SARD SARDダンパー  

【再レビュー】(2024/03/17)
当方車両が特殊なのか？
フロントの取説や付属ショートパーツに不備があったり、封入数が足りて無かったり、
その面においては中華製以下なのだけれど・・・

機能面は本当に尋常でない。

ぶっちゃけ、違う車になるくらいのレベル。

圧倒的に足付きが良くなり、
路面・タイヤのインフォメーションが爆上がり、
車両の解像度が一気に上がって手の内に収まった感が出る。
凹凸をいなす様になり、
激しく荒れた路面でもない限り、
アラゴスタでF18kg　R46㎏のバネレートが一切感じられないレベル。
ピッチングやピクピクとしたイレギュラーな挙動が無くなり、
車が飛んで着地するような状況でも強烈に収まりが良いし、そもそも飛びにくくなる。
そして、操舵に対する反応が極めて安定する。

結果、踏めるようになる＝速くなる。

コレ、
設定のある車種では最優先で入れるべきパーツと言っても良い。
特に、ストリート派ならもはや必須レベル。

費用対効果でみたら、購入価格の10倍近くあると思う。

ただ、ネガも0では無く、
先ずパーツ総重量が重いこと。
前後オーバーハング部に各5kgちかい重量増。
路面の良いサーキットでコンマ1秒を削る様なアタッカーには向かないと思う。

後は、
良くも悪くも『脚が柔らかくなった』様に感じる事。
操舵は安定するのだけれど、
いわゆる『ダル』になった様に若干感じる。
この部分は、フロント部の補強や減衰調整で味付けする感じになると思う。

STIのドロースティフナーも凄いと思ったけど、
コッチの方が明らかに効果がある。
よほど鈍感でない限り、誰にでも体感できる。

なんせ、路面凹凸によるドラレコの衝撃録画判定が出なくなるくらいなんだから・・・