ヘッドライトのウレタンクリア塗装
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
劣化して「加齢黄斑変性」状態のヘッドライト(笑)
ここまでくると市販のヘッドライトコーティングでは効果が無いため、最終兵器とも言えるウレタンクリア塗装しました。GJのヘッドライトは目元が凹んでいる(黄色丸内)ため、ここが磨きにくいのと、目じりの縁に段差(赤線部)があり、この奥を何とかしたかったので、バンパー外しての施工となりました。
ヘッドライトスチーマーも考えましたが、耐久性という点ではやはり塗るのが一番だろうという事で・・・。
2
マツスピのリップが付いていると、バンパーが外しにくいのですが、アンダーカバーの前部を外してからだと結構簡単。手前の倒れたバケツは外したバンパーが転がらないための台です(笑)
バンパーリテーナーは娘の指示で新品に交換しました。(8年半で初めての脱着だと破損する可能性高し・・・との事)
結局リテーナーは壊れませんでしたけどね。
3
レーダーの前にある「マスコット」、ここも傷んできているため、塗装します。単なる板なのに新品は2万円弱!!!
値段を知ってしまったら、これはもう塗るしかない。
ビス3本で固定されているので、バンパー外さないと取り出せません( ;∀;)
4
耐水ペーパーは#600から始めて、#800,#1200まで研ぎました。
午後から開始し、ヘッドライト2個、マスコット、NDのリップを処理したため、初日はペーパーまでで終了。
5
2日目は塗装の練習を兼ねてマスコットとNDのマツスピリップから塗装開始。リップはガリ傷(黄色枠内)補修してシリコンオフ→捨て吹き2回、本吹き2回で終了。
ポリカーボネードはシンナーに侵されるので、シンナーを揮発させるための捨て吹きが大切です。塗料を載せながらシンナーはとっとと揮発させるのが捨て吹きの本来の目的なので、捨て吹きで塗膜がある程度できてしまえば、それからの本塗りではシンナーは下の層には届きにくくなります。
6
いよいよヘッドライトの塗装です。シリコンオフは使いたくはないのですが、確実に脱脂したかったので、ショップタオルにシリコンオフを塗布して脱脂しました。
捨て吹き2回と本塗り2回の予定で順調に塗装が進み、本塗りし1回目で透明感がでて、写真は本塗り2回目終了時の右ヘッドライト。
これで終了!! といきたかったのですが、最後の最後で塗料不足によるゆず肌発生・・・。
これにより最後の左のライトはクリア感を出す直前にゆず肌のままジエンド(涙)
塗装後に磨くのは覚悟してましたが、#1500,#2000,#4000のペーパーの在庫が無かったため、近所のホームセンターに買いに行って2日目はここで終了。
*マスコットとNDのリップは十分に乾燥したので、この日に磨いておきました。
7
いよいよ磨きの3日目。最後はリョービのポリッシャーを使うので、安定させるため車体に取り付けてマスキング。
塗膜はある程度の厚さは確保しているはずですが、ビビりながら#1500から研ぎ出し開始。
#2000,#4000で研いで透明感が出たところで、ポリッシャーにバトンタッチ。
リョービのダブルアクション+スポンジバフで3Mのハード1→ハード2→ウルトラフィーナで仕上げました。
8
磨き終了→バンパーとアンダーカバーを戻して午前中に終了。
写真だとクリア感がよく解りませんが、かなり良くなりました。
レンズ内部の曇りが年式相応にあるため、新品!!!同様とは言えませんが、これで洗車のたびにボディの綺麗さに不似合いな黄色いヘッドライトにがっかりすることも無くなりそうです。
今回は折角バンパーを外すので、ナンバー奥のアンダーグリルを新品にして、ナンバーのベースを中期のものを穴あけして取り付けてあります。
それとHIDもフィリップスの6000K,2500lm(車検対応純正交換用)に交換しました。
やるなら一気に・・・という事で。
正味2日間かかりましたが、何だかやり切った感で一杯です(笑)
残る懸案はインジェクター・・・、これはもう暫く先になりそうです。
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