山里料理を堪能

昨年に引き続き、今年のGWも山里料理のお店にお世話になりました。

三田市にある仁木家さんです。



シンプルで上品なエントランスです。

和モダンで清潔感もあり、期待が高まります。




今回は少し広めの個室を用意していただきました。

目の前の大窓越しに庭の木々や山里の風景を眺めがら食事ができます。

今回はランチコースで10品を頂きました。




野菜：瑞々しい野菜を特製のお味噌で頂きます。

とても新鮮で野菜それぞれの味、食感をしっかり感じて楽しめます。

さらに特製の味噌が野菜の味を引き立てて最高に美味しいです。




八寸：どれも旬のものを使い、小さいですが手が込んでいます。

味、食感共にそれぞれ異なり、食べるのが楽しくなります。




変わり蕎麦：温かいお蕎麦に香味野菜と梅干が合わさり、初めての味覚でした。





お凌ぎ：季節の味御飯でフキが炊き込まれていました。

フキの食感がアクセントになり、美味でした。お蕎麦もだし汁がお吸い物代わりになります。




焼き物：鱸の焼き物。身はミディアム、皮はカリッと焦がしてあり食感が楽しめます。

白身ですが、ポン酢おろしと合わせて旨味も十分でした。




揚物：季節の山菜天婦羅

山芋、ウド、原木しいたけ、タラの芽がそれぞれの春の味としてカラッと揚がっています。

レモンと塩だけで十分。




エクストラ？：　胡麻豆腐。

表面をあぶって焦がしており、食感が増すとともに、味も濃くなっていました。




炊き合わせ：筍のオランダ煮。

焼いた筍と、厚揚げにわかめと鰹節を合わせていました。非常に美味でしたが、なぜオランダ煮なのかは不明。




蕎麦：十割蕎麦。

手打ちの細麺。しっかりとした腰があってのど越しも良く、風味も抜群でした。




季節の果物、自家製ようかん、珈琲でフィニッシュ。

出てきたすべての料理は、鮮度を生かし、味わいを楽しめるが工夫が凝らされており感動モノでした。




それぞれの料理を待つ間も、戸外の木々の佇まいや、風の動き、鳥たちのさえずりなどが非常に心地よく、五感を通して癒されます。




今年も美味しい料理と至福のひと時を体験させて頂き、ご馳走様でした。

また、必ず再訪することを心に誓うのでした。