ブレーキキャリパー交換（リア）

いよいよ、キャリパをＯ／Ｈしたものと交換してやります。

まずは、パッドをはずしたりしていくわけですが、そこまでの工程は、パッド交換の際の整備手帳（関連情報ページの１～３）を見ていただければ。

唯一違う部分といえば、このパーキングブレーキのケーブルの外し方。
矢印のところにピンがありますので、こいつをプライヤーか何かで挟んで引き抜きます。
すると真ん中の棒が引き抜けますので、これで切り離し完了。

次に赤で囲ったところの板を矢印方向に引き抜きます。
ウォーターポンププライヤとかではさんでやると抜きやすいかも。
板がとれたら、ケーブルを矢印方向に抜くことができます。

で、いよいよブレーキホースの切り離しなんですが、青い部分のユニオンボルトを外せば切り離せます。
ただ外すだけだとフルードがダダ漏れになるので、何か対策を考えましょうｗ

ホースクランプとかではさむといいと情報をいただいたのですが、もってないので、写真のようにボルトで挟んで止血ｗ
じわ～っと漏れてはきますが、これでほぼ大丈夫でした。

そうしたら、いよいよキャリパが交換できます。

キャリパは、裏側にある２本のボルトで固定されてますので、これを外して付け替えれば交換完了。
ただし、外すのに結構力がいりますので、柄の長い工具があった方がいいかもしれません。それと、一つのボルトは工具が入りにくいので１７ｍｍのディープソケットとかじゃないと厳しいかも。

・・・私の場合、左のキャリパは、ボルトが固着してはずれなかったので、マウント部の交換は諦めて、シリンダー部のみ交換しましたorz

あとはばらしたのとは逆の工程で元通り組み立てるわけですが、ブレーキホースの接続には、新品のガスケットを使用。
これ一個が２８０円（税別）！

組み立てが終わったら、当然のことながら、フルードのエア抜きが必要です。
私は、いつもは負圧抜きをしているんですが、さすがにそれだとしんどそうなんで、エア抜き要員を確保して、通常のエア抜き方法でやった方がいいですね。

走り出す前には、ブレーキペダルを何度か踏んで、パッドを確実にディスクに密着させてやりましょう。

※ブレーキは安全に直結する重要な部分です。十分な理解と慎重な作業が必要です。
あくまでも自己責任でお願いします。