シフトケーブル不具合対策

先日のTC2000走行会にてシフトトラブル発生しました。
症状は2・4速が入りずらく入ったか分かりずらいという感じです。
これで2回目なので、今回はちゃんと対策したいと思います。

まづは問題個所にアクセス出来るようフロワコンソールをばらしていきます。

エボ10は簡単なつくりになっていてボックス底の2本のボルトと前方の2本のボルトをはずせばバラせます。
しかし、悩むのが前方の2本のボルトの緩め方です。
そこで今持っているカバーを外します。

カバーを外すと上からドライバーが入るように穴が空いてます。
ここから2本のボルトを緩めます。
そうするとエアコンのパネルも外せますので問題の箇所にアクセスできます。

こんな状態です。
って言われてもわかりませんよね。
矢印の黒い部分が左のケーブルのように白いシフトケーブルASSYに嵌まってないといけないのですが、外れて前方にズレちゃってます。

1・3・5速はこのケーブルが手前に引っ張られので普通に入るのですが2・4速は前方に押すようになるので固定されていない為、入った感覚が分かりずらいと言った感じです。
画像は4速に入れてる所ですが、ケーブルがういちゃいますね！
サーキット走行中はシフト操作が早く力も入るので、このように外れたと考えられます。
またうちの場合はラリーアートのクイックシフトが入っているのでノーマルに比べて硬いので条件が悪いのかなと思います。

正しい位置に嵌めた状態です。
いちおう上から押し込むとカチッと嵌まるのでやさしいシフト操作で普通に走る分にはこれで問題ないと思います。

私の場合はこれで2回目なので今回は画像のように針金で固定しました。
幸い問題の箇所の裏側には隙間があったので黒い部分を下に引っ張りぐるっと回り込んで上で締めてます。
これでもう外れる事はないと思います。

ばらした逆の手順で組付け完成です。