三輪と言ってもミゼットでなく知人のマツダのオート三輪です。
これは補助ラジエータータンクです、今どきのクルマと違いこれは圧がかかっているんです。どうもラジエーターがエンジンより低い位置にあるからのようだ。ちょっと見なんでもないような。
ひっくり返すと穴だらけ。昔は今と違いLLCでなく不凍液を使っていたがほとんどが十分なメンテをしなかったのだろう、そうでなければこんなには錆びないはず。
錆びを落とすと穴はさらに増え100か所以上に、そしてタンク内の錆とり処理をしたらプラス20か所!
黒っぽいところに針を刺すと貫通します。
半分に割って修理できればいいがかなりハードルが高いから今回はハンダで修理します、小さい穴は簡単に埋まるが3mm以上は真鍮板を切ってあてがいハンダ付け、鏝は300W。なお底は全体に少しへこましています。ハンダ修理がOKになったらエポキシ樹脂でコーティングするからです。
水漏れテストは三回目でやっと止まりました。
エポキシでコーティング。
今回使った錆取り剤とタンクシーラー、ミゼット用に買っておいたものだが自分のより他人のが先になってしまった。でも今回のような小物を経験していると要領がわかり失敗が少なくなる。
これも経験か、このタンクシーラーの蓋があかない、どんどん変形してくるし最後はこんなになりました。
タンクシーラーでコーティング後、口が小さいので分かりにくいがとろっとした感じに仕上がっている。
この時期寒いからか固まるのに一日かかった。定期的に回転しないとどうしてもそこにたまってしまう。均一に仕上げるには豚の丸焼き状態でゆっくり回し続けないとダメだろう、でもそんなの無理だよね。自分のをするときは何か考えよう。
さてこの続きはいつかな。
Posted at 2019/01/08 18:24:14 | |
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