スポット増し〜フロント周り〜

サーキットやワインディングを走ってからボディのヨレやミシミシ音が酷くなってきたのでボディ全体にスポット増しをしようと思いました。お盆の連休のうち3日間でフロント周りのスポット増しをしました。

まずエンジンを下ろしてマスターシリンダーやブレーキラインを外しました。

タイヤハウス内は鉄板の配置が複雑でした。アンダーコートを念入りに剥がしました。

アッパーマウント周辺もコーキングが結構ありましたので剥がしました。コーキングがひび割れていたのと、鉄板が浮いていたので叩いて密着させました。

クラックは無かったですが、鉄板が浮いているところが多かったです。

鉄板が浮いているところは叩いて密着させて純正のスポットの間に1個ずつ打つようなイメージでやりましたが、下回りはちょっと多めにいれました。

鉄板をしっかり出さないと溶接が玉になって溶け込まなかったり直ぐ剥がれたりしてしまうようです。今回も鉄板が出し切れていないところが玉になってしまいました。ベルトサンダーやBSクロスサンダーで剥がしましたが結構時間かかります。

保護眼鏡とマスクはしておいた方がいいと思いました。

エンジンルームを26Uで塗りました。
ウレタンクリアまで吹いたのでテッカテカになりました。26Uではないみたいです。

ストラット周りは見栄えを良くするために溶接の盛り上がってるところをベルトサンダーで削ってます。

レーシングカーみたいな感じでカッコいいと思いました。白は油汚れなどがかなり目立つのでエンジンを載せる時や部品を組み付ける時に結構神経使いました。

完成しました。朝イチから塗装始めて終わったのが夜中の2時で疲れ果てましたがかなり様になったと思います！

スポット増しのインプレですが、フロントからのミシミシ音とヨレヨレ感は全くなくなってドッシリとした感じになりました。ボディが固くなったからか足がよく仕事していて跳ねてからの納まりもいいです。コーナー進入時の姿勢を作るのがかなり楽になりました。

今回はフロント周りだけ施工したので逆にリア周りのヨレが余計に気になるようになりました。前後の剛性の差がかなりでてしまっていると思います。自分のアルトは5ドアなのでリア周りの剛性は3ドアのワークスに比べてかなり低いと思います。

(36のワークスはリアドアやハッチの開口部にスポットが増されているようです)

フロア下、開口部、リア周りのスポット増しは土日とか使って地道にやっていければいいと思います。