世間は10連休中だ!令和だ!とブームに沸いておりますが、人混みと渋滞が苦手な自分。海外航空券を調べたらあり得ない値段、国内航空券もしかり(;_;)宿も高騰しとても泊まれません。こりゃ引き篭もりだな、と思ってましてが、2カ月は前に、そうだ!車中泊があるではないか!と気付きました。
いつも借りるレンタカーや、旅先での食事は基本的に料金は通常の料金と同じなので、車中泊なら非常にコスパが良いはず。
目的エリアは滅多に行かない山陰、食事はご当地の美味しいものを予約。長距離移動は渋滞予測カレンダーを見ながら、原則夜中に移動。
いざ、27日の22時に愛知を出発🚗
まずは早朝の鳥取砂丘を目指しました。
伊勢湾岸道こそ夜中でもソコソコ交通量が多かったですが、新名神、京滋バイパス、また新名神、中国道、鳥取道と空いておりスイスイ。法定速度厳守でも暗いうちに到着しました。駐車場で仮眠を取り日の出に備えました。
朝5時を過ぎると徐々に人々が砂丘に。早朝なのに思ったよりは人がいました。
境港へ移動し、朝7時からやっている『かいがん』で朝食。7:30に着いたのに既に20組み待ち。ここは予約出来ないので待つことに。いうても回転は早いはず、とタカをくくっていましたが、なんと2時間待ちました。待てば待つほど期待値は上がりますが・・・。
境港と言えば、水木しげる。一応少しだけ観光。
そして、近くにある『ベタ踏み坂』へ。
こんなイメージですが・・・。
橋のすぐ近くから見ると。ベタ踏み感少な目。
対岸の島に移動し、持っているズボラズームレンズの18-200㍉の最大望遠でも・・・
トリミングして何とかベタ踏み感出ました。家族からは何のこっちゃと批判が出ました。
続いて出雲大社へ。朝からガッツリ食べたのでここは観光のみです。
今年は本厄なのでお参りする都度1000円入れることを自分に課しておりますが、かなり痛い出費です。でもそれで厄除けになるなら!とエイヤァで続けてます。
①日目のメインは『日本一の居酒屋』と噂される、島根県益田市の『田吾作』へ。
古民家というか古い木造の建物でとても趣がありました。
イカのお造りは外せないとの情報あり。
最近イカが獲れずあまり入らないと言うことでしたが、早い時間に到着したので何とかありつけました♪
呼子イカも函館のイカも旨かったですが、ここのイカも同列1位タイの旨さでした。
それ以外、突き出しから、刺身から、お肉までどれを食べてもかなり美味。
島根を食べ尽くしてから、夜の国道をひた走り、山口県へ突入。
道の駅『シーマート萩』で車中泊。疲れていたのかぐっすり。
②日目。
この日も5時起き。
まずは近くの世界遺産、萩反射炉へ。3分で観光終了し、萩の街をクルマで散策。とてもいい雰囲気の街でした。
朝っぱらからやっていた、荒川蒲鉾店で名物『魚ロッケ』を。言うなれば、はんぺんフライですが、冷めていても地味に旨かったです。
萩と言えば長州藩の志士。やはり抑えるべきは松陰先生だろうと、松下村塾のある松陰神社へ。
松下村塾
ココでは千円札を切らしており、かと言って一万円は厳しいので50円を投入。きっと松陰先生も分かって下さるはず。
しかし、松陰先生の教え付きというおみくじを引いたら、「凶」が出ました(;_;)
おみくじマシンに「凶が出た方は社務所へ。おしるしを差し上げます」との記載あるも、朝6時台ではさすがに社務所もクローズ。むむむ。
続いて少し走って、秋吉台へ。
カルスト台地は雨で何も見えないので終了。
天候の影響のない秋芳洞へ。
秋芳洞は幾つか入口があり中で繋がっていますが、駐車場から歩かなくていい「エレベーター口」から入ることにしました。メインの入口は8:30開門らしいですが、何故かここは8:00から入ることができ、朝イチで人が殆どおらず、貸切状態でした。
秋芳洞を満喫し、ちょいと足を延ばして北九州観光と思っていた矢先、ヨメから「博多ラーメンが食べたい」と恐るべき申し出あり。
北九州から福岡は何気に距離があった記憶がありました。ヨメがどういう距離感をしているのか甚だ怪しいですが、豚骨ラーメンもいいかもと思い直し、ラーメンなら予約も不要だし、 そうだ博多行こう と一路福岡へ。
福岡は街中に緑が沢山あってとても好きな街です。雨でもやっぱり素敵でした。
ラーメンは『博多一双』へ。開店10分前に着いたら既に凄い行列。店外まで香る豚骨の香り。待ち時間も気分を味わえます。お客さんの回転は早く1時間もしないうちに食べられました。
いや、旨いですココ。
スイーツも食べんとダメとよ、と心の声が聞こえたので
『鈴懸本店』へ。鈴懸の名駅店で何回か買ったことがありファンでしたが、本店が福岡とは知りませんでした。
せっかくなので名古屋にはないものを中心に攻めました。
カステラが超絶の旨さでした。
抹茶パフェも八女茶の良い香りが口の中いっぱいに。かなり美味。
さて、次は北九州だぁ、と思っていたら、高速道路で大宰府の看板を見たヨメから、「大宰府天満宮へ向かい給え」との指示。
雨も強く駐車場も混んでいたので、駐車場探すという名目で自分だけクルマの中で待機を許されました。仮眠を取ったらまぁ熟睡。電話が鳴り置きた時は一瞬どこにいるのか分からないほどの深い眠りの中でした。
さて、ようやく北九州へ。
福岡、北九州エリアは色んなジャンルの美味しいお店が沢山ありすぎて困ってしまいますが、今回は「やきすき」を名物にしている焼肉屋さん『おんどる本店』へ。
やきしゃぶは他で食べたことありましたが、やきすきは初。なかなか美味なる一品でした。
せっかくなので北九州を観光。
歴史のありそうな建造物。
高炉でしょうか?
