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※ここには、今回の作業の要点のみ記載しています。他にも注意すべきことはありえますので、ご注意ください。
ブレーキは、安全上非常に重要なパーツです。十分に構造等を理解した上で、慎重に作業する必要があります。少しでも不安があればプロに作業を任せるべきです。
今回使用するのは、PLOTのスウェッジラインです。
融雪剤のまかれた道なども走りますので、フィッティングもステンタイプを選択。
ガスケットも付属してきますので、現状で交換が必要な部品がなければ、これだけで足ります。
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これが、今回取り外す純正のブレーキホース。
車体側ブレーキパイプとの接合部、キャリパとの接合部、ショックとの固定部の3箇所を外してやる必要があります。
このホースを外すと、当然ブレーキフルードが漏れますので、なるべく漏れる量を減らしてやるために、ブレーキペダルを踏みっぱなしの状態にしたらいいようです。私は、重しをしておきました。
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まずは、ショックとの固定を外します。
次に、車体側パイプとの接合部を外すわけですが、ここのナットは、柔らかい上に、固着してる場合が多いようですので、フレアレンチ(10mm)推奨です。(実際、今回も4箇所中2箇所が固着気味で、スパナだとなめてた可能性が高いです。)
なお、リア側はスペースが狭く工具が入りづらいのと、フロント側は、ナットとパイプの保護皮膜(?)との間隔が狭いのとで、フレアレンチは、小さめのフラットなタイプがいいようです。(私は違うものを使用して、かなり苦労しました。)
で、写真は、件のナットを緩めて、その後に車体とパイプを固定するクリップを引っこ抜いたところです。
フルードが漏れてますが、2の対策をしていたところ、これ以上はほとんど漏れてきませんでした。(むしろ、フロントキャリパからの漏れが一番多かったかも)
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次に、キャリパ側の接続を外します。ユニオンボルトを緩めるだけです。
で、写真は、外した純正のホース。
キャリパ側のフィッティングの形状が、スウェッジラインと若干違います。
厚さが、純正の方が薄いのと、純正には、向きを固定する凸が付いてますね。
気にせず、そのまま組みましたがw
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で、ステンメッシュホースを取り付けます。
まずは、キャリパ側ですが、付属のガスケットを両端に挟みます。
ユニオンボルトは、純正のものを使用しますが、今回は、頭が朽ち果ててるのとかあったので、新品を使用しました。
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キャリパ側を仮固定したら、パイプ側も仮固定します。
(取説によると、特にトヨタ車は、パイプ側接合部が変形していて対策が必要な場合があるようです。)
で、ホースに変なストレスがかからないように、ショックとの固定部分の位置決めをします。
スウェッジラインは、基本的に、純正と同じ取り回しで固定できるようにできてますが、今使用しているショック(ハイパーマックス2)だと、全くそのままというわけにはいきませんでした。
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写真は、いきなりフロントになってますが、ショックとの固定は、フロントの方が悩みました。
この位置決めができたら、ホースの両端を確実に固定します。
で、フルードのエア抜きをしてやれば完了です。
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