(7)Leaf Spyバッテリーステータス記録（10000km走行　Hxの値、最高値更新）

LEAF　SPY　から得られるデータを定期的に取得していきます。
第7回目です。
記録日　2014.8.31　走行距離　10,243km　

前回記録から2000kmほど走りました。

現在の各数値は以下の通り。
　　AHｒ＝67.18
　　SOH　100％
　　Hx　103.42％
　
　LeafSpyの表示するSOCの値が40％を切ると、各数字が変化しないことを確認しました。

バッテリーの容量を表すAHｒの値の推移。

10000km達成記念ドライブで、富士山一周してきましたが、その時にぐんと上がりました。

充電回数の推移です。

私の場合、通勤や自宅の周りで使うときは50～60kmあれば十分です。
その航続距離を確保するには、LeafSpyのSOCの値は39％でした。リーフのインパネに表示される充電率は32%です。

一週間ほど、リーフの充電率が32%を超えないように、充電時間をコントロールして使ってみました。

タイマー充電等を利用して、60分～90分程度のこまめな普通充電したため、200Vの充電回数が伸びています。
（タイマー充電すると、2回カウントされます。）

バッテリーの内部抵抗の状況を示すと言われているHxの推移。

102％を超える値まで上昇し、その後101％まで低下。

その後、低下しない方法に気づき、ロングで上昇させた値を維持さえることが出来たので、納車以来最高値の103％を超える値となりました。

SOHの推移。

100%まま張り付いています。

LeafSpyのSOCの値が40％未満となるようにコントロールした様子。

ロングライフ充電に設定しても、200V普通充電した翌日は充電率が高いので、走行するとHxは低下してしまいますが、たしかに、LeafSpyのSOCが40％未満だとHxは変化しないのです。

タイマーの充電時間を読み誤り40%を大きく超えて50%近くになった時と、わずかに41%となってしまった時に、Hxを低下させてしまいました。

10000km記念の富士山1周ドライブで、Hxが1.4％上昇しました。長距離を走ると決めている時には、QC＋連続走行によりHxを上昇させる事ができます。

【現時点でのまとめ】
バッテリーの健全性をたもつにはどうするか
①QC+ロングで上昇させる。
②普段の走行（一日50～60ｋｍ未満）は、LeafSpyのSOCが40％（リーフの充電率32%）以上とならないように充電時間をコントロールする。

この2つを実行すると、Hxが上昇するばかりで低下しない。
つまり、バッテリーの健全性は高値を保ったままにできる。

SOC40％未満（リーフの充電率32%以下）で使うのは慣れが必要ですね。もしかして本来のリーフの使い方では無いかもしれません。

【所感】
バッテリーは化学物質です。気温や使い方により、バッテリーの状態はアナログ的に変化すると考えるのは自然だと思います。
ですので、SOC40%を境に、変化する/しないというのは、なんらかの判定式で演算されている・・・としか思えません。
つまり、正しいバッテリーの状態を表していないのではという気がしてきました。

上記、不明な部分も大いにありますが、リーフ付き合って半年、1万ｋｍ、また一年点検も受けていないので、すくなくとも、それまではデータ取りつづけてみたいと思います。