夜景の名所は強風でした。
門司と言えば出光発祥の地。
出光に並々ならぬ愛情を持つ自分は、とりあえず出光で給油。
門司にあるスーパー銭湯、『もじ楽の湯』で関門海峡を眺めながら露天風呂に浸かり疲れを癒しました。
風呂から上がると時間は22時過ぎ。
出光美術館は外から眺めるだけでした。
行きは関門海峡を橋で渡ったので、帰りは敢えて国道2号線のトンネルで通過することに。20年ぶりにくぐりました。
トンネルくぐったら、広島目指して高速へ。山陽道に入るまでの中国道の区間は照明も少なく、雨が強くてかなり見づらい状況でした。この日の仮眠場所である玖珂PAに着いた瞬間に眠りに落ちました。
③日目。
引き続き5時起きで、一路宮島へ。
宮島口からフェリーに乗りますが、狙うは6:25の始発。この始発便に乗れば、第2便が来るまで暫く時間があるので観光客少な目でとても静かに観光が出来ます。
シカがチラホラ。歩いていたらドドドっと音がして振り向いたらシカが5頭ほど集団で走っていました。
世界遺産 厳島神社。
あいにくの小雨でしたが、とてもいい雰囲気でした。
宮島と言えば、もみじ饅頭。
個人的に好きなのが、ココでしか食べられない『岩村もみじ屋』ですが9時オープンなので泣く泣く断念。ココの焼き立てもみじ饅頭(粒あん)は絶品なのであります。
人の少ない宮島を堪能し、広島市内へ。
平和記念公園の博物館、朝9時過ぎで既に恐ろしい行列だったので直ぐに断念。公園を散歩しながら原爆ドームだけ見ることにしました。
外国の方も多かったです。
広島と言えば、広電。
広電に乗りたかったので、無駄に広島駅まで往復してみました。
今はやりのLRTというのでしょうか?モダンな車両も増えてます。
僕らの時代だとこれが新型でしたが・・・
個人的にはこういうレトロなヤツが広電のイメージで、これからも生き残って欲しいです。
広島のランチは真のナポリピッツァ協会公認のお店、『Polipo』へ。モチモチのナポリピッツァは想定通り美味でしたが、その他の肉料理やスイーツまでどれもハイレベル。大変満足なお店でした。
ランチの後は愛知まで帰るだけ。
お気に入りの中国道で新緑の中を気持ちよく走ったまでは良かったのですが、名神草津あたりで1時間ほど渋滞に巻き込まれました。ACC使ったので楽ちんでしたが、やはり渋滞は嫌いです。
20時に愛知に無事到着。
スタートから70時間、総走行距離1860㌔。
楽しかったし、食べものも美味しかったです。でも、疲れは蓄積していたらしく、寝始めてから10時間経過していました(..;)
※※オススメドライブコース※※
広島から愛知まで普通に走れば山陽道ですが、個人的には中国道がオススメです。まずはGWの最中でもクルマが少な目。数年前のGWも走ったことがありますが、空いていたので、基本的に空いてそう。
距離はやや長くなりますが、特に広島→岡山の区間はグネグネとした高速コーナーが多く、走っていて楽しいです。この区間、特にクルマが少なくて殆ど走ってません(;゚д゚)
(覆面すらいなさそうでした。)
キツめコーナーだと250Rがチラホラ、300Rも数あまた。ストレートというストレートはなくて、これらの高速コーナーが延々と続くイメージ。スポーティーなクルマにはもってこいだと思います。
途中のPAも最近流行りのキレイなとこではなくて、時代から取り残された感のある昭和レトロなPAもあったりします。凄くイイです。
※※クルマについて※※
今回のレンタカーはヴェルファイア。72時間借りて25000円と格安。
2.4㍑のエンジンにCVTでしたが、ハードに走ってもエルグランドのように突然パワーダウンするセイフティモード?のような制御が入らなかったのは、かなり高評価です。
最安グレードのようでエアロも着いていないので、オラオラ感はやや少な目でしょうか。(控え目な自分にはちょうどよい??)
タイヤはインドネシア製ラウフェン?と初めて聴いたメーカーのモノで215/65R16。まぁ普通に走りました。
最安グレードでも内装の質感は良いと思いました。
なんと180㌔まで設定可能なACCまで着いてました。