仮眠をとるつもりで、早めに家を出た。
途中、米子道あたりから車の挙動がおかしい。
AWDのはずなのに、車が時おり揺れる。
窓を開けたら、なんかやばそうなくらいの風が吹いている。
到着したのは1時過ぎかな?
河原の駐車場へ車を滑り込ませ、購入していた 酒飲んで寝ようかなと思ったんだが、結局飲まず。
疲労困憊で目をつむったらそのまま眠れそう、というかシートを倒した瞬間寝落ちしてた。
しかし、異様なほどに風がきつい。
夜中、電線が風に揺られ『キュンキュン』鳴いてる。
まぁ、朝には落ち着くだろうと思っていたのである。
朝の動画。
最初の建物は、油屋別館(休業中)ですが動画最後の砂湯の案内看板もこの後、風で吹き飛ばされてました。
釣りをしようかどうしようか、迷うぐらい。
フライフィッシング専用の管理釣り場なので、もろ風に影響されてしまいますが、片道200km以上走ってきて断念するのも腹立たしいので漁協へ釣り券を購入しに行きました。
漁協の方とお話ししてたら、10月からエリアがダム下から国道のローソンまで拡大されるようで、広大なフライフィッシングエリアになるようです。
案の定、午前中は風で釣りにならず。
車の中に居ても、小刻みに震える車内で酔いそうになる始末。
11時過ぎに早めの昼食、車からテーブルとイスとコンロを出していたのですが、突風で吹き飛ばされて、イスが自分の車に『ガン』と当たったが、傷もついておらず、ギリギリセーフかな?
昼からは、ウエーダーを履いて、上流を目指します。
砂湯のところから入渓。
砂湯は入浴禁止になっておりました。
誰も入浴していない露天風呂はさみしく映りますね。
川の中には、ぽつりぽつりと魚は見えますが、昔のような数は見当たらなかった。
工事もしていたので、上流は断念。
この辺りが一番好きなポイントなんですけどね。
午前中やっていたポイントまで戻りますが、魚は皆目見えず、カワウの被害が甚大だと漁協さんも嘆いておられた。
そういう時は隼などの猛禽類を扱う鷹匠を呼んで飛ばしてみたらと提案してあげました。
実際、我が市町村も鷹匠を呼んで撃退したら、あっという間に鳥は逃げていきますから。
14時頃かな?
今まで吹いていた爆風が止んだ。
それまでは堰から落ちる水までも、霧吹きのように巻き上げていた風も、水面をかき乱していた風もすべて止んだ。
そっと対岸近くにウエーディングして歩いていくと、居た!
30㎝ぐらいの奴に見えた。
周りを見ると小型の水生昆虫のハッチも始まっている。
サイズにしたら#18ぐらいのカゲロウが水面から飛んでいく。
フライボックスを探して ガガンボパターンをティペットに結ぶ。
見に来るんだが、ティペットで見切られてしまう。
先端に7Xのティペットを継ぎ足してキャスト。
吸い込むようなライズ。
ヒット!
走る走る。
リールが逆回転、リャ~~~、リャ~~~と引き出されていくフライライン。
反転したときに見えた尻ビレが半端なく奇麗な形をしている。
30cmぐらいだと思っていた魚はメチャクチャパワーがある。
7Xのティペットではヤバいかも?
とにかく走りたいだけ走らせてランディングに持ち込む。
渓流用のネットでは入りきらない。
このヒレなら走られて当然かもな。
久々、会心の一匹?
ちょっと、いやだいぶん癒されました。
素晴らしいファイトをありがとう
今年は例年に比べて、全然釣れてなかったですから。
うれしさも一入。
2匹目もこのサイズ。
いっぱい走ってくれてありがとう。
楽しかった。
3匹目も掛かったんですけど、まったく別格のサイズの魚でした。
多分60cmオーバーかな?
リャ~~~~~~~~~~~~。
リャ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。とフライリールのドラグクリック音が。
リールに巻いてあったフライラインを2/3を引き出されて、もう少しでバッキングラインが出るのと違うの?というぐらい。
リールの動きが止まったので、巻き上げたら切られてしまっていました。
時間を見たら15時前。
いきなり雨も降りだしてきて
もう十分堪能したので、ここで終了とすることにしました。
釣れた数は少なかったけど、14時までの暴風とか鑑みたらいい結果かな?
なんせここは激ムズの管理釣り場で有名なところなので。
ということにしておきましょう。
本日のタックル
ROD:コータック クレッシェンド7.3フィート #3/4
REEL:アンペックスSK-Ⅱ
LINE:3MSA フリークェンシーBOOST WF-4F
REEDER:Jストリームリーダー 10フィート 6X
Posted at 2021/06/27 10:52:05 | |
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