デフオイルの交換（FD3S RX-7 Type-RB）

弊FDには、メーカー不明ながらも機械式のL.S.D（リミテッド・スリップ・ディファレンシャル（Limited Slip Differential）が入っていると思われます。

デフオイルの交換歴は不明ですが、小さな交差点を曲がる時のチャタリング（デフからの異音、異常振動）が気になっていたので、交換履歴をリセットする意味合いも含めて、デフオイルを交換することにしました。

当初は自宅車庫で交換しようとして、道具もある程度そろえたのですが、ローダウンスロープ程度の高さでは作業が困難なので、交換作業はいつもお世話になっているタイヤショップさんに依頼しました。

乗った印象からして、恐らくCUSCOのL.S.Dが付いている可能性が高いんですが、経験上機械式L.S.Dのチャタリング対策にはCUSCOの専用オイルが良く効くと言う印象なので、昨年のマツダファンフェスタのCUSCOブースで購入していました。

FRのリアデフ用なので、当初80W-140を購入しようとしたんですが、CUSCOのスタッフの方が、サーキットやジムカーナでバリバリに走るのでなければ80W-90の方が扱いやすいとのアドバイスをいただいたので、80W-90を2缶購入しました。

対面で専門家にアドバイスをいただけるのはありがたいですね。

・・・とは言え、今回は当ガレージに何故か使いかけの80W-140が有りましたので、ブレンド（チャンポン）して使います。

ちなみにFD3Sのデフオイルの種類と容量（参考値）は下記の通りです。

粘度：SAE90・GL-5
容量：1.3リットル

リフトアップして、古いオイルを抜きますが、このようなオイル類を交換する際の鉄則で，まず最初にフィラー（注油口）が開くことを確認してから、ドレン（排油口）を開けて廃油を排出します。

なぜなら、先にドレンを開けて廃油を抜いて、もし何らかの理由でフィラーが開けられないと、新油が入れられなくなってしまうからです。

なお、フィラープラグは23mm、ドレンプラグは24mmとなっています。

抜いた廃油は思ったより綺麗だったのでひと安心。

ちなみに、80W-140が0.6～0.7リットル位残っていたので、80W-90とほぼハーフ＆ハーフ？って感じでしょうか？

あと1回分ほど残っているので、次回は全量80W-90で交換したいと思います。

走行距離：147,647km

作業と並行して、タイヤのエアチェックおよびタイヤワックスの塗布をしてくださいました。

タイヤのプロショップならではの心配りです。