JETTA VAG-COMを使ったオートライト、ワイパーの設定　-　図解編

VAG-COMを使ったオートライト、ワイパーの感度設定について質問をいただきましたので、整備手帳で簡単に説明します。この設定は現行のJETTAの他、GOLF V, Passart B6などに共通の様です。

まず、このページの下に有る関連ページのＵＲＬをクリックしてRoss-techのVWのページを参考にしてください。オートライト、ワーパーの設定は、[09] - Central Electronics の項目の　Subsystem: Rain/Light Sensor の項目になります。

それでは早速VGA-COMを立ち上げて、ケーブルを運転席右下のドアポケットの下に有るODBコネクターに刺して、エンジンキーをオンにしてください。
VAG-COMを立ち上げると写真の画面が出ますので、赤丸のSelectをクリックします。

VAG-COMが正常にＥＣＵに接続されていればSelectをクリックすると次のSelect Contro Moduleに移ります。
オートライトの設定は、Ross-Techのページにも有りますように、赤丸のついた09-Cent Elect.ですのでこれをクリック。

09-Cent Elect.をクリックすると、VAG-COMがECUの値を読んで写真のような画面が表示されます。
この画面が出たら、オートライトの感度、オートワイパーの感度の設定を行います。設定は、07-Codingをクリックします。

すると設定画面のウインドが出ます。このウインドでは３種類の設定値が有り、オートライト、ワーパーの設定は赤の矢印の所の三角マークをクリックします。

すると、最後のメニューに2 -- XXXXXXX RegenLichtSense xxx xxxx と出ます。ここで赤丸の現在の値を必ずメモしておいてください。
新しい設定値は、この赤丸のSoftware Codingのところに新しい値を入れて　Do It! で書き込みます。書き込みが終わったら、再度値を読み出して正しい値が入っていれば終了です。

オートライト、ワーパーの設定値の計算方法は、JETAA VAG-COMを使ったオートライト、ワイパーの設定　-　計算編　の方に記載します。