イラストはネット上で拾いました。
わての記憶にある最高のスライダーを投げた投手といえば彼、伊藤智仁投手ですが、今日はプロ野球の話ではなくわてが初めてスライダーを受けた時の思い出の話です。
それはわてが中学1年生の夏休み。祖母に孫の顔を見せるため奈良に住む叔父が実家に遊びに来ました。弟達は従兄弟たちと仲良く遊んでいましたが、若干年上のわては手持ち無沙汰。
そんな姿を見た叔父が「一緒にキャッチボールでもするか?」と言ってくれたので、父とはなかなかする機会の無くなってたキャッチボールを叔父と久しぶりに行いました。
最初は普通にキャッチボールしてたんですが、ある瞬間突如としてボールが横へ曲がって捕れずに後に逸らすわて・・・・。
「え、今の何?」というわてに叔父は続けざまに5球ほど同じ玉を投げてきます。
そのたびに後に逸らすわて。
そう、叔父が投げていたのは横滑りする球、スライダーだったのでした。
軟式野球部の同級生が投げるカーブは打席に立って見たことはあったんですが、スライダーは初体験。
「投げ方教えて~」と言って握りは教えてもらいましたが、叔父が実家滞在中にはマスター出来いませんでした。
昨日の「何シテル?」に予定外のお出かけから帰路にと書きましたが、実は父を連れて叔父の告別式に参列してきました。
今年の5月には自分の同窓会に出席するために私の実家にも立ち寄ったそうです。父の話だとその頃はとても半年後に亡くなるなんて想像が出来なかったそうです。
私も訃報に際しただ驚くばかりでした。
無口な父に代わって時々私に「長兄とはこういう行動をしなきゃいけないんだぞ」と厳しくも優しく色々と教えてくれた叔父でした。
向こうで祖母と楽しく思い出話をしてくれることを祈ってます。
Posted at 2013/11/08 22:49:32 | |
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