2006年10月28日
初めてSPEEDWAY PAL 行ってみました。
まず、ここに集まるドライバー達のレベルがとても高いことにオドロキでした。
全員当たり前のように3発振りを決めていました。
そしてコースも超ド級のテクニカルレイアウト。
あんな狭いコースどうやって???
しかしそこはPAL常連の方々です。
正確なドリフトで駆けていました。
凄すぎです。
僕も負けじと日が暮れるまで没頭し、成功率は30%くらいですが狭いコースでのドリフトができるようになりました。
3発振りの方もコース特有のタイミングに慣れ、成功率は50%くらいでした。
そしてボディの方は・・・ボロボロになってしまいました。
前回のブログの中で3発振りでは「アクセル一定」と書いていましたが、一部修正します。
3発目の後すぐにストレート残りの直ドリ+大半径コーナーがある場合にはアクセル操作が必要ということと、次の振りを始めるタイミングの表現を少し変えました(例:d地点→d-e地点)。
_____l_______
_____________
____k__P3____
_____________
_____j_______
_____________
_______i_____
_____________
________h____
____P2_______
________g____
_____________
_______f_____
_____________
_____e_______
_____________
____d__P1____
_____________
_____c_____a_
________b____
P1,P2,P3 はパイロンです。
a,b,c,dまで円旋回、c以降はアクセル一定とする。
早めにd-e地点で左振り返し操作する(f,g,hのラインを狙う)と、車体はやや遅れてg,hで振り返しが始まる。
早めにg-i地点で右振り返し操作する(j,k,lのラインを狙う)と、車体はやや遅れてj,kで振り返しが始まる
d,e & g,h & j,k の3ヶ所でテールを振りながら通過することになる。
3発振りの場合はアクセル一定が基本です。
ただし、j,k の後にストレート残り(直ドリ)+大半径の右コーナーがある場合、それに備えて進入姿勢を作るためのアクセル操作が必要となります。
つまりg-i地点で右振り返し操作するときにアクセルON(ほぼフルスロットル)です。
またまた追記です。
初めてのコースではうまい人の走行を見てどのタイミングで(どの場所で)振り返し操作するか、そしてライン取りも予め頭にインプットしておいたほうが良いです(これで余計なボディ損傷は避けられるかと)。
でわ
Posted at 2006/10/29 03:58:34 | |
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パル出撃 | クルマ
2006年10月27日
ラジコンでドリフト~3発フリフリ
3発振り(卍)
まずはマシンセッティング。
キャンバー角は言うまでもなく弱アンダー傾向となるように(実走行で探し出す)。
今まで特に触れてきませんでしたがタイヤはヨコモゼロワンRを使用します。
フロントのオモリは多め(70g~100g)がやりやすいです。
デフはフロントもリアもデフロック(スプール)で。
3発振りの場合だと、ワンウェイの効果は不要なのでセンターシャフトは直結でもOK。
3発振り以外の振り返しを早くするならワンウェイを選択します。
8の字ができないとどうにも歯が立ちませんので、8の字は必修科目となります。
そして人間のセッティング(心の準備)
プロポの操作に対し車体の動きはやや遅れるので、その遅れを見越して早めの操作で次のラインを狙うように意識しましょう。
いよいよ実技です。
_____l_______
_____________
____k__P3____
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_____j_______
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_______i_____
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________h____
____P2_______
________g____
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_______f_____
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_____e_______
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____d__P1____
_____________
_____c_____a_
________b____
P1,P2,P3 はパイロンです。
a,b,c,dまで円旋回、c以降はアクセル一定とする。
