)
2
まずテンションを緩める前に、
こいつを緩めないと話になりません。
画像1で丸いプーリーの中央にあるボルトです
スパナは14mm
FF故に、このスペースが狭く
ソケットレンチは入りません。
あと通常の長い柄の両方メガネのネガネレンチも
通常の角度が付いてるのは角度がキツくてムリ
手持ちで1番角度が浅い片目方スパナの14mmで緩めますが
柄が短く力が入りつらいからキツイかも?
後で分かったんですが下側に潜った方が
(ホイルハウス内アンダーカバー取り外し後の場所)
からの方が若干力が掛け易いです。
たた狭い事には変わらずなので使用工具は同じです。
注意:ここはプーリー位置の固定を解くだけなので
ナットは緩めるだけです。
絶対外さないで下さい。緩くなれなOKです。
万が一外すと
ナットや付属部品の掛けなおしに
テンション・プーリーのブラケットまで外さなくてなならなくなったり
(コツが要ります取得までに2時間掛かりました。笑)
部品を紛失したり…と後が面倒ですよ。
3
次に、いよいよテンションプーリーの位置を変えて
ベルトのテンションを抜く作業…の前に
通常は車体に収まってて見えない部分を
車体から外れてるエンジンオサライしてみましょう…
テンションを緩めるのに回すのは
この長いボルトの頭…工具サイズ12mmです。
(高解像度の画像が欲しい方は遠慮無くメール下さい。)
※1 K11型中期以降は、ウォーターポンプ側ベルトは
パワステポンプ自体を動かして
テンションを調整する方式へ変更されいます。
※2 K11型後期電動パワステ仕様は、ウォーターボンプ側ベルトの調整には、前期とは形状の異なるアイドラーぷーリーでの調整となります。
ですので、今回の件とは別の側の話ですが
画像のエンジンとはベルトの通り、プーリーの数が違う場合がありますので注意下さい。
ただ、今回メインに説明している「オルターネーター&エアコン側」は、どの年式も同様だと思います。
4
ここからはあくまで私自己流です。
ABS車だったりすると通用しないかも?しれません。
ここは上とは逆に「レンチ」や「スパナ」は通用しません。
中堅サイズのソケットエクステンションに12mmソケットを付けて、ウォーターポンプの上から斜めに入れて
テンション調整ボルトの頭を探します。
見えないから分からないけど
多分斜めに入ってる様な気がする…
ここはボルトで固定してる訳じゃなく調整なので
回せればOK…って事にしてます。
5
入り具合は、こんな感じです。
これ、ブラケットも緩めた状態なので見てるだけかも?
ひょっとしたら、こう見えないかも?ですが
こんな感じって事で…
6
さらに「こんな感じ」の図
ね斜めにしか入らないでしょ?
私の車の場合、ちょうどブレーキ管の上に工具が載る感じなので、この状態でOK&手放しできるんですが
ABS車はどうだろうか?
7
で、そのままボルトに掛けたソケット&エクステンションを
外さないで、エクステンションの先にハンドルなり適度なハンドル&エクステンションを合体させます。
8
これでテンションを調整する事が可能です。(^^)
あとは通常のベルト交換の要領でOKです。
私の使う用語や文章が分かりずらいと言う場合を除き
この画像で判断とか、要領や通常の交換すらが
分からない方は
ここ自体に手を出さない方が無難です。
大人しく工賃を支払いプロに任せましょう。
その為に職人さんが居る訳ですし
ムリをしてボルトやナットの頭を駄目にすると
痛い目にあいます。
ベルトというと聞こえは簡単ですが
輪ゴムのベルトではないし、動かないまま適当にのれば
即エンジン破損(ウォーターポンプが動かずオーバーヒート)とか
走行不能(オルタが回らない事によるバッテリー上がり)に陥ります。
↑のでキツい事を書いてしまいましたが
申し訳ありません。m(__)m
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