早めにd地点で左振り返し操作する(f,g,hのラインを狙う)と、車体はやや遅れてg,hで振り返しが始まる。
早めにg地点で右振り返し操作する(j,k,lのラインを狙う)と、車体はやや遅れてj,kで振り返しが始まる
d,e & g,h & j,k の3ヶ所でテールを振りながら通過することになる。
3発振りの場合はアクセル一定が基本です。
アクセル操作できっかけを作ろうとすると回りすぎて次の振り返しにつながらなくなります。
ただし、カウンターステアの状態でうまくアクセルONするとすばやく車体の向きを変えられます。が、アクセルの量が多すぎると次のコーナーでスピンしてしまいます。逆にアクセル量が少なくなってしまうとそこでスピンまたはドリフトからグリップ状態に戻ってしまいます。
で、行き着いた結論が「アクセル一定」ということなのです。
操作がとても微妙なので今のところ僕にとっても課題となっています。
パイロンの幅は約1.5mくらいです。
初めは広めの間隔がやりやすいです。
車速はドリフトが維持できる限界くらいまで遅くした方が成功率が高くなります。しかし、アクセル操作がシビアになります。
パイロンの間隔にもよりますが、最も成功率が高くなる進入車速を早く見つけ出すことが最も効率的かと思われます。
でわ
Posted at 2006/10/27 20:30:34 | |
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2006年10月26日
ラジコンでドリフト
前回の投稿にちょいと追記
セッティングについて効果の大きい順に並べた場合。
1.フロントとリアのグリップバランス
→つまりキャンバー角の調整のことを指しています。
調整直後は(浅くしても深くしても)グリップが上がってしまうので、約3分ほど走行させタイヤを馴染ませて(削って)それから特性を判断します。
2.デフの選定
オーバーステアの順に並べ、下にいくに従ってアンダー傾向となります。
フロントの場合;
ボールデフ
フロントワンウェイ(初心者のうちはボールデフより上位になるかも)
スプールデフ
リアの場合;
スプールデフ
ボールデフ
3.フロントに載せるオモリ
重いほうが安定しますが、アンダーに悩むうちは無いほうがよい。
終始アンダーに悩む場合は上位(効果の大きい順)を参考に
リアデフをスプールとし、キャンバーも調整してみる。
特に3発振りの練習を始める時は多目(100g~70g)のオモリがやりやすいです。
フロントもリアもスプールで、センターシャフトのみワンウェイがおすすめ。
ちなみに僕はLCGシャシに35gのオモリで頑張っています。
8の字練習その1
2つのパイロンを立てますが最初のうちは間隔は広め(2m~3m)がよいでしょう。
まずはグリップ走行の状態でパイロン中間 d,e,f 地点を通過しUターンを繰り返します。
8の字練習その2
e 地点のグリップ走行がなるべく短くなるように、すぐ次のドリフト状態を開始できるようにしましょう。
パイロンの間隔を自分のやりやすいようにいろいろ変えてみてください。
8の字練習その3
振り返し地点 e でリアが滑り過ぎないように b,c 地点で既に進入姿勢を整える必要があります。
d 地点では既に e,f,g,h,i のラインを狙って旋回を始めます。
内側に回り込みすぎる場合はアクセル+カウンターステアで対処し、外側に逃げようとする場合はアクセル緩め or ブレーキ + ステア切り増しの後すぐにアクセルONで対処。アンダーになってしまったら回頭が始まるまで約0.5秒待ってからアクセルONします。
同様に、振り返し地点 m でリアが滑り過ぎないように j,k 地点で既に進入姿勢を整え、l 地点では既に m,n,o,p,q のラインを狙って旋回を始めます。
.............i.............
....h.................j....
...g...................k...
....f.................l....
.............em............
....n.................d....
...o...................c...
....p.................b....
.............aq............
美しく安定した8の字を連続してドリフトできるようになるまでは長い(そして全てを忘れて熱中できる)道のりとなります。
僕の場合は毎週週末の練習で定常円ができるようになってからさらに約2ヶ月くらいかかってます。
8の字が見づらくてごめんなさい。
ドットを入れないと空白が勝手に消されてしまいます。
でわ
Posted at 2006/10/26 22:55:37 | |
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2006年10月26日
動画の載せ方を習得するまでしばらく時間がかかりそうなのでテキスト掲載に徹しようかと。
*”特訓”という言葉が多用されていますが、”時間も日焼けも忘れ熱中し楽しむ”と翻訳しながら読んでください。
ラジドリを始めたばかりの頃。
セッティングは適当、キャンバーゲージも持たず。
→今思えば最初のうちから必須でした。
ここで、順番は違うけどセッティングのせいで迷宮入りしないための基本を記します。
最初はフロントもリアもキャンバー2度から始めてとりあえず走行。
練習しているうちに回り込み過ぎる場合はフロント2度、リア3度としてみる。
それでもスピンに悩まされるなら、フロントのキャンバーを減らすかフロントに約70~100gのオモリを載せてみる。
**ただし、アンダー傾向でなかなかテールスライドが始まらないくせに、一旦テールスライドが始まると即スピンしてしまうという怪現象が存在します。
そんなときは、リアグリップが強いという判断となります。
慣れてくればこんな状態でも許容範囲内となるのですが、そうでないうちは樹脂リングだけ新品に替えて、ゴム部分が接地しないような低グリップのタイヤを試してみましょう。11月5日と26日のブログを参照してみてください。
アンダーが強い場合は、フロント3度、リア2度としてみる。
それでもアンダーが強い場合はリアのキャンバーを減らすかリアデフをデフロック(スプール)にしてみる。
いろいろ楽しみながら試してみてください。
雑誌に載っている有名人のセッティングを真似てもいいと思います。
*最初からベストセッティングはできないものと割り切りましょう。
(ベテランドライバーがマンツーマン指導できればラッキー)
*自分自身の練習とセッティング試行を交互にやっていくうちに身についてきます。
オススメのセッティングをここで紹介。
フロントもリアもデフロックとし、センターシャフトのみワンウェイにしてみる。
ワンウェイ特有の過敏なスピンもマイルドな特性となり、それでいてサイドブレーキのような効果もしっかりあります。
S字で回頭を始めるまでの約0.5秒の待ち時間が不要となるので振り返しも早くなり、D1クラスの追走ドリでも有効かと思われます。
キャンバーは、リアよりもフロントが負けるくらい(弱アンダー)の設定を実走行で探し出します
迷ったらフロント3~4度、リア2~1度がおすすめ。
セッティングについて効果の強い順に並べると、
1.フロントとリアのグリップバランス。
2.デフの選定
3.フロントに載せるオモリ
・・・それ以上にドライバーの精神状態も大きな影響を及ぼします。
話は戻り。
定常円旋回もできず、8の字なんかできやしない。
とりあえずUターンから始めたよ。
この頃はドアンダーに悩まされていました。
でもコツをつかんだのです。
アンダーでも車体が回頭を始めるまでの約0.5秒を待ってアクセルonでドリフト状態へ遷移。これでドアンダーの悩みは解消。
ここでアンダーとは、旋回しているがフロントのグリップがリヤよりも負けている状態。
ドアンダーとは、ステアリングが切れているのに車体が真っ直ぐ突進する状態。
とにかく特訓です。
車体の回頭を見てすばやく意識せずに反射的にカウンターで修正できるようになるまで。。。
いよいよ定常円旋回。
が、、、まったくできず。
これもひたすら特訓でした。
最初は180度旋回する間に次の360度旋回のための進入姿勢を整えるといったカンジで楕円旋回から始めます(Uターンが2つ繋がったようなもの)。
慣れてくると90度旋回するとき既に180度旋回のための進入姿勢を整えることができ、真円に近い動きを連続して行なうことができます。
車体の動きを予測するってやつです。
大きな円も小さな円もできるようになるまで特訓あるのみ。
定常円旋回ばかりだと飽きてくるので、S字ターンも少しづつ特訓開始です。
定常円旋回がある程度できるようになるとS字も感覚的に操作できるようになっているはず。定常円旋回ができるということは、進入姿勢を常に整えられるつまりスライド量と回頭のコントロールが身に付いているということになるのです。
ここまで約2ヶ月かかりました。
次は8の字です。
S字ができても8の字は段違いに難しく感じると思います。
でも成功率が低いながらもできるはず。
8の字が美しく安定して連続してできるようになるまでさらに2ヶ月くらい要しました。徐々に成功率が上がってくるカンジです。
成功したときの車速をしっかり記憶し、思い出すようにしましょう。
回頭するタイミングとアクセルのタイミングも記憶し、思い出します。
うまく説明できなくてごめんなさい。
動画の掲載方法がわかったら動画を載せるのと同時にもっと詳しく説明しようと思います。
・・・しばらくお待ちを。
この頃からサーキットデビューです。
YATABEアリーナには常にドリフトファン達が集まっているので、話しかけてセッティングのことや操作法など訊いてみましょう。アドバイス全てが正しいとは限りませんがみんな手探り(僕も手探り)なので矛盾があっても恨まないように。
ベテランドライバーが走らせている様子を見学してもためになります。
次は最も難しいと思われる3発振りとスラロームについて紹介します。
・・・しばらくお待ちを。
ドリ特訓中に集中力を維持するにはチョコレートですよー。
でわ。
Posted at 2006/10/26 16:25:53 | |
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